サードウェーブ系男子、スタバ・マカー系男子、インテリ・コーヒー系男子、紅茶系男子。
現代では草食系男子が分岐して、様々な嗜好を持つ男子が増えています。
「サードウェーブ系男子」とは
ブルーボトルコーヒーを始めとした、サードウェーブ系のコーヒーが好きな男子の事です。
オシャレにも興味があり、丸メガネに9分丈のロールアップパンツにニューバランスを履いている。
ネルシャツなど着こなして、カフェでシングルオリジンコーヒーを楽しむ男子の事です。
海外旅行に行ったり、英語の本や新聞を読むのが好きだったりします。アメリカの文化が好きです。
「スタバ・マカー系男子」とは
まさにスターバックスでマックブックを開いて作業している男子です。
年齢的には20歳前後が多いですが、一部では30~40代でも活動しています。
服装にはあまり興味が無い人も中には混じっています。
本来のスタバ・マカー系男子は、イラストレーターでデザインの作業などスタバでリフレッシュするときに使っていましたが、今では誰でもマックブックが買える時代になり、スタバでフェイスブックやツイッターを見る事が多いようです。
俗っぽい人が増えてしまった為、都心では減少中です。地方では未だスタバ・マカー系男子が多く存在します。
「インテリ・コーヒー系男子」とは
インテリ・コーヒー系男子は、かなり堅実な一派です。
主に専門分野を勉強する大学生や、理系の技術研究職に多いです。
今どきのコーヒーチェーン店で飲むことは少なく、研究室や自宅、職場で飲むことが殆どです。
シングルオリジンコーヒーを好む点では、サードウェーブ系男子にも似ていますが、コーヒーに関する知識があり、好みの産地や焙煎があったりします。
理系の研究室の知人の話では、フラスコやビーカーで珈琲を淹れる事もしばしあるそうです。
「紅茶系男子」とは
厳密に言えば「茶系男子」です。
便宜上、紅茶系男子と呼んでいますが、茶に対する熱心な信仰心があります。
多くの男子が紅茶からハマり、次第に烏龍茶や白茶、黒茶など中国茶にも手を出したりします。
その途中で茶器に興味が出て、中国茶器を揃えたり、ヨーロッパのカップ&ソーサー、また日本の有田焼など陶器を買い揃えたりします。
年齢は10代~30代などばらつきがあり、突然に紅茶に興味が出るケースや、紅茶系男子から伝染したり、段々と紅茶が好きになったりと様々です。
紅茶系男子の入門者はフレーバーティーが好きになる事が多く、ルピシアで色々と買い求めたり、マリアージュフレールなどを買ってみたりする人がいます。
そこからダージリンティーの単一農園などにハマってゆくというのが典型的なパターンです。
なかでも熱心な紅茶系男子は、一日に20杯〜45杯程度のお茶を飲んでいます。
中にはブラインドテストで茶の種類を厳密に当てられるなど、優れた嗅覚を持つ男子も居ます。
紅茶ポットに、茶葉を残す・残さないなどで派閥争いが出来たりと茶の事になると熱くなるのが特徴です。更には紅茶系男子から始まって嗜好により細分化されたりします。
紅茶・洋食器系男子・・・食器をシリーズで集めたり、アフタヌーンティーなど行う
紅茶・アンティーク系男子・・・西洋アンティークやシルバー食器を集める
中国茶系男子・・・岩茶を始めとした中国茶・茶器が中心となる
紅茶学術系男子・・・茶樹を栽培したり、クローナル・品種など学術寄り
日本茶系男子・・・煎茶、抹茶、茶道に強い関心を持つ
この類似として、「アフタヌーンティー女子・・・高級ホテルでアフタヌーンティーをする事を趣味とする」など一口で”紅茶系”と言っても様々な流派があります。
紅茶系男子になるには
紅茶系男子の特徴にも書きましたが、数多くの紅茶を飲んで、味と香りの違いや産地の違いを勉強する事から始めます。
何種類も入門書はありますが、どれも似たような事を書いているので1冊買えばOKです。
始めに揃える道具としては
・ティーポット(ガラスポット可)
・ティーカップ
・電気ケトル(湯沸かし)
・良質な紅茶の茶葉
この4つがあればひとまずOK。
そこから、計量スプーンや電子はかり、ティーコジー等色々と増やしてゆけば良いのです。
紅茶系男子の実態
一見普通に見える、ぱっとしない男子が実は紅茶系男子だったりします。
アウトドアな男子が減って、インドア派が増えています。
これから紅茶系男子が増えてゆくかもしれませんね!