長い間アイロンなんかには興味を持ったことのなかった自分ですが、綿100%のシャツを大量に着るようになってからは、なんとなく普通のアイロンに不満を感じるようになっていました。
何度動かしてもシワがとれない!
なぜだ?
「アイロンお前のせいだー!」
というわけです。というかアイロンは良い物を選ぼうとしても、そんなに値段変わらないんだから、ちょっとこだわってみよう。そういうノリでT-falのアイロンに変えてからずいぶん経ちましたが、改めてレビューしてみようと思います。
T-falのアイロンと普通のアイロンの違い
このティファールのアイロンを使ってみて、普通のアイロンとの違いを色々と感じました。まずは大きさと重さです。日本のアイロンの多くはわりとコンパクトになっていて、重さもかなり軽いものが多いです。
しかしそれに大してティファールのアイロンはどれもわりと重厚感があり、アイロン面の面積も結構大きいものが多いです。自分のようなちょっとがっちりとしたシャツ男ならともかく、華奢な奥さんが毎日使うには少し重すぎる印象もありですね。
これはティファールが海外のメーカーだからこそ、こういう仕様になっているのだと思います。
またティファールのアイロンのこちらのモデルは、電源ボタンがついていません。その上全体的に非常にシンプルな作りとなっており、必要以上のものは何もついていません。アイロンからマイナスイオンが出てしまいそうな勢いの日本のアイロンとはずいぶんと雰囲気が違いますね。
の良いところ、悪いところ
さて、そんなこんなでこのフリームーブのレビューですが、一言で言えば素晴らしい。先ほどティファールのアイロンは重く大きいものが多いと言いましたが、その分重さでシャツのシワを一回で伸ばすことができます。
そもそもアイロンは熱いだけでなく重いことが重要で、例えばシャツ作りで有名なイタリアのナポリという街では、女性の職人が多数存在しシャツを作っていますが、皆重いアイロンを使っているそうです。そういうわけで、その重さのおかげで非常にシワの伸びが良いです。さらにアイロンの面積も広いので、一回に大きな範囲をアイロン掛けすることができます。このあたりも非常に嬉しいですね。
機能はシンプルで、温度調節に霧吹きとスチームです。
霧吹きは、霧吹きと呼んでいますがどちらかと言うと水鉄砲的なノリですね。もうちょっと霧状になってくれても使いやすいのと、先端から水鉄砲的なノリで水が出るので、ちょっと狙いを定める必要があります。あげくにグルービングというやら集弾性というやらがあまり良くないので、コツがいります。
スチームはパワーもあり、量もありで非常に心強いですね。
かけ面が特殊セラミックで滑りが良いのも特徴です。また温度もワイアレスなのですぐに下がってしまうかと思いきや、けっこう長持ちしてくれる。この辺りは嬉しいです。
デメリットは先ほど書いたように霧吹きが難しいこと、そして重さがあるため使う人を選ぶことです。あとは電源ボタンがついていないので、毎回コンセントから青白いスパークが出るのを見るのも、精神衛生上あまりよろしくありません。
T-falのアイロンはおすすめ?
いかがでしたか?ティファールのアイロンですが、個人的には自分でアイロン掛けをするお洒落な男性達に自分で使って頂きたいアイテムです。
重さがあり、シンプルで無骨、そして効率よくアイロン掛けできるこのティファールの潔さは、日本製の多機能コンパクトとは相反するものですが、綿シャツをアイロン掛けするのであれば、間違いなくこちらの方が快適だと思います。
毎日使う家電にしてはお手頃なティファールのアイロン、是非チェックしてみてくださいね!