ミドサーにして初めて「ホロライブ」を見てみた感想

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Twitterを眺めていると、時々全く知らないキーワードに出会うことがあります。

たとえば、最近炎上した「スペ110」という言葉について調べてみたところ、どうやらBMIの計算ができない人たちが使う歌舞伎町界隈の業界用語だということがわかりました。

「スペ110」とは、身長から体重を引いた数値で痩せているかどうかを判断する基準のようです。たとえば、身長160cmで体重50kgの場合、スペ110になります。BMI(Body Mass Index)に当てはめると、これは19.53に相当し、普通体重の範囲(18.5~25未満)に入ります。これでは複雑なのでTwitter上の用語が流行する気持ちも少し分かります。

※カバー写真は、生成AIで適当に出力しました……。

ホロライブとは?

もう一つ、最近知った言葉が「ホロライブ」です。私は最初、初音ミクライブのように人間が登場しないライブのことだと思っていましたが、そうではありませんでした。ホロライブとは、バーチャルYouTuberの集団で、アニメキャラクターが動き、それに対して音声をアフレコして動画形式で配信するというスタイルのようです。

調べてみると、ホロライブは2017年にカバー株式会社という日本の企業が設立し、当初は3D技術を活用した少数のVTuberグループとしてスタートしたようです。しかし、現在では数十人のタレントが所属する大規模なバーチャルタレント事務所になっています。通常のタレント事務所とは異なり、リアルタイムで視聴者とコミュニケーションが取れるライブ感が強いのが特徴です。

ホロライブは何をするのか?

ゲーム実況、歌、雑談などが定番のコンテンツのようですが、私の感想としては、アニメのキャラクターが手や体を動かすという点以外は、2008年の「ゆっくり魔理沙」の時代とあまり大きな違いは感じませんでした。

実際に有名とされるホロライブを見てみましたが、宝鐘マリンはおしゃれなアニメMVのような雰囲気で、ショート動画は日常系アニメを見ているようでした。兎田ぺこらは、2010年頃のニコニコ生放送などで見たゲーム実況動画を思い出させるものでした。


全体的な感想として、映像技術が非常にきれいで、プロが作ったアニメ作品のように完成度が高いと感じました。音声の収録技術やその編集、また喋り方などもとても聞き取りやすく、プロの作品だなというふうに思います。

ネガティブな点としては、新しさを感じにくいという印象です。例えば、「マインクラフトの配信」や「歌ってみた」などのコンテンツは、すでに10年以上前から存在しています。配信者がコメントを読み上げ、それに対して反応を送るという形式も、ニコニコ生放送の時代にすでにあった機能です。違うのは、そこに現金(スパチャ)を送るという付加価値が加わった点です。

今回見たコンテンツは比較的一般的なテーマでしたが、もしかすると専門性の高い解説を行うホロライブがあれば、もっとハマるかもしれません。たとえば、歴史や企業の衰退について猫ミームのような形式で解説するものがあれば、非常に面白いと感じそうです。そういった意味では、ホロライブは新しい擬似文化として興味深いかもしれません。

正直なところ、初めて見た感想としては「ゆっくり魔理沙の進化版」といった感じでした。

ただ、ここまでクオリティが高い作品を CMがあるとはいえ、無料でネットで配信を楽しめるというのは 新時代的な良い体験となるかもしれませんね。 また、コメントをすることによって本人から反響をもらうことができる場合は 今までのアイドルと異なり、とても身近に感じることができ、 ハマってしまうのかもしれません。

皆さんも興味があれば、ぜひ一度ホロライブを見てみてください。

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