コスパ良い!本当に美味しいオリーブオイル選び

端的に言うと「フレスコバルディ・ラウデミオ」を使えってこったね!という事に帰結してしまいます。
フレスコバルディ・ラウデミオは、トスカーナで最も有名な生産者の一つで、3種類を独自ブレンドしてオリーブの実が完熟する直前に収穫して、圧搾も収穫後24時間以内に行われています。

エキストラヴァージンオリーブオイルとは酸度のこと

何を持ってオリーブオイルの規格を決定しているか一般ではあまり知られていませんが、酸度によって分別されています。国際規格のIOCでは100gに酸度0.8%以下のオイルのみをエキストラバージンオリーブオイルと定めています。しかし日本のJASでは酸度2%以下をエクストラヴァージンオリーブオイル、それ以上をピュアオリーブオイルと定めています。
酸度というのは脂肪酸が何%遊離しているかの度合いです。生成後は酸度は余り変化しないので、オリーブの実を収穫してから如何に早く圧搾するかで酸度が決まると言えます。つまり酸度が高いものは劣化して傷んでいるとも言えます。

日本のオリーブオイルは偽物ばかり!?

日本のスーパーマーケットで売られている500mlで1000円以下の”イタリア産”は高い確率で偽物が混じっています。オリーブオイルを他国からイタリアに持ち込み経由しただけのもの、有機溶剤で絞りカスを溶かした”オリーブ・ポマス・オイル”のラベルが張り替えられるなんて事も実際に存在するのです。
それらのオリーブオイルは、とてもじゃないけれど非加熱で食べるのは不可能です。オリーブオイルをティースプーンに救って食べてみると一目瞭然です。本当に良いオリーブオイルは、香りが良くなめらかで良い風味がします。

残念ながら激安でセールで売られているものほど質が悪い傾向にあります。そして高級な百貨店で売られているようなものは、ハズレが少ないのも確かです。

非加熱で食べて辛いからといって質が悪いわけではない

オリーブオイルのフルーティーさは、生産地、生産者、分離方法などによってライトな口当たりのものから、どっしりとしたストロングまであります。なかでも強い辛味を感じるものや、グリニッシュ感、いわばピーマンを生でかじったような生臭さがあるものまれあります。

辛いものは加熱すると、途端に香りが立って炒めものやイタリア料理に最適であったりします。ですので一概に生で辛い=質が悪いというわけでなく、特性が異なるということもあります。
一般的にはライトな軽やかでフルーティーな口当たりのものは生野菜にさっと掛けて岩塩とでサラダにしたり、仕上げ用にパスタの最後にちょっと回すと香りが引き立ちます。一方であまりに思いヘヴィータイプは揚げ物なんかに適していたりします。

仕上げ用や拘りの料理にはolivoがお勧め

日本で量り売りをしている店は数多くありますが、中でもOLiVO(オリーヴォ)は最高品質のオリーブオイルを数多くもっている専門店なので、かなりのマニアにもお勧めできます。コールドプレイ製法や、単一農園、手積み、初摘みなどワインマニアのようにオリーブオイルにこだわっている人にも満足できます。
品質が高いかわり、若干コストもかかります。ですので料理用でバンバン使うよりは仕上げ用として使うと特別な香りを家庭でも手軽に楽しめます。もちろん予算が潤沢にあるのであれば、何十種類も家に並べて気分によって選ぶのもありですが…。

安定はフレスコバルディ・ラウデミオ

正直言ってつまらない選択ですが間違いがありません。そして個性が乏しいので何にでも似合います。
フレスコバルディ・ラウデミオにもビンテージや特別なモノもあるので一概には言えませんが、このオーソドックスなオリーブオイルは輸入食品店で2500円程度で手に入る”ちょっとした贅沢”にぴったりです。
もうひとつ有名なアルドイノ エキストラヴァージンという金色の紙に包まれているオリーブオイルもありますが、こちらよりはフレスコバルディの方がクリーンですっきりしています。
しかしアルドイノは手積み、石臼挽きというのだから価格の割にクオリティは高いです。オリーブオイルは遠心分離機によって高速に回転させて効率良く搾取する傾向にあります。その時に熱によって油が劣化しやすいのです。
しかし石臼挽きのようなアナログな方法では熱が加わらずに旨味と香りがしっかりと残ります。

いいから安くて美味しいオリーブオイル教えろよ、はっしーめ!

とお思いの読者様、実はあります。
今紹介したものよりは数段味や香りはお取りますが、楽天市場の「ハイ食材室」のオリーブオイルを安い順にソートすると1000円代から大容量のオリーブオイルが出てきます。これは実は何種類も試したのですが、ソコソコ美味しく大量に使う家庭であれば結構お勧めです。

安いものを日常使いして、こだわりの料理や客人が来た時、ドレッシングとして使う時だけは本格的なものを選ぶのがお勧めです。しかしいずれも開封してからは数ヶ月で使い切ると良いですよ!

ちなみに、産地でいうとシチリア産、ギリシャ産は非常に美味しい傾向にあります。またもし安い1000円代のオリーブオイルを探すのであればスペインも良いでしょう。
こだわって産地を絞って、イタリアのキャンティなんかのオリーブオイルも試してみたのですが、美味しいけれどワインのようには特徴が出ませんでした。(サンジョベーゼじゃないのでね!)

というわけで、本当は教えたくないオリーブオイル選びでした。(深夜に慌てて書いたので一部、間違ってるかも)



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