秒速5センチメートルからみる男と女の恋愛脳

皆様は映画「秒速5センチメートル」を見たことがあるでしょうか。
シナリオを乱雑にまとめるとこうです。小学生だった主人公が同級生の女の子に恋をするのですが、中学が別々で東京と栃木という遠距離となってしまいます。文通を続けていたのですが、中学1年の終わりに更に主人公が鹿児島に引っ越しすることになり雪の中、電車で会いに行きます。そこでキスをしてお互いの本当の気持ちを言えないまま1話が終わります。

映画の後半になると、主人公は社会人になり別の彼女ができるのですが、小学生のときの彼女の事を忘れられずに釈然としない日々を過ごします。そこで生きている意味さえ失ってしまい、仕事をやめてしまいます。ところが当時の女の子 に至っては素敵な男性を見つけて結婚して幸せを掴んでいるのです。

まさに男性の恋愛観と女性の恋愛観を象徴する作品と言えます。
私がツイッターで見た感想では、可愛い女の子からしたら「信じられないほどつまらない駄作、二度と見ることはない」という酷評、しかしモテない非リアな男性からすると「人生が変わるほど素晴らしい作品、ブルーレイをもう買った」という好評。なぜここまで差が分かれるのか、それは恋愛観の違いに言い争せます。

女性の恋愛観は”今が一番大切”

今幸せならそれが100%なのです。昔付き合っていた男性などは分かれた瞬間死んだものと同様。それどころか無かったものとされ記憶は抹消されます。残念ですが今まで付き合った男性の名前さえも思い出せないのです。

男性の恋愛観は”過去の美しい思い出”

男性は思い出と美化の塊で、たとえ60代の男性であっても「18歳の頃の彼女は◯◯ちゃんで、初デートは◯◯に行って、◯◯を食べてこんなことをしてくれたな〜〜あの頃は良かったなぁ〜〜」とネチネチと覚えているのです。多くの男性は、交際相手の名前どころか好物までも順番に並べられるほどに覚えていて思い出を大切に家宝のように扱うのです。
それどころか、悪かった思い出さえも美化してしまい全てキラキラとした思い出になってしまいます。
そうしたことにより、度々トラブルも起きてしまいます。たとえば、独身男性が一人アパートの一室で寂しく夜を過ごしている時、ふと元カノの事を思い出します。そこで、とんでもない行動に出てしまうのです。

「やぁ、久しぶり!最近どうよ?あの頃は楽しかったよね。今度飲みに行かない?」

と言ったメールを、もう数年も会って居ない元カノに唐突に送ってしまうのです。
しかしその頃には当時の彼女は、すでに別の彼と付き合っているどころか、下手すると二児の母であったりして、そのひどいメールにすっかり疲弊してしまうのです。

またもっと酷いパターンだと、別れた彼女がいつまでたっても自分の事を好きだと思ってしまう欠陥的な思考になっているのです。その頃には彼女のほうは、貴方の名前さえ覚えているか定かではないのです。

つまりどうすればいいのか

男は過去の事ではなく、今の事に100%の精力を尽くすべきであり、過去のことは過去でしかありません。
より厳密に言うと、「今」はありません。この瞬間に未来が過去に押しやられているのです。映画館と同じようにフィルムと途中で止めることはできないのです。

人によって辿り着く先や、目的は違いますが
「現状を打開する、改善する」「夢を実現する」「今の幸せを維持する」など、映画の主人公と同じように未来の状況を自分で変えなければいけません。ごくたまに過ぎ去ったことを振り返るのは悪くありませんが、浸ってしまわずに先だけを見るべきなのです。

はっしー

1989年 静岡市生まれ
2018年の遅い上京で港区民になりました!
Twitter → @ohashi335
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