夏は海外旅行に行きたい!けどお金があんまりない……というあなたのために、特にヨーロッパ諸国で安く海外旅行をするテクニックを紹介します!
安くヨーロッパ2カ国を旅行できる方法
ヨーロッパなどに行く場合は、だいたいどんな航空会社でも経由地があります。
例えばイギリスに行く場合であれば航空会社によってオランダのアムステルダムや、デンマークのコペンハーゲン、はたまたトルコのイスタンブールなどを経由することが多いです。
まず重要なのはツアーではなく航空券を予約するということ。
そのとき普通は乗り継ぎの間が1時間半〜3時間ほどが普通ですが、HIS エイチアイエスなどで航空券を予約するときに担当の人に頼めば、乗り継ぎ便を別の日にしてもらえる。
例えばイギリスを最終目的地として、アムステルダムで乗り継ぎをするとします。その際日本からアムステルダムを8月1日、アムステルダムを8月5日にしてもらうことで、アムステルダムで数日間観光をすることができるのです。
しかもこれはほとんど同じ料金で、せいぜい+5000円ほどであることがメインですからお得。
あとは自分でアムステルダムのことを調べておき、宿を予約しておけば1回の航空券代+αで二カ国を旅行することができてしまうので、非常にお得なのです。
ヨーロッパ内では格安航空を利用する
ヨーロッパ内では格安航空券が多数出回っています。
例えばイギリスに観光に行くのであれば、アイルランドのダブリンに日帰りで、たかだか3000円程度の航空券で往復できてしまうこともあるのです。
これはRYANAIR ライアンエアーなどの格安航空会社が利用できるから。
こういった会社は航空券のeチケットを印刷していないとペナルティで5000円以上取られたり、荷物の重量制限が厳しく、追加の荷物が非常に高額だったりしますが、それさえ気をつければお得です。
例えばイギリスからアイルランドは先ほど書いたように3000円程度、ベルギーのブリュッセルで6000円程度などなど非常に安い値段で往復することができます。
ですから例えばイギリスに友人がいるのであればその人に大きな荷物を預けて1泊2日で旅行をしたりするのが良いですし、そうでなくてホテルを1〜2泊荷物を取るだけに使ったとしても、あらためて観光に行くよりも安く済むでしょう。
是非調べてみてください。
ホステルを利用する
海外旅行で意外とかさむ出費と言えば、ホテル代。
特に1人で旅行する場合なんかはどんなホテルでも良いから安く済ませたい!という人も多いですし、ちょっと高いお金を出して外れなホテルだったときのがっかりと言ったら、言葉にならないものがあります。
そこでおすすめなのが、ホステル。
これはいわゆるドミトリーの部屋になっているもので、一つの部屋に4〜12人ほどの人が寝ます。
着替えなどを行うスペースはなく、鍵を掛けられるロッカー等は有料の場合が多い。またシャワーは共通ですし、夜中のいびきや外国人旅行者の体臭などなど問題はいくつもあります。
その代わり安いです。
そのお値段、イギリス、ベネルクス諸国やドイツ、フランスで一泊2000円。東欧に至ってはある程度綺麗なところでも一泊700円以下という安さなんです。
またその値段でもパンやオレンジジュース、シリアルなどフリーの朝食が付いているホステルが多いです。
「え、でも汚いんじゃないの……」
と思われるかもしれませんが、これは完全に場所によります。
Booking.com ブッキングコムなどで予約することになると思いますが、その際トイレやシャワールームなどの様子を写真でよく見て、良いホステルを見極めましょう。
汚いところは非常に悲惨ですが、綺麗なところは驚くほど清潔で活気に満ちあふれています。
ちなみに私事で申し訳ありませんが、経験談を少し。
まずロシアで宿泊したホステルはなかなかエキサイティングでした。高さ1メートル以上の二段ベッドの上の段が割り当てられましたが、ベッドの幅がぴったり1人分しかなく、その上ベッドに枠が付いていない。
これは一度寝返りをしたら、二度と目覚めることのないかなりの安眠ベッドですね。
また先ほども書きましたが他の旅行者のいびきは大変雄大です。特に16人1部屋のドミトリーなんかではあまりの大合奏で、音がまとまった一つに聴こえるほど。オーケストラのバイオリンにも通じる一体感です。
イヤホンとiPhone、それをリアルタイムに充電するケーブルと、5m程度の延長ケーブル&電源ケーブルがあれば快適に過ごせます。
他にも予約サイトで確認していた住所とリセプション(受付)が離れたところにあって1時間以上さまようことになったりということも。
経験上、ロンドンなど大都市のホステルは値段の割にボロいことが多く、それに対してちょっとマイナーな国や都市のホステルは比較的安価で安いことが多いです。
「エキサイティングで安い一人旅をしたい!」という人は是非利用してみましょう。あくまで自己責任でお願いいたします。
比較的物価の安い国を選ぶ
安く海外旅行に行くことを考えるうえで、最も重要なことの一つがこの「物価の安い国を選ぶこと」です。
例えばデンマークのコペンハーゲンではコンビニ(セブンイレブン)のサンドイッチが700円近く、ペットボトル飲料が400円以上します。朝食べるパスタサラダをパン屋で買うと、それで大体1000円といった感じです。
逆にちょっとマイナーな国、例えばスロバキアなんかに行くとビールを150円で飲むことができます。ランチをしっかりしたレストランで食べても500円〜800円程度。
そういう物価の差は大きく、減るお金の桁数が違います。
ですから行きたい国で旅行先を考えるのは重要なことですが、物価も視野に入れた方が良いでしょう。
ちなみに物価の目安を一例として紹介しておきます。
物価が高めなのは……
◯スイス
◯北欧
◯オーストリア
◯イギリス(特に外食)
他にもスペインのマドリッドなど、首都は基本的に物価が高いことが多いです。
物価が一般的なのは……
◯ドイツ
◯フランス
◯ベネルクス
◯アイルランド
◯イタリア
◯チェコ(やや安い)
物価が安めなのは……
◯ハンガリー
◯スロバキア
◯スロベニア
◯クロアチア
などなど。もちろん地域によって全く異なりますし、一概にそうとは言えないところもありますが目安にどうぞ。
いかがでしたか??
今回は安く海外旅行に行く方法、テクニックを解説しました!
今年の夏は是非ヨーロッパ旅行に挑戦しましょう。