男子の悩み、B&WとBMWのシリーズ・グレードの選び方。

「あぁ〜どうしようかな〜〜」
と延々と悩み続ける事の一つにシリーズとグレード選びがあります。

冒頭のB&W = Bowers & Wilkins (バウワース アンド ウィルキンス)は英国の高級スピーカーで、BMWはご存知ドイツの高級車。ジャンルも商品も違うのですが、グレード分けがとても似ているのです。例えばB&Wのスピーカーはこうです。

最高級(スタジオ品質) 800シリーズ
高品質 800D3 > 802D3 > 803D3  > 804D3  > 805D3  コンパクトで安い

スタジオ品質を取り入れた高音質 700シリーズ
高級・高品質 702 S2 > 703 S2 > 704 S2 > 705 S2 > 706 S2 > 707 S2 コンパクト・安い

家庭で良い音を 600シリーズ
高級・高品質 683 S2 > 684 S2 > 685 S2 > 686 S2 コンパクト・安い

このようにペア450万円から9万円まで様々な価格帯でラインナップしているのです。
これが一番手頃な「686S2」から順番に聞いていくと、どんどん音が研ぎ澄まされてゆき低音が豊かになっていきます。「683S2」の28万円のスピーカーを聞くと、「うん!良いスピーカーだ!」となるのですが、恐ろしいことに庶民が買えるか買えないかの際どい値段設定の7シリーズが待ち受けています。
この7シリーズは「707 S2」が15万円からとギリギリ買えてしまいそうです。そこで視聴すると驚くことに6シリーズよりもクリアに聞こえます。オーケストラやボーカルの声がリアルに目の前にあるようです。「707 S2」から「702 S2」に向けても同じように段々と音質が良くなっていきます。

しかし酷い話 、35万円の「705 S2」コレは良いぞ!次のボーナスで買おう!と覚悟を決めた頃を見計らってショップの店員はニヤニヤしながら「一応805D3も聞いてみます?」と悪魔の声で囁くのです。ここで頷いてしまったら最後、今まさに欲しかった「705 S2」は子供のオモチャかと思えるほどの音質で、「805D3」は脳天に突き刺さるような刺激的で限りなく透明で、自分の持ってきたCDが今まで聞いたことのない音が飛び出してくるのです。その先は言うまでもありません。当たり前ですが、音質は必ずやペア450万円の「800D3」が最も良いのです。

話は変わり、車のBMWのグレードも非常に似ています。オフロード向けのXシリーズを抜くと、1シリーズから7シリーズまでラインナップしていて7シリーズが最高級グレードになります。

1シリーズは317万円からスタートして、王道の超人気3シリーズは431万円、5シリーズは646万円、6と7シリーズは1000万円と少し。
このシリーズの中にもエンジンや内装のグレードが段階的にあり、例えば「318i SE」の4,310,000円から「320d」の¥5,620,000、「330e iPerformance」の¥6,100,000、「340i M Sport」の¥8,500,000という5シリーズよりも高価なグレードが存在します。

どうでしょう、全くジャンルが違う車とスピーカーですが、価格設定やグレード分けが似ていると思いませんか?

ではどう選べばいいかって?

買える限り上のシリーズの「廉価グレード」がお勧め!

B&Wのスピーカーで言うなら「707S2」のペア157,000円もしくは「805D2」の920,000円。
BMWなら「318i SE」や「523i」「640i クーペ」など。

なぜなら筆者自身がずっと悩み、B&Wの802Diamond (ペア200万円)とBMW 320i , 335i ,640iを買って出た結論です。もちろんスピーカーも車も大きければ良いわけじゃありません。ですが大きく高級なグレードの商品は、性能やデザインも魅力的です。
「一つ下のシリーズで一番上のグレードを選ぶ」という手もありますが、若い男性であれば「んん〜〜もうひとつ上のシリーズはどうなんだろうな〜〜」とモヤモヤして過ごすことになりますし、廉価グレードでも基本的な性能は上位グレードと同じです。
様々な意見や好みがあると思いますが筆者が思うに、できる限り「上位シリーズ」の「廉価グレード」を選ぶのがお勧めです。