「どうせ1~2年でコロナ収束して海外旅行を利用するようになるでしょ」という希望的観測に基づき購入したANAの株ですが、なんとなくダラダラと上がって下がってを繰り返して、緩やかに上昇しています。
今や経営がヤバいと囁かれるANA株を買うと、特典として株主優待チケットがもらえます!
このチケットを利用すると、ANAが運行する国内線を「株主優待割引運賃」で乗ることができます。一例では、羽田空港から宮崎空港までの片道が正規料金のバリューでは29,890円ですが、21,190円まで安くなります。
往復で17,400円も安くなります!ただ、時期によってはバリュー料金と株主優待料金が同じか、バリューの方が安くなることもあります。
もっとも2ヶ月ほど前に予定が決まっている場合は、ANAとのコードシェア便の格安航空ソラシドエアを利用すれば、宮崎まで9,490円から搭乗できます。
この株主優待券を利用しない人は、ヤフオクなどで1枚1500円ほどで売却することもできるようです。なかなか嬉しいですね。
グループ優待券を見ると、ANAクラウンプラザホテルやインターコンチネンタルなど系列のホテルに20%OFFで宿泊できるそうです。レストランやバーが10%OFFとありますが、大抵のホテルは宿泊するとクーポンがついてきて、同額の割引を受けることができたりします……。
他には物販がお得に買い物できる案内もついてきます。
SEAL for ANAトラベル サコッシュウォレットは、大型旅客機のタイヤチューブを再利用したエコ素材なようです。シートベルト生地も再利用?なんか航空機によほど執着がある人には良さそうですね……。お値段も結構します。
100分の1スケールのボーイング777政府専用機の模型です。
254,000円が、なんと165,000円に!すごい割引率です。たまにニュースの動画にアップで写っている機種ですよね!アメリカの大統領専用機の方が魅力的ですが、日本のも良いですね!お値段高いので1,650円ならちょっと欲しい。価格も100分の1にならないかな?
ANA機内でサービスされているファーストクラスの小皿!
宣伝はカッコいいのですが、どうやらナルミの普通の小皿のようです。
(これ、ファーストクラスで利用されているんだよな、フッ、フフッ)と心の中で思いながら自宅で使う人には良さそうです。間違っても自慢してしまうと、恥ずかしい思いをしてしまいそうです。
ファーストクラスで食べれる味!わわ!
正規料金で200万円以上という庶民には絶対に利用できないファーストクラスの料理が手軽に食べれる!?
余計な心配かもしれませんが、機内食の味わいそのままだと気圧の違いによって、かなり塩っぽいのでは……?
ニオイや味付けが濃く作ってありそうですね。かといって地上向けに調整されていると、コンセプトがズレてしまいそう。
ワインはアルガブランカ・イセハラが提供されていたんですね。甲州で有名なワイナリーですが、コスパ良くて非常に美味しい白ワインです。10年以上熟成させても美味しく飲むことができる本格的な国産の白ワインですね。
スーパータスカンのティニャネロは飲んだことがありませんが、サンジョベーゼと考えると少々お値段が高いのでは?この価格だとバローロやブルネッロ・ディ・モンタルチーノを選んでしまいそうです。
上のエコノミークラス赤白ワインはもはや勢いでしかないですね。「コレがエコノミーの味……!」
あ?もしかして、普段ビジネスクラスかファーストクラスにしか乗らない人が知的好奇心で買ってしまうとか?謎は深まるばかりです。
そんなわけでANAの株主優待券とグループ優待券、なかなかおもしろいですよ!
実際に利用するかは未知数ですが、もらえると嬉しいですね。このまま株価も上がって、業績回復して配当金とか出ると嬉しいですね。下火のままで経営破綻しないことを祈ります。