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SONY高級イヤホン&ヘッドホン比較!!最新のIER-Z1RからIER-M7,M9、DMP-Z1+MDR-Z1Rの音質・感想レビュー

今回は贅沢にも銀座のソニーストアで最新&ハイエンドモデルを一挙視聴比較してみました!

先に断っておかなければいけないのが、私自身10年近くポータブルオーディオ環境から離れていた事です。
昔はポータブル・オーディオ大好きで、MDR-Z1000(ヘッドホン)・EX1000(イヤホン)を発売日に買ったりiBassoを輸入したりと真剣に収集していました。ゼンハイザーのHD800が発売されて盛り上がった時期です。しかしホームオーディオに完全移行してB&W 802 diamondを買った頃からポータブ・オーディオと離れていました。ですので、比較がかなり古い機種やホームオーディオとなります。

先行試聴のSONY IER-Z1Rレビュー

いつから20万円超え!?
昔はUltimate EarsなどのカスタムIEMや、ファイナルオーディオのゴールド位しか20万円超えのイヤホンはありませんでしたが、調べてみるとどうやら10万円以上は当たり前で、ソニーの新製品 IER-Z1Rは実売価格が21万円です。

 

かなり高いような気がしますが、ポータブルオーディオがそこまで時代に求められているという現れでしょうか。
機構的にはマルチBAで「HDハイブリッドドライバーシステム」と言われる3つのドライバーユニットが低〜中高音(ダイナミック)、高温域(BA)、超高音域(ダイナミック)と音域を補完するようです。
自分でも何を言ってるか良くわからないのですが、新しい素材になってバランス接続で聞けるそうです。

SONY公式サイトIER-Z1Rの特長

実際にIER-Z1Rを聞いてみると音の分解能力は高く、2010年に購入したMDR-EX1000よりも遥かにレベルが高い事が分かります。担当者によるとまるでスピーカーのように鳴ると聞きました。確かに最高峰であることを実感しますが、10年の進化があるかと聞かれればやや疑問が残ります。
スピーカーの成長もそうですが、イヤホンの成長自体に限界があるのではと思います。現役で使っていたEX600やMDR-EX800ST,EX1000と比べるて”やや進化している”程度と言えます。価格も当時の3万5千円と比べて20万円超えに見合うかは使う当人次第と言えそうです。

NW-WM1A+IER-M7 / IER-M9

次はSONYのポータブルヘッドホンと2種類の定番イヤホン比較です。IER-M7と比べると全てがM9の方が優れています。工業製品ですので、商品化するに当たってラインナップで差別化をしなければいけませんので、価格差以上の違いが音質に現れています。そしてモニターサウンドよりに作られているため同じ音の傾向で、優劣がはっきりと付きます。
この場合はIER-M9が129,880円(税別)、IER-M7が74,880円(税別)ですので、せっかく8万円以上出すのであれば無理をしてでもM9にした方が後々の満足度が違うでしょう。
しかし、どちらも「感動する!」という訳でなく、簡易的な音楽再生にはやや有りだな?という程度です。筆者は熱心なB&W信者ですのでB&W C5 S2を使っていますが、そこまで変わるか?という程度に感じます。イヤホンで高音質を目指すのは非常に難しいという事が分かりましたし、正直システム全体で20万円出すのは結構勿体無いなと感じました。

DMP-Z1 + MDR-Z1R

これは良いものだ!
初めてゼンハイザーHD800をラックスマンのヘッドホンアンプで聴いた時の感動に似たものがあります。一見、開放型のように見えますが密閉型ヘッドホンで音質は柔らかくウォームな感じがあります。既存の開放型、密閉型の良い所だけを集めたような特長で、音場の広さがあるのに定位がはっきり中央に来る、更にはダイナミックレンジが広いのでクラシックなど小さな音から始まる曲でも音量を一定にして聴いていられます。音の色付けも少ないので様々なソースで試しても、ニュートラルに感じられます。

とにかく「スピーカーライク」です。これでいてノイズ除去のためにバッテリー駆動なので持ち運びできるという利点もあります。音漏れがどの位か分かりませんが、中途半端にポータブル・オーディオ・オタクをして機材に20万、30万円掛けるのであればハナからMDP-Z1とMDR-Z1Rを持ち運ぶのが最もお勧めできます。富士スピードウェイに持っていった日産GT-Rみたいなニュアンスがあります。昔はクセの強いヘッドホンが多く、STAXやGTADO、オーディオテクニカ、ゼンハイザー、AKGと各社の音色の違いで好みがはっきり分かれたものですが、MDP-Z1とMDR-Z1Rの組み合わせは「これでいいじゃん!」感が強くあります。しかし後からプライスを見たら855,000円+199,880円+税金とややかなり高いのが難点です。

素晴らしいイヤホン・ヘッドホン選び

これは昔からの事ですが、ネット上の情報やマニアの会話では「○○が一番音がいい!」「○○は値段が高いだけボッタクリ」など様々な批評が溢れています。今回の視聴も私の好みによって適当に書いただけです。

イヤホンやヘッドフォン選びは、美味しい料理を探すように正解が無いということです。「私は銀座の寿司こと最高の料理だと思う」「私は梅田のワナカのたこ焼きこそ至高」「僕は狩野川で採れたばかりの鮎の塩焼きこそが」「私は吉野家の牛丼こそどこでも手に入り、いつでも食べれるから……」など人によってジャンルも焦点の置き場も、価格も異なります。
ですのでアドバイスは無視して自分が好きなものを選ぶというのが一番良いです。

そうは言ってもイヤホン・ヘッドホンは基本的には新しい方が優れている傾向にあります。例外もあって、先程のMDR-EX1000やEX800STなど昔の中古品でも手頃な価格で手に入るのであれば、昔のハイエンドモデルを漁るのも良い手と言えます。
先ずは自分にとって素晴らしいイヤホン・ヘッドホンを探すには、家電量販店やオーディオショップで、様々なメーカーの物を比較して視聴します。次に好きなメーカーが見つかったら機種のラインナップごとに比較します。
大抵同じメーカーだと高級なほど音が良い傾向にあります。ですので、予算と合わせて目星を付けておきます。
最後にプレイヤーやポータブルヘッドホンアンプなどを選びます。

イヤホンが良い?ヘッドホンが良い? → 好きなブランド探し → 好きな機種探し → プレーヤー探し → 両方の相性は合うか? → 予算が合うか? → 購入

という流れが良いと思います。できる限り多くのブランドの機種を視聴して、他人のアドバイスを聞かないのがオススメです。何しろ正解が無いのです。

今回紹介したようなDMP-Z1 + MDR-Z1Rなんかは、「とにかく良い音で聞きたい!」という人にはオススメできます。
「速いクルマ欲しい!」という人に日産GT-Rを勧めるようなものです。こんなモノもあるのか!という経験に、新製品のIER-Z1RやNW-WM1A+IER-M7を横並びにして聴いてみて下さい。ソニーストアの店員さん達は皆優しくて親切です。

週末や平日の夕方以降は混んでいるので、待つことを考えて行った方が良いですよ。あと視聴をしても他に並んでいる人がいたら5分程度の視聴で席を譲ったりと心遣いも大切です。

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