Z900RSは2020年には4060台販売し、昨年の2021年には更に多い4853台販売しました。これでも十分にメガヒットなのですが、もう少し軽量コンパクトな「ゼファー750」ポジションとして、Z650RSを発表しました。
Z650RSも現時点で非常に多くの予約がされているようです。国内向けの発売は4月28日からスタートということで、最もツーリングシーズンが盛り上がってくる春先に見かけることになりそうで楽しみです。
Z400RSとZ250RSは発売される?
現時点では発売予定のアナウンスや、具体的な発売時期などは全く公表されていない状態です。
2020年頃からのバイクブームによって、今まで冷え切っていた2輪業界が急な追い風を受けることになりました。 このブームでは中高年のリターンライダーもかなりの数がいますが、意外なのが10代20代といった若い人たちがバイクに乗ってみたいと急に興味を持つようになりました。
初めてバイクを買うときに急に大型バイクを選ぶ人はあまりおらず、各バイクメーカーの250ccや400ccの車種というのは非常に重要なポジションにあります。 例えばよくある例では原付スクーターから250ccのミッションに乗り換えて、そこから400ccにステップアップ、もしくは750cc以上に乗り換えるのが一般的な流れです。
そうなると中型バイクで乗ったバイクメーカーと言うのは、ビギナーライダーにとっては思い入れの深い車種となり、そのまま同じブランドの同じシリーズの大排気量に乗り換えると言うケースもよく見かけられます。
中型バイクとなるNinja400/Z400は2021年には3438台の販売数を達成しました。これも一昔前から考えるとかなりの売り上げなのですが、更に凄いのはホンダの新型GB350/Sとレブル250です。GB350/Sはすでに年間生産台数を超える受注となっていて、4000台を超す販売数になっているようです。レブル250は、信じられないことに1万2048台の販売台数で、2年連続で1万台を超えています。
実際にレブルからZ900RSに乗り換えた女性のYoutubeもありました。
Z400RSとZ250RSともに発売の可能性はある(予想)
上記の話からカワサキも、いつまでも往年の名車である大型バイクだけに固着せずに、新規の若いユーザを取り入れるために既にラインナップされているZ400とZ250を改良してRS仕様にして導入してくる可能性はあるのではと思っています。
最初に発売したZ900RSさえもZ900と共通のパーツが非常に多く、イチからすべてを開発するより大きなコストカットを実現しています。部品の共通化は欧州の自動車外車でも既に行われていますか、モデルライフを長くしてくれると言うメリットもあります。
Z400RSとZ250RSを両方発表したとしても、新規に設計を行うよりはるかに少ないコストで発売にこぎつけるのではないでしょうか。 また時代はレトロスポーツになりつつあり、5年10年前のSSのミニチュアモデルからトレンドが変化しつつあります。そういった意味で発売する可能性は高いのではないでしょうか。
Z250RSの予想写真
どこかの雑誌のように、 Photoshopで少し編集してZ250RSの雑コラを作ってみました!
5分位で作ったのでかなり適当なイメージ画像になります。
これを作業してて思ったのが、もしかしてバリオスの再来になるのでは?と言う疑問です。
なんだかんだ人気のあるカワサキの250cc、今から待ち遠しいですね!