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大学受験勉強はいつから始めれば良いの??

高校生にとって最も大きな行事と言えば、大学受験。

でも遊びたいし、部活もあるし、いつから本気になれば良いの??そんな疑問に答えていきます。

進学校では高校1年生から本気

残念ながら進学校では、1年生の段階ですでに受験勉強を始めています。

先生方は常に受験の情報をリアルタイムに生徒へ伝え、生徒の間でも大学の難易度などの話がよく持ち出されている。そんな環境の中で受験勉強を意識しない人は少ないです。

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勉強時間は、部活に一生懸命取り組んでいる人で一日2時間〜3時間、そうでない人は3時間というほどのものです。

学年+1時間という言葉を聞くことがありますが、あれは高校生全員にとっての理想の勉強時間。高校生全員というのはあまりレベルの高くない大学を目指す人も含んでいますし、大学受験で失敗する人も含んでいます。

国公立・有名私立を狙う生徒の基準は学年+1時間+1時間といっても良いでしょう。

進学校に限ったことかどうかは分かりませんが、1年生の始めから「家庭学習時間調査」なるものを書きます。

毎朝のホームルームで「昨日は何時間、何の教科を勉強した」というプリントを記入するわけです。学期末にはそれを集計したグラフが渡され、学年平均に比べこんなに少ない、などというように先生から注意されます。

毎日勉強時間を2時間半と偽って記入しても、平均グラフを大きく下回っていたのが印象的。

だいたい3時間が平均でした。

ただし、そうはいっても高校1年生は遊ばないと後悔する学年でもあり。

あまり勉強だけに固執してしまわずにバランスをとるのが重要です。

ある効率の良い人は朝早く学校に来て勉強をし、休み時間などを使って効率よく勉強をしてしまい、放課後は殆ど遊ぶなんていう生活をしていました。

高校1年生のうちに絶対すべきこと

また他のサイトでは書いていないことですが、大学受験のために高校1年生のうちに絶対しておくべきことがひとつあります。

それが、得意科目を作ること。

例えば国語の古文や英語などを、1教科で良いので3年生の分まで終わらせてしまう。

ひとつの教科を死にものぐるいでやって、その教科だけでも学年トップ10位にのめり込ませる。他の科目は平均に届くか届かないかくらいで構いません。

まだ時間に猶予のある1年生だからこそできるわざです。

これをしておくといずれ非常に役に立つ。

何かひとつ出来る教科があればモチベーションも維持できます。また何より3年生になって「時間が足りない!」と思ったときに、一つ人より勉強しなければいけない教科が少ないというのは大変なアドバンテージです。

あとはどうしても第一志望の国公立を諦めなければいけないような状態になっても、一つ飛び抜けて強い教科があると私立受験で非常に有利です。

例えば英語がものすごく強ければ上智大学や早稲田大学などに設置されている「国際教養学部」のような英語系の学部に可能性がありますよね。

高校3年生の大学受験になって「やっておいて良かった」と高校1年生の自分に感謝することでしょう。

注意としては、2年生で文系理系を選択するので、まだしっかり決まっていない人は世界史や化学などの「いらなくなってしまう」可能性のある教科は避け、英語や国語、数学など普遍的に使える教科にすることです。

高校2年生の夏には本格的に受験勉強を始める

高校2年生にもなれば、進学校でなくても受験を意識している人がほとんど。

重要なのは意識することではなく、大学受験勉強を始めることです。

高校2年生の夏の時点では学校の授業はまだ全ての履修内容を終えていません。しかし古文や世界史、地理などの暗記科目はある程度先に自分で終わらせてしまうのが高校2年生夏の受験勉強です。

復習をした方が良いんじゃないの??

と思われる方も多いと思います。確かに復習をするのも非常に効果的なのですが、暗記科目の予習をおすすめするのには理由があります。

それは、予習をしておくと学校の授業が「復習」になること。

正直学校の授業というのは、大学受験が近づいてくれば来るほど集中できなくなってしまうもの。

「もうすぐ受験なのに、なんでこんな簡単な内容をグダグダやってるんだ!」と焦ってしまい、授業中に別の勉強をする。業界用語を使えば内職するわけですね。

内職しても結局集中できず、それほど効果は上がらないことが殆ど。

しかし授業が自分で一度勉強した内容であれば話は別。

前に勉強したことを思い出しながら授業を聞き、覚えていなかったことをもう一度覚え直す。つまり本来は「復習」として家庭学習の時間内で焦ってやらなければいけないことを、授業中にゆっくりと時間をかけて出来てしまう。

これは非常に得です。

授業はテンポが遅いので集中力が維持できず、初めて何かを学習するのには効果的ではありません。

しかし一度勉強したことを復習するのにはベストな丁寧さ。大学受験間際に高校の授業を有効活用するためにも、暗記科目等を早めに予習してしまいましょう。

高校3年生は部活が終わったら全力

高校3年生の前半というのは、部活の最終追い込み。

逆に受験勉強に集中できない時期です。

あえて言ってしまうなら、高校3年生の4月〜6月あたりは割り切って部活頑張りましょう。もちろん1、2年生のときと同じくらいの量の勉強はキープしなければなりませんが、特別増やそうとしない方がいいでしょう。

逆にストレスが溜まり、両方で失敗して、良い状況で受験勉強に臨めなくなってしまいます。

その代わり部活が終わったらその部活の時間をそのまま勉強に変えて、全力で受験勉強を始めます。

特に進学校では、金曜日の帰りのホームルームでよく担任の先生が「休日は学年+10時間だぞ〜」なんて言ったもの。13時間ですね。もちろん本当にそのくらい勉強している人も多かったです。

平日で5時間〜7時間、休日は12時間程度が進学校の大学受験勉強の平均的な時間です。平日は朝1時間、学校の休み時間を使って30分、家に帰って5時間半といった感じです。

もちろん進学校の中でも色々な人がいて、色々な目標があります。

でも、時々勘違いをしてしまう人もいますが志望大学が違うからと言って、勉強時間は変わりません。

MARCHの人は3時間で東大の人は7時間なのか?いいえ違います。

どちらも7時間勉強して、片方の人はMARCHで片方の人は東大なのです。人によって効率も能力も違うからです。毎日7時間勉強して入れた大学が、その人のレベル。

毎日3時間勉強してMARCHに入った人は7時間やれば早慶に入れたもったいない人。毎日7時間勉強しても良い大学に入れなかった人は、残念ながら勉強の仕方と効率が悪かったということになってしまいます。

「そんなに高いレベルの大学じゃないし、3時間で良いや」

なんて言ってしまうと、残念ながら現状維持もできません。

 

高校3年生の夏は受験の天王山と呼ばれるように、ここで勝負が決まります。

多い人は毎日13時間以上、少ない人でも10時間は勉強しています。

「もっと少ない人もいるんじゃないの??」

というのは良い質問です。います。それはとんでもなく効率の良い人か、あるいは「大学受験で不合格だった人」です。

生まれつき効率のいい人は参考になりませんし、大学受験で不合格だった人はもっと参考になりません。

となるとやっぱり、大学受験で有名な大学に合格した人を見る。すると夏休みの一日の勉強の平均時間は10時間ほどになるでしょう。

とはいえ進学校にいる人は、高校受験でさえも夏休みは一日8時間ほど勉強した人も多いはず。不可能ではないと思います。

受験勉強は終わらない。やった分だけ完璧に

受験勉強というのは量が多く、「全部覚えた」という人は多分いないと思います。

どこかに穴があり、どこかにやり残した部分がある。

でもそれを引きずっていると絶対に失敗します。

分からない部分は×ですが、やったけど曖昧だった部分も×になってしまう。

「だいたい覚えていたけど、ちょっと違った」は絶対に通用しないのです。

ですから受験勉強の法則をしっておきましょう。

完璧は◯ うろ覚えは× 知らないは×

この3つで一番悔しくて、無駄なのはどれか。もちろんうろ覚えです。答えられたはずなのに、ギリギリ思い出せなかった。知らなかったよりも諦めがつきません。

そういうことが無いためにも、一回勉強したことは確実に覚えるように復習しましょう。

あまりたくさんの参考書やテキストに手を出してしまわず、まずは1冊を完璧にしましょう。

それでは後悔のない高校3年生を送りましょう!

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