ヤクルト対中日に行って来ました!
今まで、スポーツ観戦とは無縁な人生を送っていたのですが、去年から野球観戦に行くようになりました。ルールもまだ曖昧な初心者ですが、 同じように興味があるけれど、まだ行ったことがない方に向けて体験談を書いてみます。
明治神宮球場は駅から近い
明治神宮球場のアクセスはとても良く、青山一丁目駅や外縁前駅、また国立競技場駅や信濃町の駅から徒歩で行けるので、大変便利です。特に渋谷側から歩くと、 外苑のイチョウ並木を散歩できるので、今の時期はかなり気持ちが良いです。
今回も同行した方が代わりにチケットを取ってくれたので、それを分配してQRコードを受付で見せれば入場ができます。
今まで野球に全く興味がなかったので知らなかったのですが、 時間までに入場しなければならないわけではなく、 早めに到着する人や試合が始まってから席に着く人など、結構マバラです。
アイドルのダンスなどもある
応援しているヤクルトスワローズには、試合前に「Passion」というダンスチームによる踊りが見られます。野球観戦というのは、唐突に試合が開始して終わったらすぐ帰るものだと思っていたのですが、こうした余興のようなアイドルのダンスがあるのは驚きでした。
ところどころ、試合の間にこうした踊りが見れるのですが、他にも野球チームのマスコットキャラクターである「つば九郎」と「ドアラ」が演技を見せてくれました。
「つば九郎バズーカ」といって観客席に5〜6件、景品を圧縮空気銃のようなもので飛ばすようなプレゼント会があります。中身はタオルか何かだと思っていたのですが、今検索してみたところ、Tシャツとフレンチレストランのコース料理ペア招待券などが入っている場合があるようです。景品はまばらなようで、Tシャツしか入っていない場合もあるようです。
他にも、練習中に飛んできたボールはもらえないのですが、 試合中に飛んできたボールはそのままもらって良いそうなので、 かなりの人が飛んできたものを一生懸命確保していたのが面白かったです。
球場への飲食物の持ち込みに寛容的
夏フェスなど厳しい会場では、 水のペットボトルや飴も許されないようなイベントが存在します。
ところが、この野球場の持ち込みはかなり寛容的で、 お弁当から飲み物、お菓子まで基本的に自由に持ち込むことができるようです。
安全性を確保するために缶や瓶は持ち込み禁止のようですが、コンビニ弁当や飲み物を大量に持ち込んでいる人も多く、大変寛容的だなぁと驚きました。
TikTokなんかを見ていると、観戦するだけでなく食べ物が美味しいので、色々買い食いしてしまうような人も多く見られます。
ビール売り子バイトにダル絡みしてはいけない
24歳くらいの男性がビールの売り子の女の子に「前にも会ったことがあるよね?」とダル絡みしていましたが、かなり寒いのでやめた方が良いと思います。
18歳くらいの大学生くらいに見える女の子から、40代くらいの女性、また20代後半の男性など、色々な年代の方が活躍していました。他にはソフトドリンクやアイスクリームを販売していることもあり、 色々なものが座りながらにして買えるので楽しいなと思ってしまいました。
ちなみに、つば九郎が無事にバズーカキャッチを大成功すると、ビールが500円で販売されるようなことがあり、かなりお得です。本来は800円程度なので、かなり安く感じます。
アサヒスーパードライ以外にも、エビスや一番絞りなど様々な銘柄があるので、好きなブランドを選ぶことができます。
距離が離れていても、ボールをちゃんと見ている観客席の愛好家
私は初心者なので、試合内容を上手に解説することは不可能なのですが、 これだけ距離が離れていても、観客の方はちゃんとボールを見ています。
投げられたボールのスピードは、なんとなく速いか遅いかわかるのですが、 人によっては右に反れた、左に反れたまで見えるので、 どうやって判断しているのか不思議なほどです。
集中して見ていると、ボールが突然下に曲がったり、 明らかに最初から下の方に狙って飛んでいったりすることがわかります。
遠くから見ると、スピードが遅くて打てそうなボールも全くかすりもしないこともあって、難しい技術を使った投球の仕方なんだなと感心してしまいました。
夏は花火も打ち上がるよ!
夏は花火も見ることができ、席から近いので感動的です。
5〜6発ではなく、20秒ほどしっかり打ち上げされるので見応えもあります。
子連れの観客の方たちは、大興奮している様子でした。
ヤクルトスワローズは、点数が入ると、この小さな傘で点数獲得を喜びあいます。
だいたい7〜8割程度の来場者がコレを保有していて、歓喜している様子は圧倒的です。
また、独特の歌の文化があり、鳴り物に合わせて、選手やチームの特定の歌を合唱します。
私はまだ覚えていないのですが、熱心なファンはすべて歌っていました。
ヤクルトは先行していたのですが、油断したのか4点取られて逆転されてしまいました。
逆転で負ける!と思っていたら、オスナ選手がホームランで点数を取り戻し、同点に持ち込みます。
今回はどちらかが余裕で勝つような展開ではなく、接戦だったので大変おもしろかったです。
特に九回は、たった1点で勝利が決まる状態なので、観客席が一投ごと息を飲んで応援していました。
ところが、ギリギリ良いところまでいったのですが、9回裏で勝つことはできずに延長戦に……。
延長戦の10回は疲弊する
野球というのはよく考えられているなと思いました。
6回くらいまでは両チームともウォームアップのような感覚ですが、7〜8回になると緊張感が出てきます。そして9回で接戦だと今回のように、白熱した空気になります。
ところが延長戦の10回で決まらないと、選手も観客席も疲弊してきて集中力が低下しているように見えます。18時開始ですが、10回になると22時近くなり4時間を越してきます。
今回は10回裏まで見て帰路につくことにしました。
結局、11回で無事にヤクルトが勝つことができたのですが、長丁場となりました。
野球観戦はたのしい!
もっと楽しみたいのであれば、Youtubeなどでチームの歌を覚えていくと良いですね。
グッズは、応燕ミニチュア傘、ユニフォーム、帽子、カンフーバットは必須です。
ネットショップにも販売があるので、揃えてから応援に行ってみてくださいね。
ちなみに現地でも販売されているので、早めに到着して買ってみるのも良さそうです。
そんなわけで、初心者による初心者な体験記でした。