去年のiPhone 15 Pro Maxが発売された時、予約を忘れていて必死に実店舗を探し回った覚えがあります。
特に10月頃、都内の家電量販店を何店舗も回りましたが、どこも在庫はほとんどなく、特に「Pro」や「大容量モデル」は手に入りませんでした。私だけでなく、多くの人が同じような状況に直面していたようで、毎年恒例の「iPhone争奪戦」に巻き込まれた感がありました。
ところが、今年のiPhone 16シリーズについては、少し様子が違います。発売からまだ15日程度しか経っていないのに、都内の家電量販店では驚くほど在庫が目立っています。例えば、ヤマダ電機池袋店では、新型iPhoneの在庫状況がパネルボードで一覧表示されており、ありがたいのですが、在庫アリが目立ちます。
楽天モバイルのモデルは価格が若干安いこともあってほとんど完売状態ですが、ドコモやソフトバンクに至っては、iPhone 16のほぼすべてのカラーと容量で在庫がある状況です。
さらに、意外なことにiPhone 16 Proの新色「デザートチタニウム」も在庫が残っているという状況。昨年の「Proモデル争奪戦」を考えると、この在庫の余裕は少し驚きです。
SIMフリー化で選択肢が広がる
昔は、SIMロックがかかっていたため、自分が使用しているキャリア以外のiPhoneを購入しても使えなかったという制約がありましたが、現在ではすべてのiPhoneがSIMフリーになっています。
そのため、どこのキャリアで購入しても、自由に自分の好きなSIMで使用できます。キャリアや販売店に縛られず、在庫状況や価格を基準に自由に購入を選べるようになりました。
Apple Storeと家電量販店の違い
Apple Storeでの販売価格は、家電量販店に比べて1割程度安いことが多いですが、人気モデルの予約ができなかった場合や、すぐに使いたい場合には、家電量販店での購入も一つの選択肢です。特に、在庫が残っている今なら、待たずに新しいiPhoneを手に入れることができます。
一方、Apple Storeの配送状況を確認してみると、全体的に人気が高く、配送は今月末から11月初旬にかけてという状況です。
しかし、時折、運良く在庫がある場合もあります。例えば、iPhone 16 Pro 256GBのWhite TitaniumはApple渋谷店で本日受け取り可能と表示されていました。ただし、これらはキャンセルが出たなどの偶然によるもので、実際に店舗に行った時にはすでに売り切れていることも多いです。そのため、事前に電話で確認するか、売り切れを覚悟で訪れるのが賢明でしょう。
今年のiPhone 16シリーズは、去年に比べて在庫が豊富に見えますが、特定のキャリアやモデルに関しては完売状態が続いている場合もあります。
SIMフリー化によって、キャリアに縛られずに購入できる時代になった今、選択肢が広がり、自分に合ったiPhoneを手に入れるチャンスも増えました。特に、Apple Storeで予約できなかった人やすぐに手に入れたい人は、実店舗での購入を検討してみるのも良いと思います。
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