iPhone16 Pro 開封レビュー、進化したカメラ性能を最速評価

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先日予約したiPhone 16 Proが早速届きましたので、開封してレビューしてみたいと思います。
以前の記事:iPhone16争奪戦!予約開始10分で初回完売続出に

気のせいかもしれませんが、iPhone 15 Pro Maxの時よりも画面のタッチの反応が軽く、押しやすくなったように感じます。初期設定はiTunesにバックアップしていたデータから復元しました。慣れている方であれば、10分から15分程度で初期設定が完了するでしょう。

iPhone16 Pro 実機の開封

意外にもシンプルな梱包で到着します。

環境への配慮からか、外箱は剥き出しの段ボールで、Amazonの段ボールを強化したような感じの組み立て式ボックスになっています。リサイクルがしやすいのか、環境に対応しているのかわかりませんが、とてもシンプルな印象です。

また、配送中の盗難を防ぐためか、外見からはiPhoneだとわからないように工夫されていました。

本体のボックス以外には特に何も入っていませんが、この本体の箱も以前とは少し違う気がします。かつてはもっと光沢のある箱だった時代もあり、シンプルに感じました。

iPhone 12 Pro Maxを購入したときは、外側に艶のある透明フィルムが巻かれていましたが、今回はそのようなフィルムはありませんでした。

箱に入っている向きも最近はカメラ側が上になっているようです。残念ながら、この段階ではiPhone 15 Proと大きな違いは感じられませんが、新色のデザートチタニウムを選べば、ぱっと見で違いがわかるかもしれません。

画面にはフィルムが貼られており、各ボタンの機能がわかるように表示されています。左上にマナーモードのオン・オフ、音量の上下、右側には電源のオン・オフ、さらに右下にはカメラボタンが配置されています。

今回私は、iPhone 15 Pro Maxから少し小さいサイズのiPhone 16 Proに変更したので、使い勝手が少し異なるかもしれませんが、アクションボタンがないのが面白いと思いました。

右下にカメラボタンがあるのは一瞬違和感を覚えましたが、カメラを横に構えたときに人差し指で押せる位置にあるため、大変合理的な配置だと感じました。

付属品はどんどん簡素化され、ついに取扱説明書も廃止され、USB Type-CケーブルとSIMピンだけになりました。

私は長らくiPhoneユーザーですが、たとえばiPhone 4を購入した時には、リンゴの大きなステッカーが2枚付属していました。それが徐々に削減され、ステッカーが1枚になり、今ではステッカーが付属しない時代になっています。

価格も、当時は64GBのモデルを57,600円で購入したのですが、今思うと驚くほど安かったです。最近の高級なiPhoneは30万円近くになり、AppleCareの保険料だけで3万円近くかかることを考えると、当時は手頃な価格だったことがわかります。

話が逸れてしまい、すみません。iPhoneを起動すると早速ソフトウェアアップデートの案内があり、iOS 18が提案されました。

ファイルサイズが427.8MBと0.5GB近いので、このペースでアプリケーションが増えていくと、128GBでは容量が心もとないかもしれません。私は以前512GBモデルを使っていましたが、今回は長時間のビデオ撮影をしないと判断し、256GBを購入しました。

iPhone16 Proのカメラの新機能と使用感

早速カメラを起動してみると、「フォトグラフスタイル」という新機能が登場します。

写真に映る自分の姿を驚くようなニュアンスでパーソナライズして、望み通りの見た目にすることができます。 フォトグラフスタイルは高度なシーン認識を用いて、シーン内の特定のカラーを調整します。 これにより今までにないクリエイティビティを発揮できます。

驚いたのは、写真に映る自分の姿を望み通りの見た目にパーソナライズできることです。フォトグラフスタイルは高度なシーン認識を活用し、シーン内の特定の色調を調整して、よりクリエイティブな表現が可能です。

今まではiPhoneのカメラ機能は基本的にニュートラルな撮影に特化していましたが、この機能で一眼レフカメラのように細かい調整ができるようになりました。

とはいえ、設定が難しいわけではなく、Instagramのようにフィルターを選択し、その後マッピングされた部分をタップするだけで、色調が変化していきます。鮮やかさやモノクロ、ローズゴールドやブルー系のフィルターも搭載されています。

私は基本的にニュートラルな撮影が好みで、フィルター加工は不要だと考えていましたが、この程度であれば、少し雰囲気を変えたいときに簡単に調整できて便利だと思いました。

iPhone16 Proはカメラの性能が劇的に進化

まだ到着したばかりで数枚しか写真を撮っていませんが、iPhone 15 Pro Maxと比べて明らかに画質が向上しており、驚きました。

特にノイズが抑えられ、コントラストもくっきりしており、影の表現も柔らかく、とても綺麗です。写真に詳しい人でも、一眼レフカメラで撮影したかのような高品質な写真が撮れます。

ただし、マクロ機能に関しては、先日記事で紹介した通り、滑らかさよりもくっきりさを重視しています。たとえば、文章や電気基板を撮影する際にはマクロモードを使うと良いですが、背景がぼけた写真を撮りたい場合は、マクロ機能をオフにして撮影するのがオススメです。

上記の写真を見ていただければ、マクロモードをオンにすると、背景までくっきりと写り、オフにすると背景がボケて一眼レフカメラのような仕上がりになります。

ISO感度を上げすぎたためにノイズが乗ってしまっているのかもしれませんが、慣れれば問題ないでしょう。

カメラのホワイトバランスと色調

全体的に大変美しいですが、少し触ってみた印象では、肌の色が突然変わるシチュエーションがありました。アップデートを待つか、あるいは自分でホワイトバランスを調整する方法を見つけると良さそうです。

発色自体は以前のiPhone 15 Pro Maxよりもはるかに鮮やかで、美しいです。

また、以前のiPhoneとは異なり、接写撮影の性能が驚くほど向上しています。もはや、一眼レフは必要ないのかもしれません。例えば、左のバジルの写真では、葉の表面にある細かな毛穴や小さな穴まで、はっきりと写っています。

右のミントも同様に鮮明に撮影できていますが、左側には人差し指と中指も映っています。ここまでズームしてマクロ撮影が可能だと、ジオラマや昆虫、美術品などを撮影する際には非常に便利だと感じます。

特に、これまでのiPhoneでは難しかった腕時計や指輪などの宝飾品も、このiPhoneで撮影すれば、非常に美しく写るのではないでしょうか。

まだiPhoneが届いて数時間しか経っておらず、すべての機能を試しきれていませんが、速報として使用感とカメラの性能について簡単に評価しました。今後もさまざまな写真を撮影し、YouTubeなどで動画を公開するかもしれないので、ぜひトップページをブックマークしていただくか、Twitterのフォローよろしくお願いします。

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