珈琲入門2〜コーヒーの品種と産地〜

コーヒーの品種

コーヒーの2大品種といえば、「アラビカ種(ARABICA)」と「ロブスタ種(ROBUSTA)」ですね。

アラビカ種は、多彩な個性を持つ豆ばかりでレギュラーコーヒーとして人気の高い種類です。
ロブスタ種は、成長が早く病気にも強い品種です。インスタントコーヒーの原料などにもなりますが、実はエスプレッソブレンドに用いられる重要な品種でもあります。

アラビカ種から派生した主な品種
「カツーラ種」「ティピカ種」「パッカマラ種」「ブルボン種」「ゲイシャ種」「ムンドノーボ種」

コーヒー豆の産地

コーヒーが生産される産地はコーヒーベルトといって、赤道をはさみ北緯25度・南緯25度の間の国が多いです。
具体的には、

アフリカ(エチオピア・ケニア・タンザニア)
アジア(ベトナム・スマトラ・ジャワ)
中米(メキシコ・ガテマラ・ジャマイカ)
南米(コスタリカ・ホンジュラス・ペルー・ブラジル)

などで作られています。

スターバックスで販売されているコーヒー豆でも、上記の産地を大きく書いたパッケージの物が多いですね!
代表的なものであれば、どのコーヒー豆屋さんでも手にはいります。

豆の新しさやサイズによっても異なります。

コーヒー豆を量り売りするお店では、「2014年ニュークロップ入荷!」などと紹介される事がありますが、これは品種や産地ではありません。

「ニュークロップ」=その年に取れた新豆。味香りが濃厚で豆の個性が出ます。
「バーストクロップ」=前年度に収穫された豆です。緑が弱まり個性的な香りも少し弱まります。
「オールドクロップ」=収穫から数年経った豆で、酸味が弱くマイルドになります。

豆のサイズが小さい=凝縮された甘みが強く、個性的な物が多い。
豆のサイズが大きい=焙煎すると軽やかでスッキリとしたものが多い。

紅茶でいうファーストフラッシュ、セカンドフラッシュのようなシーズンは存在しないようです。
その替わりにオールドクロップといって古い豆でさえも流通しています。

珈琲入門1〜コーヒーの歴史〜

珈琲入門2〜コーヒーの品種と産地〜

珈琲入門3〜生産処理と焙煎の特徴〜

珈琲入門4〜挽き方と美味しいコーヒーの淹れ方〜

珈琲入門5〜コーヒー豆屋の選び方〜

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