大学で周りの人のファッションがあまりにオシャレでへこむ……。自分もオシャレになりたい。
実はファッションも楽器やスポーツと同じで、効率の良い練習を知るとみるみるセンスが磨かれていきます。
今回はそういうわけで、オシャレな大学生になる方法を解説してみました!
メンズ中心ですが、レディースのファッションも劇的に改善されるはずなので読んでみてね!!
安くてオシャレなものを見極める!
ファッションに使えるお金がそれほど多くない大学生にとって、安くて良いものを見極めるというのはオシャレするうえで最も重要なこと。
まず、どんな服が「良いもの」なのかを知り、質の悪いものやチープなセンス判別をできるようになって、お金を効率よく「オシャレなもの」のためだけに使えるようになることが必要になります。
そのためには、今の自分では手が届かないファッションブランドや、「自分には似合わない」と思ってもオシャレな人が普段使っているようなファッションブランドに入ってみるのが重要です。
例えば普段しまむらやユニクロで買い物をしていた人はTKティーケーやレイジブルー、HARE ハレなど大学生に人気で比較的安価なものを扱うファッションブランドを。
逆に普段からそういうところで買い物している人はBEAMS ビームス、UNITED ARROWS ユナイテッドアローズ、URBAN RESEARCH アーバンリサーチ、nano・universe ナノユニバースなどのセレクトショップを。
そういうふうにしていくことで、「なるほど今着ている服ともっと高い服はここが違うんだ」と分かるようになります。自分よりも予算面で上のファッションブランドに行くことで、そういうブランドで売られている服がどういうものかが分かるのです。
具体的に言えば、「高い服は生地の質感が滑らかだ」「高い服は縫製に使っている糸が細い」「高いシャツは襟などのシルエットがぼんやりしておらずシャープ」という品質の違いが分かったり、どの服が安いブランドっぽいセンスで、どの服が大人向けのブランドっぽいセンスなのかが分かったりします。
すると今自分が行っている店で、「これは良いブランドの扱ってるものに近い雰囲気だ」「これはこの店の中では質がいい」というものを見分けて選べるようになりますから、自然と「高く見える」ファッションができるようになる。
いつも行っている店で、いつもと同じくらいの金額を使ってワンランク上の大学生ファッションができるようになるわけです。
まずはそれが「良いもの」を知ることのコツなのですね。大学生のファッションとしては「安いものを高く見せる」というのも立派なテクニックです。
もちろん満足できなくなったら、バイトなどでお金をためてちょっと良い服を買うのも良いでしょう。そうして上と同じことをワンランク上で繰り返せば、どんどんオシャレな大学生になれます。
もちろんある程度のところで満足すれば、周りから大学でオシャレだと思われ、かつファッションにお金をかけすぎない大学生活も出来るでしょう。
オシャレのお手本をたくさん見る
良い服を見分けて選べるようになるのと同じくらいに重要なのは、着こなしのお手本をできるだけたくさん見ることです。
まずはウィンドウショッピングをして、様々なファッションブランドのマネキンのコーディネートを見るのがおすすめ。特にそれほど値段の高くないブランドでディスプレイに作られているコーディネートは、「この値段でここまでオシャレに出来る」という指標になります。
安い服をどう組み合わせればオシャレに見せられるか、これを知っているのはその服を売っている店員さんたちですから、その店員さんが作ったコーディネートを見るわけです。
この方法であれば、雑誌などで高くて買えないアイテムを使って着こなされたコーディネートを参考にして自分のファッションセンスを磨こうとするよりも、よっぽど簡単で現実的にファッションセンスを磨くことができます。
また、自分の身の丈よりもやや上のファッションブランドを見て回れば「こういうファッションをしたい!」という方向付けのきっかけとなる。
それに近いファッションを今買える服で作ろうと目指しているうちに、どんどんファッションのセンスは磨かれていきます。
オシャレな大学生の着こなしはシンプル
本当にオシャレが好きな大学生ほど、「シンプル」がどれだけオシャレかを知っています。
もちろん木こりファッションに代表されるような、柄をメインにしたいかにも学生らしいファッションも良いのですが、社会人になっても通用するようなファッションがしたい人はぜひシンプルに着こなしてみましょう。
まずすべきなのは、いろんなものを引いていくこと。
今いろんな柄や色のアクセントがついたカーディガンなどを持っているのであれば、まずはそれを無地のシンプルなカーディガンに変えてみましょう。
柄のシャツを無地のシャツに変えてみましょう。
またアクセントとして柄の入ったチノパンや、ポケットのいっぱいあるパンツをはいているのであれば、シンプルなベージュ一色のチノパンやスマートなシルエットのジーンズに変えてみましょう。
極限まで柄や装飾を減らしてシンプルにしていった服装って、意外とオシャレだと気づくはずです。
そして、そうしてシンプルにした服装のアイテムを一つ柄のものに変えてみる。
すると、洗練されたシンプルさがありながらも地味になりすぎない大学生ファッションになるはずです。
こういったシンプルな着こなしは女子ウケも良く、失敗しにくいこともあり非常におすすめ。また、シンプルなファッションから「どのくらい柄やアクセントを加えていくか」という考え方をしていると、センス良く個性的なファッションもできるようになります。
色数を抑える
ファッションの着こなしというのは色が多ければ多いほどオシャレに着こなすのが難しくなります。
というのもファッションでは「一カ所だけの色は使わない」のがルールと言われるほど。これは全体に統一感を出すために、着こなしに出てくる色は同系色を含めて2回以上使わなければいけないということです。
例えば薄いブルーのシャツに紺のジーンズの組み合せで、そこにベージュのカーディガンを足すのであれば靴やベルトをベージュと同じ茶系のブラウンで合わせる。などのテクニックがあるわけです。
もちろんそこまで厳密にやる必要はありませんが、色が少ない方が着こなしが楽だということは分かると思います。
そういうわけで覚えておきたい着こなし方が、全部で3色の着こなし。
2色+アクセント1色です。
あるいは2色は同系色か、あるいは1色+白などの無彩色(薄いベージュや薄いグレーも含む)でも良いでしょう。また面積比によっては2色+白などの無彩色でもOK。その場合は4:4:2のようにどれかの色が少ないのが望ましいですね。
ちょっと大学生っぽくないファッションで申しわけないですが、下の写真を見てみましょう。
この場合はシャツが青と紺で、パンツが白。ベルトがオレンジ系になっています。
同系色2色(青9紺1)+無彩色+アクセントの着こなしです。トータルで非常にバランスが良く、さらにオレンジ系の靴を合わせてアクセントを強めればかなりセンスの良い着こなしになります。
もちろん毎回必ずこのルールで着こなす必要はありませんし、ちょっとでも慣れてきたら忘れてしまった方が自由にファッションを楽しむことができるでしょう。
重要なのは「色を少なくしておいて、アクセントを加える」ということです。
色の数は少ない方がお洒落に決まる、ということと合わせて覚えておきましょう。
いかがでしたか??
今回はオシャレな大学生になる方法を考えてみました。
もちろんファッションにはいろいろな考え方がありますから、これが全てではありません。でもこれで上手くいく人も多いはずですので、共感していただけたらぜひ実践してみてください!