昨年に続き、今年も「ムーンアートナイト下北沢」に行ってきました。このイベントは、下北沢商店街、スタートバーン株式会社、小田急電鉄株式会社が主体となって開催されており、下北沢一帯が月をテーマに楽しめるお祭りです。
ムーンアートナイト下北沢2024とは？
「ムーンアートナイト下北沢」は、2024年9月13日から29日まで下北沢全域で開催される、月をテーマにしたアートフェスティバルです。国内外から招かれたアーティストのインスタレーションや光を使った作品が街中に展示され、訪れる人々に幻想的な体験を提供しています。
今年も、昨年に引き続きルーク・ジュラムの《Museum of the Moon》や、アマンダ・パーラーの光る巨大なウサギの展示が大きな話題を呼んでいます。さらに今年は、虹色に輝くアーチをくぐる《Elysian Arcs》など新たな作品も加わり、夜にはLEDの光が幻想的に広がる様子を楽しむことができます。
また、NFT付きのスタンプラリーも行われており、街を巡りながらデジタルアイテムを集めるという新しい試みも登場。アートとテクノロジーが融合したこの体験は、特にデジタルコンテンツに興味のある人におすすめです。
さらに、会場周辺には飲食店も充実しており、展示を楽しみながら下北沢のグルメも堪能できます。一部の店舗ではイベントに合わせたコラボメニューも提供され、街全体がこのイベントのために盛り上がっています。
展示品の配置がより便利に！
今回、昨年に比べて改善された点として、展示の配置がよりアクセスしやすくなったことが挙げられます。
昨年、アマンダ・パーラーのウサギの展示がわかりにくい場所に設置されていて、Googleマップがないとたどり着けないような状況でしたが、今年は駅からすぐの広い敷地に移転され、アクセスが非常に簡単になりました。これにより、子連れやベビーカーでも安心して楽しむことができ、好評でした。
ムーンアートナイト下北沢のレポート
私が自宅を出たのは、お昼を食べてからでした。月をテーマにしているだけあって、イベントの開始時間はお昼過ぎの15時頃です。14時頃に到着すると、少しずつイベントの準備が始まっていて、手作りアクセサリーなどの出展で賑わっていました。
小田急線の下北沢駅から、下北線路街〈reload〉までの道は工事中で一部砂利道ですが、広々としていて整備が進んでいます。あと一年もすれば、さらにきれいに整備されるのではないかと期待しています。
明るいうちからお月様の展示を見られるので、早めに到着して周辺を散策しながら夕方まで待つのも良いかもしれません。周辺には古着屋さんや雑貨店があり、散策しているとあっという間に夕方になってしまいます。
この巨大なウサギちゃんの展示品は、アマンダ・パーラーさんの作品ですが、17時くらいになると、光っているのがぼんやりとわかるようになっていきます。デートで見に行くのであれば、完全に暗くなってからの方が雰囲気が良いのですが、 この少し早い時間帯は子供たちに大変人気なようで、 抱きついたり、写真を撮ったり、家族で楽しそうに遊んでいるのを見ます。
こちらの写真は17時40分頃ですが、この頃になると一気に混雑をし始めます。3連休の最終日でしたが、そこまで混んでいるわけではなかったですが、イベントの残り日数が少ないので最終日などはかなりの混雑をすると思います。
下北線路街〈reload〉の2階から見ることもできるので、ここのスペースもかなりの人気がありました。
下の階では発光するペンライトを用いて、壁に絵を描けるようなブースがあり、 家族連れやカップルの人が楽しんでいる様子でした。
こちらの写真のように、18時ちょうどくらいだと空の明るさと月の色のバランスが良いようです。
完全に日が沈むのは19時頃になってからで、この時間帯にもう一度発光するウサギを見に行ったのですが、真っ白でぼんやりと浮かび上がっている様子は、かなり幻想的でした。
周辺では食事ができるブースや店舗、また個人店もたくさんあるので、 お昼を食べて買い食い散歩して、また夕食を食べてから帰るといったデートプランでも良いと思います。
まとめ
イベント会場では、冊子が配布されており、おすすめのお店やアイテム、イベント情報が載っていますので忘れずに入手してください！
NFTスタンプラリーも行われており、1000円のライトチケットや2000円のスタンダードチケット、さらには企業協賛の3万円のチケットも用意されています。クレジットカードでの決済が可能なので、事前にチケットを購入してデジタルコレクションを楽しむのも良さそうです。
イベント終了まであと5日となりました。年に一度のこのイベント、ぜひ足を運んで秋の下北沢を楽しんでくださいね！！
