瀬戸田レモンの「グリーンレモン」を冷凍ストックするよ

料理

皆さんは瀬戸田レモンをご存知でしょうか。

「瀬戸内レモン」だと思って購入したのですが、「瀬戸田レモン」と書いてあり、類似品かな!?と思ってしまったのですが、どうやら瀬戸田というのはさらに細かい産地で、レモンで有名な土地のようです。

完全にピンポイントでこの島で採れたわからないのですが、地図で見ると広島県尾道市から愛媛県今治市に向かう国道317号沿いにあります。

実は私は以前このルートを車で通ったことがあり、 四国に向かう際にドライブしたのですが、 非常に景色が美しく、のどかな街で、 ゆっくり滞在したいなと思えるほど良い場所でした。西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)から眺めただけなので、雰囲気だけしか見ていませんが再訪してみたいです。

瀬戸田レモンの「グリーンレモン」とは?

さて、瀬戸田レモンの「グリーンレモン」とは、収穫の早い時期に採れる青いレモンのことを指します。

次のような特徴があります。

  1. 酸味が強い: 瀬戸田レモンのグリーンレモンは、通常の黄色いレモンよりも酸味が強いです。若い段階で収穫されるため、フレッシュな酸味が際立ちます。
  2. 爽やかな香り: グリーンレモンは芳香が高く、さっぱりとした爽やかな香りが特徴です。皮にも香りが豊かに含まれているため、料理やドリンクに皮ごと使うことができます。
  3. 皮が柔らかい: 熟した黄色いレモンと比べて、グリーンレモンは皮が柔らかく、少し薄いです。これにより、皮ごと使う際に苦味が少なく、料理やドリンクに使いやすいです。
  4. 鮮やかな見た目: グリーンレモンの鮮やかな緑色は、料理の飾りや彩りとしても人気があります。特にサラダやカクテルなどに使うと視覚的にも楽しめます。
  5. 旬が短い: グリーンレモンは主に初秋から冬の初めまでの短い期間だけ流通するため、非常に希少で季節感のある食材です。

数ある国産レモンの中でも瀬戸田のグリーンレモンは非常に香りが良く、飲み物に使っても良いですし 料理に使っても感動的です。ただし、やはり自然な果物ですので、 冷蔵庫で長期保管できるようなものではありません。

乾燥しないように丸ごと保管しておくと、大体2週間から1ヶ月程度保管できるようです。

ただ、傷んでしまう場合もあるので、私の場合は購入して5玉ほど冷蔵庫で保管をして、残りは全部冷凍にしてしまうようにしています。関東ではなかなか入手が難しいので、毎年メルカリで産地直送のものを購入しています。

どのくらいの厚さでも良いのですが、レモンをスライスしていきます。

この時に、本当であればレモンの断面が完全にラップに触れるようにすることで、表面の水分が蒸発することを防げるのですが、 実用的な観点から言うと、少し重なっている方が多くて、すぐに必要な分を取り出しやすくなります。

ですので、私のように10玉以上を大量に冷凍する場合は、このように斜めにスライスをして、 もし冷凍する量がそんなにないのであれば、 下手したら1枚ずつ丁寧に包んでいっても良いかもしれません。

 

私の場合は、10枚程度で1列にして、それを何列か作り、ジップロックのLに保管しています。

冷凍庫はこのような感じです。

ジップロックから取り出すと乾燥して冷凍焼き起こしやすいので、必要な一列ごと取り出して残りはしっかり密封しておくのがおすすめです。

さらに神経質な場合は、水を薄く張って冷凍すると、より新鮮に保管できるそうですが、 簡単に解凍して使うのが難しいので、そのあたりは、おいしさを優先するか、簡単さを優先するかで決めるのが良いと思います。

また、レモンの切れ端も捨ててしまうのはもったいないです。特に、皮の表面には豊かな香りが詰まっています。ノーワックスや無農薬のレモンであれば、そのまま食べることも可能です。

正直なところ、アメリカ産のレモンと比べると、国産レモンの表面に残留する農薬の濃度はかなり低いのではないかと個人的に感じています。実際に数値を測ったわけではありませんが、常識的に考えてみても、何週間から何ヶ月もかけて船便でアメリカから輸送されてくる際に腐敗を防ぐために必要な薬品の量と、収穫した当日に発送され、翌日には関東に届く国産レモンの物流形態を比較すれば、残留農薬の量が極端に多くなるとは考えにくいです。ポストハーベストの心配も少ないでしょう。

フルール・ド・セル (Fleur de sel) で作る塩レモン
ちょっと調べる、ということの大切さを今まさに実感しました。 初めて知ったのですが、このパッケージに書いてある「フルール・ド・セル」は実はメーカー名でもブランド名でもなく、「美味しい塩」程度の意味しかないのです。 危うく誰かに「美味しい塩ない...

ちなみに数年前に「フルール・ド・セル (Fleur de sel) で作る塩レモン」という記事を書いたので、冷凍以外の活用方法はこちらも参考にしてください。

肉料理などには塩レモン、大変便利ですし、 個人的には砂糖を使っレモンシロップを作るのもおすすめです。塩の代わりに上白糖で漬け込むとオリジナル・レモンスカッシュが簡単にできます。この場合はオレガノやスペアミントを少量使うことで、本格的なカフェのようなレモネード&レモンスカッシュができます。

レモンへの執着心

自分でもなぜこんなにレモンに対して強く執着しているのかわからないのですが、 輸入されてくるものとメルカリで購入するものは値段がほとんど変わりがないのに、味わいが全く異なります。

国産のレモンはだいたいめちゃめちゃ美味しいのに、値段もひとたま100円程度のものが多く、 なぜ日本人はわざわざ遠い異国のアメリカからあまり美味しくないレモンを大量に輸入しているんだと問いかけてしまいたいほどです。

作っている農家さんやその土壌、またレモンの品種も複数あるので、 それらによって味わいは変化するのですが、 それでも大抵のレモンは、中の果実をかじって食べてしまいたいほどにおいしいものが多く、 まだ本当のおいしいレモンを体験したことのない人は、 直売所などで探すか、メルカリやヤフオクなどで、 現地の人のレモンを購入してみるのがおすすめです。

https://jp.mercari.com/item/m72724129547

 

https://jp.mercari.com/item/m19512905108

今回はこの2人の生産者の方から購入しました。 皆さんもぜひ探してみてください。

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