2014年に製造販売されてから4年経つiPhone6 Plus。
「まだまだ戦える」「新しいアイフォンはイマイチ」と思っているユーザーも多いことでしょう。特に充電ケーブル(Lightning)とイヤホンが統合された事は、iPhone8 Plusに慣れた今でも不便に思っています。
写真が先月から使っている8 Plus、右が4年間愛用したボロボロの6 Plusです。
裸族ですのでカバーを付けたことはありません。
さて今回は、6 Plus と 8 Plus 本当に画質の違いがあるの!?室内での写真撮影でのカメラ性能を簡易レポートします。
衝撃の事実が!? iPhone8 Plusは画質が悪い!?
8 Plusを使い始めて、時々「アレ?昔のより画質悪くない??」と思うことがありました。実際に検証して衝撃の事実が判明しました。
以下の写真は、全く未加工で同じサイズにして並べただけのものです。
オートフォーカスは自動でほぼ同じ構図で撮影しています。
ぜひ画像をタッチして拡大して下さい。
iPhone 8Plus ボケてない!?!?
コーヒの袋に注目して下さい。
お分かりいただけただろうか…(心霊番組風)
拡大してもう一度…
キャァ〜〜〜!!
なんと、8Plusの「ピンぼけ」も「ブレ」も起こしていないはずの写真が、自動で補正されてのっぺりした写真になっています。
絶対にこうなる訳ではなく、中距離で撮影したり、紙のようにパターンになると補正されやすいようです。iPhoneを使うユーザーが人物を撮って肌が綺麗に見えるようにわざとボカしているのかもしれません。
iPhone8 Plusはコントラストが強めに出る
写真を見て分かる通り、少し濃くでるようになりました。
この例では8 Plusの方が鮮明に描写されています。一概に画質が悪いのではなく、一定の条件でボンヤリしてりまうようです。
8Plusは逆光に強く、シャープ・鮮明に映る
次の例は、室内でシャンデリアを撮ったものです。
ダイナミックレンジが広く、暗い場所と明るい場所が混在している、カメラにとって難しい状況です。しかし、どちらも自然な階調性を維持しています。
拡大すると驚きの事実が
先程までiPhone6 Plusの方が優れている位のことを言いましたが、逆光のシャンデリアでは右の8 Plusの方が遥かにシャープで鮮明に写っています。
まるで実際に目で見るときのように、黒もきっちり出ていて一眼レフで撮影したみたいです。
一方の6 Plusはスマホにしては優秀ですが、滲みが出て輪郭がはっきりしません。
8 Plusに一部問題があるとしてもトータルで考えると、優れていると言えます。
Live Photosは容量に余裕があれば絶対に使ったほうがいい
「Live Photos?なんだそれ、バカバカしい!」と思っていたのですが、使ってみるとびっくりするほど便利。素晴らしい機能でした。
カメラ画面の上部にある二重丸を押して有効化します。
撮影したときのカシャっというシャッター音が、ポポポという電子音に切り替わるので、有効かどうかすぐに分かります。
これをオンにすると、押したときの写真1枚と前後1.5秒(計3秒)の動画を残せます。
なんで3秒?と思いますが、何十枚の中から好きな1枚を書き出すことができます。
例えば10人で集合写真を撮ったときに、誰か1人が目をつむってしまう確率は高いですが、前後3秒の中から一番全員の写りが良い写真を選べるのです。
この機能を使うと、ブレやすい写真も一番ブレてない部分を選べますし、動物がジャンプする瞬間などショートムービーから切り出しできます。
容量に余裕のある人は絶対にお勧めできる機能です。
iPhone 8 Plus vs 6 Plusは結果が出ず…
確実に8 Plusの方が進化しているのですが、「アレ?」と思う写真が10枚に1枚ほどあります。その点、少し性能が劣りますが6 Plusの方が安定した写真が撮れます。
ですので、どちらが優れているとは一概に言えず、未だに6 Plusを使っているのであれば頻繁にバックアップをして壊れる日が来る事を理解しつつ大切に使うのもありです。