例年より少し早い梅雨明けをして夏本番!
カラッと暑い日は、家族でワインと料理を楽しんでみませんか?
今回は夏を感じる食材で簡単な料理でワインに合わせてみました。
取材協力:エノテカ株式会社
- フランチャコルタはイタリア生まれの本格スパークリングワイン
- ワインと料理の下準備
- GRANDE CUVEE ALMA BRUT/BELLAVISTA グランデ・キュヴェ・アル マ・ブリュット/ベラヴィスタ スパークリングワイン
- VINA ESMERALDA LIMITED EDITION/TORRES ヴィーニャ・エスメラル ダ・リミテッド・エディション/トーレス 白 ワイン
- VINA ESMERALDA ROSE LIMITED EDITION/TORRES ヴィーニャ・エ スメラルダ・ロゼ・リミテッド・エディション/トーレス ロゼワイン
- FICHIMORI/TORMARESCA フィキモリ/トルマレスカ 赤ワイン
- 自宅で美味しいワインと料理を楽しもう
フランチャコルタはイタリア生まれの本格スパークリングワイン
暑い日には氷水で冷やしたスパークリングワインがおすすめ。フランチャコルタは北イタリア・ロンバルディア州の発泡ワインで、フランスのシャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵」という方式で造られます。1995年にはイタリア国内でDOCGという原産地認定呼称認定を受けました。
今回紹介するフランチャコルタ「ベラヴィスタ」の魅力は、なんといっても透明感です。自社畑のブドウを100%手摘みで丁寧に収穫しそれを4時間かけてゆっくりと果汁を抽出しているので、透明感のある爽やかな香りと味わいを実現しています。
その後に最低でも48ヵ月というシャンパーニュの規定熟成期間18カ月よりもはるかに長い期間、瓶の中でじっくりと熟成させているので、普通のスパークリングワインとは比較にならない程複雑でエレガントな香りが楽しめます。
ワインと料理の下準備
今回はワインと料理のペアリングを考えて、近くのお店で用意できるものを紹介してみます。爽やかで透明感のある「グランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュット」には夏らしさを感じることができる鮎を用意してみました。料理の専門書などでは天然鮎が最も美味しいとされていますが、入手するのが難しい場合は養殖の鮎でも充分に美味しくいただけま す。
調理方法はオーブンやフライパンでもできますが、本格的に楽しむにはやっぱり炭焼。鮎をさっと水洗いしてぬめりを落とし、腹部を押してフンを処理、そのあとに塩をふりかけて写真のように踊り刺しをします。 長い金串があると焼くのが楽ですが、無い場合は写真のように割り箸をカッターで尖らせて代用することもできます。
身が小さい場合は1時間ほど、身が大きい場合は2時間近くゆっくり時間を掛けて遠火で焼き上げます。このときに油が炭火に落ちて煙が立ち上がらないように気をつけるのがコツです。
後ほど紹介する白ワインの「ヴィーニャ・エスメラルダ・リミテッド・エディション」には穴子寿司と葉生姜を合わせています。 市販の穴子寿司をひと手間かけて少量の本醸造醤油を表面に塗り、ガスバーナーで炙るだけで香りが一段と立ち上がるのでおすすめです。スパークリングワインと白ワインはしっかりと冷やしておくのがコツです。できれば前日から冷蔵庫に入れておくと美味しいですよ。
GRANDE CUVEE ALMA BRUT/BELLAVISTA グランデ・キュヴェ・アル マ・ブリュット/ベラヴィスタ スパークリングワイン
暑い日にじっくり焼き上げた鮎は、スパークリングワインとのペアリングが格別です!
ベラヴィスタは爽やかな洋梨のような香りがするのに、味わいは辛口。塩を薄めにして仕上げた鮎は繊細でフルーティーなフランチャコルタと相性抜群です。串を抜いて熱いうちに頭から食べてみてくださいね。ベラヴィスタは抜栓してからゆっくり飲むことで、香りの変化を楽しむことができます。キンキンに冷やした状態で一杯、そこからテーブルに出しておいて少し温度を上げても美味しくいただけます。
トップから広がる爽やかな洋梨を思わせるフルーティーな香気と、きめ細やかで舌を包み込む泡に、焦がした砂糖や蜂蜜を思わせるこっくりとした甘味の余韻が調和する。シャンパーニュにありがちな独特の高い酸がなく飲みやすいフランチャコルタで、シャンパーニュが苦手な人にもおすすめできる。バターが効いた魚介や、蒲焼、ホワイトソースのクリームパスタなどとマッチしそう。 byりんりん
商品ページ:キメ細かい泡、程よい果実味、美しい酸。全ての要素が完璧に調和した、イタリア最高峰のスパークリングワイン。
VINA ESMERALDA LIMITED EDITION/TORRES ヴィーニャ・エスメラル ダ・リミテッド・エディション/トーレス 白 ワイン
人気のスペイン白ワイン「ヴィ-ニャ・エスメラルダ・リミテッド・エディション」と穴子寿司、葉生姜を合わせてみます。 普通のペアリングではガンバス・アル・アヒージョ(Gambas al ajillo)といった海老のオリーブ炒めなどがお勧めされますが、この白ワインは意外にも和食との相性が良いです。少し濃い目のタレがかかった穴子を、スペインの白ワインで飲むと夏っぽさを感じることができます。 「ヴィーニャ・エスメラルダ・リミテッド・エディション」は辛口すぎず、少し甘みのあるワインなので、ワイン初心者でもカジュアルに楽しむことができます。
ジャスミンや白い薔薇を思わせる白い花の香りがトップから立ちのぼる主張的な白ワインで、その後にゲヴュルツトラミネール由来のライチの香りや、シトラスの香りが追いかけてくるトロピカルな印象の白ワイン。 クリアな甘味と酸が特徴的で、クリーンで爽快感のある余韻。 真鯛のカルパッチョや、酢や柑橘が効いた料理などにも。 byりんりん
商品ページ:スペインワインを牽引する名生産者が、エメラルドに輝く地中海をイメージして造る白ワイン。華やかかつフルーティーな、リラックスした味わい。
VINA ESMERALDA ROSE LIMITED EDITION/TORRES ヴィーニャ・エ スメラルダ・ロゼ・リミテッド・エディション/トーレス ロゼワイン
スペイン原産の土着品種ガルナッチャを 100%使用したロゼワイン。 お魚のお刺身から軽めのお肉料理、中華料理まで合わせることができる万能なロゼワインですが、今回は山梨県の採れたての桃に合わせてみました。桃は冷蔵庫で冷やしておき、湯引きすることできれいに皮を向くことができます。 たくさん桃を手に入れたらコンポートやジェラートにして、冷凍庫に入れる前に「ヴィーニャ・エスメラルダ・ロゼ・リミテッド・エディション」を隠し味に使っても絶対に美味しいです。大人なドルチェと、そのペアリングにしても良いですね。
ロゼを冷蔵庫できりっと冷やして、昼から桃と一緒に食べれば本当に良い休日を楽しむことができます。こちらもヴィーニャ・エスメラルダの白ワインと同じように癖がなく渋みもほとんどないので、普段ワインを飲まない人にもきっと気に入って頂ける1本です。
オレンジやレモンに甘い赤薔薇、ザクロ、赤いベリーの香りに、若干の白桃の香りが溶け合い夕焼けを彷彿とさせるロゼワイン。 甘さは繊細ながらもキレが良く、少しの酸がそれらを引き立てる役割を担っている。 カットされた白桃やオレンジなどのフレッシュフルーツ、エビのサラダなどに。 byりんりん
商品ページ: スペインワインを牽引する名生産者が、夕日に輝く地中海をイメージして造るロゼワイン。鮮やかな色調と華やかなアロマ、フルーティーな味わいが魅力。
FICHIMORI/TORMARESCA フィキモリ/トルマレスカ 赤ワイン
冷やしても美味しい!南イタリア・プーリア州の赤ワイン。真夏の暑さの中でもさっぱりいただけるイタリアの軽口ワインです。
今回はさっぱりとした味付けの夏野菜と塩豚の 炒めを合わせてみました。塩豚は豚バラのブロックに天然岩塩と黒胡椒をたっぷり塗り込み、ローリエを2枚入れて冷蔵庫で1週間熟成。中までじっくり塩がしみてパンチェッタのような口当たりになります。これをスライスして、オリーブオイルをたっぷりいれたフライパンでアスパラやズッキーニ、ナスなどと炒めれば完成です!乾燥オレガノを使うと香りも引き立ちます。 「フィキモリ」の赤ワインは、渋みのもととなるタンニンが少なくすっきりとしていて飲みやすいのが良いですね。冷やして楽しむことを前提に造られており、冷やしても渋みが穏やかで、おいしくいただけます。
ブルーベリーや明るい色味のチェリー、カジュアルで小ぶりな赤い薔薇の香りが漂う、暖かい気候を感じさせる赤ワイン。渋みや酸味がまろやかで、チャーミングなアロマがあるのが特徴的で、冷やすとスムーズに飲めて変化を楽しめそう。トマトの酸が効いた料理や、ズッキーニの炒め物などに。 byりんりん
商品ページ: 南イタリア、プーリア州のトップワイナリー。暑さが厳しい南イタリアの伝統から生まれた、冷やして美味しい赤ワイン。
自宅で美味しいワインと料理を楽しもう
ワインと料理というと、つい身構えてしまい「本格的な料理を作らなければ」と思いがちです。 高価なワインに、テリーヌやガレット、キッシュなどの時間がかかる本格料理を合わせるのも良いですが、気軽に一品だけ作ったり、お惣菜に野菜を添えたりするだけでも楽しいワインペアリングをすることができます。
この夏は家族やパートナーと、気軽に美味しいワインを楽しんでみてくださいね!
掲載ワインはエノテカ・オンラインで購入いただけます