鷹匠のフレンチ、ラ・カーブ・ド・ナガフサ行ってきました

静岡でも数少ない本格フレンチレストラン

奥様方からは”静岡の代官山”なんて言われている鷹匠町、新静岡駅から徒歩5〜10分で辿り着くことができます。呉服町や両替町などの分かりやすい立地に比べて、鷹匠はどこも隠れたような場所にお店があり、中々一見では入りにくい店ばかり。フレンチも増えてきましたが、”カジュアルフレンチ”と称してパスタを出すような三流店が多いのもまた事実です。そこで、本格フレンチレストランの”ラ・カーブ・ド・ナガフサ”にお邪魔しました。

料理のコースは5千円〜1万円で選べる

コースは「夏のおすすめコース」 7000円
*雲丹と人参クーリのカクテル風
* フォアグラの温製料理
* 冷たいスープ
* 本日の鮮魚のポワレ
* 牛フィレ肉のステーキ又は本日のお料理
* 本日のデザート
* お飲物 コーヒー 又は 紅茶

といった内容です。当日、ウニの入荷が無く代わりの品が出ました。
牛フィレ肉はシャラン産鴨に変更してもらいました。

ワインのメニューが豊富

店内のセラーにはDRCからグランヴァン、ペトリュス、モンラッシェ、サロンなど様々な高級ワインのエチケットが貼られています。公式サイトにもワインリストが公開されていますが料理に合わせて豊富なワインから選べます。個人的には七間町のHARAGUCHI le restaurantの方がより通好みかと思いました。

料理の味わいは、とても良い

前菜の白身魚の昆布締めはあっさりとした印象、フォアグラは表面がぱりっとして中がトロトロで良い焼き加減です。添えられたポルチーニ茸が香りが少々弱めですが、ソースも美味しいです。口の中がもったりした所で酸味のある冷製スープが出てきたので、ソルベのようにリフレッシュできます。

魚料理はスズキのポワレ、油が少なく淡白な感じですが焼き加減が絶妙です。あっさりしたソースです。最後に出てきた鴨のメインディッシュも薄味のソースですが、焼き加減が非常に良く中が赤いのに、それを感じさせません。
色々な鴨を食べてきましたが、とてもジューシーな鴨で中間で味が染み込んでコクがあります。コース料理の中で一番美味しかったです。

ワインは??
ワインリストに飲みたいブルゴーニュがなかったので、直前に御幸町のラ・ソムリエール (LA SOMMELIERE)で「Beaune 1er Cru Les Teurons François Gay et Fils 2011」を譲って頂き持ち込みしました。
持ち込み料が5000円掛かるのは良いのですが、コース料金と同じ程度かかることを考えると、真剣に扱ってほしいものです。「少し冷やしておいて、料理の直前に開けてほしい」とお願いしたのですが、冷やして頂けずに早い段階でキッチンの方で抜栓してしまうことに…。ボルドーと違って、ボーヌはかなり繊細です。

ソムリエが居なかったので仕方ないですが、産地で判断して直前に抜栓してほしかったです。またシャンパーニュをボトルでお願いしようと思いましたが、ブラン・ド・ブランが置いていないということで、グラスでお願いしました。フレンチならブラン・ド・ブランのシャンパーニュの2〜3本おいてあっても良いと思います。

静岡市のフレンチ全般に言えることですが、グラスシャンパンにモエ・エ・シャンドンを出す風潮は余り良くないです。ハラグチもグラスシャンパンがボランジェからモエになってしまいましたが、これなら同価格帯のRMシャンパーニュを出した方が遥かに美味しいはずです。レストラン側だけに問題があるわけでなく静岡市民がシャンパーニュと言ったらモエ!となってしまっていることが事の発端とも言えますが。

というわけで、飲みたいワインが置いてあるのならお勧めできるフレンチです。
食材のタイミングがあるかもしれませんが、1〜2週間前に1万円のコースで頼んでおけばきっと間違い無いはずです。近くにはジュー・ド・ポムがあったりと鷹匠はかなり熱いエリアです。初見でも一度行ってみて下さい。