ポールスミスコレクション今季のテーマは古都エジンバラ

Mens Fashion News

ファッションブランドのニュースを取り上げ、詳しく紹介していくファッションプレスのコーナー。今回は2014年春夏のポールスミスコレクションを紹介します。

Paul Smith COLLECTIONのスーツコレクション

全国のポール・スミスコレクションのショップでは、3月1日(土)よりブルーグレーのテーラードスタイルと、ブラックイブニングスタイルをご紹介します。

上品なブルーグレーの表地にグレートーンのステッチが効いたセットアップには、2014年春夏シーズンのテーマでもある、エディンバラの植物園のイメージをプリントした裏地をあしらっています。また、グレーのセットアップに春らしいミューテッドグリーンのスプリングコートを合わせたコーディネートなどもお薦めです。

今シーズンはタイにもエディンバラをキーワードに遊び心が溢れており、エディンバラの街並みを描いたプリントタイ、アーティストが描いた色鮮やかな静物画のプリントタイ、スコットランド紋章のシンボルにあるユニコーンをあしらったタイなど、バリエーションも豊かに取り揃えました。

お近くのポール・スミスコレクションショップで、この機会に是非新作をご覧ください。
(ポールスミス公式サイトより)

春夏のポールスミスコレクションは、エジンバラがモチーフ

ポールスミスコレクションと言えば、日本限定のポールスミスのラインで、日本製だからこそできるハイクオリティで芸術的なアイテムを紹介しているブランド。

そんなポールスミスコレクションの今季のモチーフはスコットランドの首都であるエジンバラ。


上の写真はエジンバラ旧市街の、城へ続く道「ロイヤルマイル」

エジンバラは中世の歴史を感じる石造りの街で、様々な芸術や文学、そして伝統と歴史が育まれた舞台。

新市街と旧市街はゆるやかな谷で隔てられていますが、その間は何本もの橋が架けられて、2つの街が見事に融合しています。その新旧の町並みの融合が認められてエジンバラは世界遺産の街となりました。


左手が新市街で右手が旧市街、中央は駅

そんな歴史を見てみれば、ポールスミスコレクションがモチーフとしてエジンバラを採用するのも納得できます。

ポールスミスの提唱する「ひねりのあるクラシック」はまさに新旧の見事な融合であり、このエジンバラと通ずるものがあります。

スーツはエジンバラ動物園をイメージしたプリントの裏地

ポールスミスはスーツの裏地で遊び心やアーティスティックな感性を演出するのが得意なブランド。

以前には世界地図をモチーフにしたPaul Smith Londonのスーツも紹介しましたね。

 

そして今回のポールスミスコレクションのスーツはエジンバラの動物園がモチーフ。

エジンバラ中心街から5キロほど離れた所にあり、ちょうどエジンバラ空港からバスで中心街へ向かっている途中の左手にあるのが、Edinburgh Zoo エジンバラ動物園です。

実は筆者の私はまだ入ったことがないのですが、エジンバラの動物園は広大で(パンダもいる)自然に満ちあふれた場所なのだとか。

このスーツやネクタイの自由なペイントが、それを感じさせます。

細かなステッチや、しなやかなスーツの生地。

今回のポールスミスコレクションのスーツも、いたるところに仕立ての良さと素材の良さがにじみ出ています。

すでに全国のポールスミスコレクション店舗でエジンバラをテーマにしたアイテムが販売中。

エジンバラ×ポールスミス。これほどまでにアーティスティックで、核心をついたコラボレーションはなかなかありません。

歴史に残る今季のコレクションをお見逃しなく!

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