B&W 805D3 (PE) Prestige Editionを購入しました!感想レビュー

1年以上も悩んだ結果B&Wの805D3のプレステージ・エディションを購入しました。
まだ専用スタンド(FS-805D3)が届いていないので簡易レビューです。

今まで熱心なB&W信者を貫いて来ましたが、やはりB&W素晴らしいです!
オーディオ専門店で何度も802D3を視聴しましたが、私は805D3の方が好きなサウンドです。
まだエージングやセッティングも済んでいない状況ですが805D3の感想をファーストレビューしてみます。

805D3 Prestige Editionの驚くべき音の分解能力

なぜかオーディオマニアは年を取ってから大枚はたいて本格的なシステムを構築する傾向にありますが、私が思うに10代の時にはオーディオに最もお金を掛けるべきです。
平成1年生まれで、今年30歳を迎えますが20歳のときと比べて聴力が劣ってきたのを実感します。
学術誌やジャーナルで検索すれば大量に文献が出てきますが、加齢と共に聴力は衰えますし、聴こえる周波数域も狭まってきます。
運動能力や記憶力も加齢と共に低下しますが、同じように聴力も下がっていくのです。

ですので、ハイレゾ音源などいくら優れた音源・ソースを素晴らしい機材で鳴らしても耳が衰えては意味が無いのです。
そして多感な青春時代と比べると感受性も衰えてゆきます。オーケストラを聴きに行って感動して涙することも少なくなるのです。個人差はありますが、早い方が良いに越したことはありません。

話がズレましたがB&W 805D3は本当に素晴らしいです! 805 Diamondが出た2010年も「なんて良いスピーカーだろう!」と感動したものですが、ケタ違いです。特に音の分解能力が優れていて、音源が良いと生演奏で聞いているようです。

プリメインアンプ DENON PMA-SA1
DAC FOSTEX HP-A8
スピーカー B&W 805D3 PE

このような構成で聞いています。

例えばデイブ・ブルーベックのTAKE FIVE、有名な曲ですが収録環境が良くて信じられない程に再現度が高いです。
リスニングポジションから左右前方2メートル程にスピーカーを設置したのですが、スピーカーの存在が完全に消えます。
全くの静寂の中から、突如としてドラムとピアノが現れるのです。スピーカーのレビューで、「音の無い状態を表現する」などと安っぽい言葉がありますが、残念ながら私も同じ表現しかできません。
無音の状態から、突如として演奏が浮かび上がるのです。言葉では表わせないのですが、本当に目の前で演奏しているという錯覚に陥ります。楽器の位置も正確に判断できて、距離感や高さまでも再現されている感じです。

音源がサンプルレート88,200 24ビット、ファイルサイズが1曲で171MBという巨大サイズなのですが、さすがに笑えるほど音質が良いです。

805D3 PEは完璧なスピーカー

スピーカーの再現性を科学的に周波数特性で語る人がいます。他社のスピーカーのフラットな周波数特性と比べるとB&W 805は○○だ!などと言うのです。最近見たブログでは「塩の成分分析では藻塩や岩塩はサイズが大きいだけで、ミネラルの含有量から考えて味が変化することはない。」本当に馬鹿げています。科学的根拠も大切ですが実際に比較すると全く違います。普段飲んでいる水も千差万別で味が異なるのに、硬度とミネラルの含有量だけで味を決めつけているようなものです。
周波数特性が同じスピーカーであれば、同じ音がするということになってしまいます。
アビーロードスタジオで使われていようとなかろうとB&WのD3は本当に素晴らしいスピーカーです。信者ブログと言われようと提灯を持って歩きたいですね。

ジャズやクラシックを聞くには音の情報量が多すぎる

素晴らしい性能を持っているのですが、残念ながらジャズやクラシックには似合わないような気がします。
音の情報量が多すぎるのです。もしお酒を飲みながらジャズを聴くのであればJBLのフロアスピーカーの方がメロウで情報量が少なくてリラックスして聴くことができます。

805D3はJ-POPやロック、打ち込みの音源などパートごと収録されてミキシングされた音楽のほうが向いています。
ダイナミックレンジが広いのですが、大編成のクラシックなど再現性が高ければ良いというものではない気がします。

スピーカー選びは趣味性が高く、好みも人それぞれですが800D3系に関して言えば解像度が非常に高いので、音源を意識した方が良いと言えます。ヘッドホンで言うと、ゼンハイザーのHD800,820などに似ていると言えます。

805D3PEは低音の不足感はスピーカー背面と距離を取って

以前802Diamondを使っていましたが、東京で802D3や800D3を使えるのは余程のお金持ちだけです。
14帖のリビングで使っていましたがカツカツでセッティングもできません。802D3や800D3を配置するのであれば最低でも30~40帖のリビングが必要です。
それも部屋の残響を抑えるように絨毯を敷いたり壁に集音パネルを貼り付ける必要があります。かなりの道楽と言えます。

805D3に関してはニアフィールドでの視聴にも向いています。1~3メートル位が丁度良いでしょうか。
トゥイーターとミッドレンジの中間が、座っているポジションと同じ高さに来るのがベストと言えそうです。
自分に対して水平にセッティングすれば広がりを重視でき、自分を中央にして三角形を描くようにセッティングすればヘッドホンでリスニングするような立体感を得られます。三角形の場合はヴォーカルが中央に浮いているような効果を得ることができます。

同じ800D3系でも高温域は減衰しやすい特性があるのでニアで聴く805D3は中でも高い音がシャープに再現される傾向にあります。楽譜が擦れるような小さな音さえ見落とさないので、今まで聞いていた曲を805D3で聞くと知らなかった音が隠れていたりします。

一方で802Diamondの時に悩んでいたのが低音域の回析です。家具の無い部屋に設置すると音が回り込んでボワボワとしてしまいます。レコーディングをする人であれば、部屋で拍手をして残響を確認したり、デッドニング対策で吸音材を貼り付けるのは常識的ですが、まさに802Diamondは絨毯と集音パネルなどでしっかりと対策しないとブーミーになってしまいます。

805D3は箱出しで鳴らしたところ低音が結構不足している感じありました。壁に近づけると特にその傾向が強まり、背面に2メートルほど距離を取ったところ適度に低音が増してバランスが取れました。
分解能力や再現度が高いスピーカーである故に買って置けば完了という訳でなく、部屋の状況に合わせてある程度のセッティングはした方が良いと言えます。

また筆者のプリメインアンプはPMA-SA1という、バスやトレブルが調整できないものですが、もしプリアンプなどで調整できる環境であるなら、ざっくりと好みに合わせて変更しても良いのではと思います。
床は共鳴を避けるためにカーペットは必須と言えます。

古い音源には無駄なスピーカー

残念ながら、古い収録の音楽が好きであるならB&Wは不要と言えます。
タンノイかJBLが良いです。様々なスピーカーを試しましたが、Arthur Rubinstein(ルービンシュタイン)の1950年代のショパンはどのスピーカーでも対して差がありませんし、新しいフジコ・ヘミングのリストのラ・カンパネラも収録が余り良くないので違いが分かりません。皆さんに人気の坂本龍一の曲集もB&W 805D3とCM1S2との違いは余りありません。

つまりマウリツィオ・ポリーニだろうと、あなたがピアノソロが大好きであるのならB&W CM1(実売価格5万円)で十分ということです。真剣に一生懸命聴き比べても余り違いが分かりません。
むしろオーディオとは無縁のEDMやハウスミュージックが好きであるなら無理してでも805D3はおすすめできます。
他にも初音ミクや東方アレンジなどのアニメ系のミュージックが好きな人にもおすすめできます。音圧の高いミキシングされた曲はスピーカーによって差が出やすいと言えます。

という訳で、古い音源が好きなのであれば、サンスイ+タンノイ or JBLがおすすめってこった。

とりあえずファーストレビューで写真もまだないので、次回スピーカースタンドが来たら写真と共にレビューします。
久々にオーディオレビューをして用語など忘れましたが、とにかく805D3は素晴らしいということです!

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