恥ずかしながら実は初めてZOZOTOWN(ゾゾタウン)で服を買いました。今まではサイズ感や素材感、色合いなど「ネットじゃ分からないでしょ!」と毛嫌いしていたのですが、ペイペイモールの還元率とセールに釣られてついに初デビューしました。
ゾゾタウン購入で絶対にしてはいけないこと!
これだけは絶対にしてはいけない事。知らずにしてしまうと、大変なことになるかも?
- 商品タグを切る
- ビニール袋を捨てる
- 届いてから箱のまま放置する
この3つは絶対にしないでください。
その理由が『返品交換』にあります。
「アレ!?思った感じと違う!」
注文から3日ほどで商品が届き、わ〜い!と開封したのですが「アレ?思った感じと違う」という商品が何個かありました。色合いや柄が販売ページの写真とは違っていたり、材質が安っぽい、こんな商品を掴んでしまうこともあるはずです。
今回は偶然すぐにチェックして、実際に着てみて確かめたのですが、もし「タグを切る」「ビニール袋を捨てる」「付属品を捨てる」「外箱を捨てる」などをすると、未使用でも返品ができなくなります。
商品が着たらぬか喜びせずに、届いたままの状態を保持して、タグをつけたまま試着しましょう。
「雰囲気が違う」「サイズが違う」「なんか気に入らない」そんな時は開封直後の状態に戻します。これが最も重要なことです。もう支払い済で自分の物だからとタグを切ったり捨てると返品が不可能になるので注意しましょう。
商品到着後7日以内に手続きが必要
同じ理由で、箱のまま放置すると中に違う商品が入っていたり、商品が不良品だったり、数があったいなくても返品・返金できる可能性がぐっと減ってしまいます。
忙しい時期などは到着して「後で開けよう」と大人な箱積みをしてしまう人もいますが、即時開封して商品に問題がないか検品して、返品交換があるかどうかを確認しましょう。
無限ループで20分以上も「ゾゾタウンの返品方法」が分からなかった
めちゃめちゃ難易度が高いのが、ゾゾタウンの返品方法。
宇宙に行く前に、利益追求よりもアマゾンのように購入者の利便性を改善してほしいです。
PayPayモールのZOZOTOWNで購入すると、返品するのは「購入履歴」から「返品をリクエストする」「ストアに問い合わせる」「注文に関する問い合わせ」を押すのですが、全てFQAページに飛ばされます。
ここが迷宮になっていて、何度クリックしてページ遷移してもループするように設計されています。
つまり「絶対に返品させない!!」悪意を持って設計されているのです。
なぜならウェブ制作をしているような筆者でさえ20分以上も発見できなかったのです。
ほとんどのページには、上記のようにフッターがすぐありサイトが終わっています。
PayPayモールのZOZOTOWNの返品する方法の正解は「フッター下の隠しメニュー」
ある条件のときだけ、フッターメニューの下に返品ボタンが出現します!!
ゲームかよ!って思いますが、ここを探し当てるのは非常に難しいです。
普通のユーザーであれば、フッターの下に重要なボタンが隠されていると分からないことでしょう。
唯一、このヘルプページを一番下までスクロールした人だけが返品ページに辿り着くことができます。
ここで、検索ボックスに「返品」と入力したり、「よくある質問」をクリックしたり、「ヘルプ項目から探す」をクリックした人は脱落です!
イカゲームかよ!ってほど難易度が高いです。
ちなみに、このページの出現するのは『一箇所だけ』なので他のページではスクロールしても何も出ません。
返品にはさらなる試練が待ち受ける!
M澤U作さんに実際に挑戦してもらいたいほどにクソ設計な返金ページです。
返金先を選ぶときに金融機関の選択がコレになります。
わたし1990年代、Windows95からダイヤルアップ接続でインターネットしてきましたが、このプルダウンメニューは生まれて初めて出会いました。
半角カタカナから自分の使っている銀行名の頭文字を選択します。
これ拡大していないとメチャメチャ見にくくて、「ええと〜三井住友銀行だから、ミか〜」と半角のミを探すところから始まります。ここでもイカゲーム脱落者が出ることでしょう。
クリアすると次は銀行名の選択。
これもまた凄い設計です。「みい農業協同組合」「三浦市農業協同組合」といった具合に信用金庫や農業組合が出てきます。
いやさ〜、利用者の半数以上が都市銀行でしょ…。その後に地銀でいいじゃん。って思いました。
「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」「りそな銀行」「ゆうちょ銀行」
「PayPay銀行」、「ソニー銀行」、「楽天銀行」、「住信SBIネット銀行」を先に表示して
その他の銀行、信用金庫、農業組合などと選べるようにすればいいのでは。普通に。
これだけではなく、更に驚きのシステムが明らかに!
最後の試練はこちら
数百件以上出てくるなかから自身の支店を選びます。
ペイペイで購入していても、万一の際の銀行口座を登録といって必ずこの儀式をクリアしなければ返金に到達できません。
非常に難しいゾゾタウンの返品方法と基準
返品をしたいと思って、実際に返品まで辿り着けるひとは一握りです。
ITリテラシーが高く、フッターの下までスクロールしちゃうような探究心が必要です。
これ、根拠のない体感的な基準ですが、アマゾンの返品は90%以上の人が成功しますが、ゾゾタウンのPayPayモールは成功者20%以下ではないでしょうか。20年以上インターネットしていてコレほど難しい返品はなかなかありませんでした。
FAQで「問い合わせフォームが存在しない」「連絡先の電話が存在しない」「その他のお問い合わせが存在しない」など大企業として欠陥といえるシステムになっています。
宇宙に行くより前に改善した方が良いですよね〜
初めてZOZOTOWNゾゾタウン購入を考えている皆さん、この記事を指南書として難易度の高いファッションライフに挑戦してみてくださいね。