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Nikon D2XとCarl Zeiss MILVUS 1.4/50 ZF.2 レンズ

久々に静岡に帰省して桜梅桃李という店で発酵中華を食べてきました。渋谷の月世界譲りの味は激辛でありながら複雑で豊かな香りがあり食欲が湧きます。

そんな訳で大人本の更新ができない!(言い訳)
今回はニコンの古い一眼レフカメラとレンズの組み合わせで、どんな描写になるのか5枚紹介します。

巻頭の写真ですが、f/2で1/100 ISO100で撮影しましたが、再度が現代のカメラのように上手に表現できた例です。
D2Xは2005年のカメラで実に14年も時間が経っています。デジタルカメラの歴史はカシオのQV-10からですが、商用という意味ではD1からスタートしました。その次のモデルなのでデジタルカメラとしての古さを感じさせます。
それでいて、インスタ写真や最新の高性能一眼レフカメラ、ミラーレスとも異なる描写を見せます。

こちらは先日紹介した、Nikon D4とカールツァイスの写真です。冬の寒さが伝わってくるような色合いです。
やはり新しいほど鋭く明暗に強い絵になる傾向にあります。

こちらもD4の作例ですが、森の中でフィルムから切り取ったような一枚です。
寒さを感じさせますが、木漏れ日が差し込み優しい印象を受けます。工業製品と有機的なものが融合したニュアンスです。

こちらは本日D2Xで撮った静岡からの景色です。一言で表すと「お爺ちゃんが記念に撮った写真」です。
なんというか構図も静岡っぽすぎますし、色味がなんとも古臭くフィルムカメラで絞って撮ったような感じです。
ジジ臭すぎるのが難点ですので、モダンな構図や対象に切り替えていかないと本当にニコ爺になってしまいます…。

パスタの写真です。自然光で撮影しましたが、まあやや美味しそうに見えます。
現代のiPhoneの写真に見慣れすぎて、50mmという画角とボケが既に古くさくなって感じます。食べ物撮影は新しいカメラの方が良いですね…確実に。

カールツァイスはMF(マニュアル・フォーカス)専用なので、ピント合わせが難しく、ボディとレンズを調整に出さないとジャスピンで撮るのが難しいのです。ということでややボケていますが、壁の材質の質感が出ていたのでアップしてみました。D2Xは古いので発色があまり良くないのですが、カールツァイスと相まって中々良い味が出ています。
露光アンダー気味で撮影すると雰囲気が出るのではないでしょうか。

最後はワインボトルの写真。謎の条件で突然発色が良くなる事があります。
コントラストが強く出るので、書斎やこういった写真は雰囲気が出ます。ポートレートで人物を撮るのであればかなりコントラストを下げて設定するかRAWの調整をすると良いです。

という訳で2019年になってD2Xを持ち出してみましたが、「やや有り」です。作品創りで、たまに使うというのであれば良いと思います。常用するのであれば新しいボディの方が良さそうです。

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