「無料でバンドTシャツやらバンドグッズやら売れるはずが無いでしょ笑」
と思うかもしれませんが、実は結構簡単にできます。
答えは、グッズを作るのを本業にしている“イラストレーター”達の常連サイトにあります。
無料で売るってどういうこと??
ここで私が言っているのは、つまり「在庫を持たない販売方法」のことです。
考えてください。もし在庫を持つなら、Tシャツをお金を払って作り、それが売れるまで自分で持っていなければなりませんよね??
最初Tシャツを作るのにはお金がいるし、しかも売れる確証もありません。
でも在庫を持たなくていいとしたら??
例えば作るのに1000円かかるバンドTシャツを3000円で売っているとします。
注文が入ったら3000円貰い、そのうちの1000円で商品を作る。で、2000円が利益になる。
このようにした場合は、自分は1円も出さずにバンドTシャツを売れますよね。
この「在庫を持たない販売」が、バンドTシャツやバンドグッズを無料で売る方法です。
在庫が無くても注文が取れる!
そこで心配なのは、現物が無いのに注文は入るの??ということです。
確かに昔は無理でした。
けれどあまりに長くイラストレーター達がその問題で悩んでいたため、彼らのニーズに答えて「現物がどんな感じか見える」サイトが出来ました。
それが今から紹介するようなサイトです。
T-SHIRTS TRINITY Tシャツトリニティ
Society 6
どういう仕組みかと言うと、まずはデザイナーがデザインをサイトに投稿します。
するとサイト上でそのデザインがTシャツやバッグ、iPhoneケースなどの形に自動的に変換されます。つまりウェブサイト上で、まだ作られていない架空のデザインTシャツを見ることが出来るわけです。
そういうわけでお客さんは「これよさそうだな」となって注文する。
注文が入ったら、その売り上げから手数料と製作費が引かれて残りが渡される。と、こういう仕組みです。
メリットは…
・在庫を持たなくて済む
売れ残りや経年劣化などの心配をする必要がありません。
・製品のイメージが見れる
これは大きいです。デザインだけ見せて「この柄のシャツなんだけど」と言うよりは、Tシャツの上にそのデザインが合成されている写真を見た方がよっぽど、どんな製品か想像をしやすい。
そういうわけで今、このT-Shirts Trinityなんかは特に日本のイラストレーターやデザイナーの間で流行ってます。
バンドTシャツを作る場合、やるべきことは彼らと同じです。
ですからこのサイトは非常に役に立つと思います。
もう一つ紹介したSociety 6ですが、こちらはiPhoneケースやマグカップなども作れる便利なサイトです。
しかしちょっと日本の人には難しいかも。
というのもSociety 6は日本に発送しますが、海外のサイトなので英語です。
また支払い等にPaypalが必要になります。留学をしていた人や、よく個人輸入をする人でなければPaypalを持っている人は少ないでしょう。現在Paypalを登録するのには本人確認が必要で、20歳以上じゃないと使えない上に時間が掛かります。ちょっと手間になりますね。
ただその代わり、Society 6は大手なので人口が多く一目に触れる機会は多いです。
また世界の人が反応してくれたりするので面白い。
とにかく登録して売ってみよう
いずれも、登録料は無料とか1ドルとかそういう世界です。とにかく登録してデザインをアップロードしておくと良いでしょう。
だってほとんど無料でバンドグッズやバンドTシャツが売れるんですから、やって損はありませんよね??
実際に売れるまでは何も払う必要がありません。
いざグッズ無いの??といきなり聞かれたときに「ネットで売ってるよ!」と言えれば、チャンスを逃さなくて済みます。
T-shirts TriniryとSociety 6は自分ではなく友人が使っているサイトですが、すでに購入もしてみて問題なかったみたいです。是非試してみてください。