正月のおせちを自家製するなら、準備は今から!

料理

みなさん、お正月におせちを自家製で作ってみたいと思ったことはありませんか?

しかし、クリスマスが終わり、12月26日頃にスーパーやデパートに足を運ぶと、その高騰した値段にがっかりすることもあるでしょう。特におせちの定番である栗きんとんの甘露煮一つを買おうとすると、中国製のものでも1000円以上、国産のこだわったものでは2,000円〜5,000円程度もしてしまいます。これでは、せっかくのやる気が失せてしまうことも…。

写真は、「来年こそは作ろう!」と諦めた2022年元旦の図。反省を活かし、2023年、2024年はおせちチャレンジ成功しました!

他の食材も同様で、乾燥椎茸一つ手に入れるだけで1,000円を超えることも珍しくありません。「これなら既製品のおせちを買って済ませたほうが楽だ」と思ってしまい、結局また翌年も既製品で済ませてしまう、そんなサイクルに陥りがちです。

でも、もし10月から少しずつ準備を始めれば、年末の高騰に影響されることなく、おせち料理を自家製で作れるかもしれません。今回は、そのための具体的なアドバイスをお伝えします。

丹波栗を入手して、甘露煮を作ろう

栗のシーズンは10月が最盛期。12月に探し始めると、手に入るのは中国製の水煮が多く、国産の良質な栗は非常に高価です。おせち料理で使用する栗きんとんのために、国産の丹波栗を今のうちに手に入れて、自家製の甘露煮を作っておきましょう。

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自家製の甘露煮なら、材料もシンプルで、砂糖と水だけで煮ることができます。保存方法としては、冷蔵庫で約1ヶ月、冷凍保存で3ヶ月ほど保存可能です。これでお正月の準備が一つ整いますし、何より味も市販品とは違った風味を楽しめます。

乾物は年末年始は値上がりするので事前に入手

おせちに欠かせない乾物は、早めに手に入れておくことが大切です。特に、年末年始にかけては価格が高騰しやすいので、10月から11月中に購入しておくのが賢明です。具体的には以下のものをおすすめします。

丹波の黒豆:煮豆に使う黒豆は、丹波産の良質なものを今のうちに購入しておきましょう。

ごまめ(小魚の乾物):田作りに使う小魚の乾物は、12月には価格が上がることが多いです。

干し椎茸:筑前煮や煮しめに使う干し椎茸は、風味が濃くて美味しいものをストックしておきましょう。

海老:おせち料理のエビの塩焼きに使う大きなエビは、冷凍保存できるため、業者から早めに手配しておくと安心です。

このように、長期保存が可能な乾物類は、12月になる前に購入することで、ピーク価格を避けられます。特にクリスマスから年末にかけては、通常の価格の1.5倍から2倍近くになることもありますので、10月から11月中に準備を進めておくと、結果的に節約にもつながります。

写真は2023年の準備の品ですが、例えば天然有頭エビはたった5匹で3218円しますし、他の商品も年末年始のお祝儀価格で大変高いです。

エビも冷凍保存でお得に手配

おせち料理に欠かせない海老も、年末には価格が高騰しがちです。大きな海老をおせちに入れると豪華な印象になりますが、この時期に購入するのは少しもったいない。そこで、冷凍の状態で手に入れ、冷凍庫に保管しておくのが賢明な方法です。

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冷凍のエビは長期間保存できるので、11月頃に大きめのエビを手配しておけば、年末の価格上昇を気にせず、豪華なおせちを楽しむことができます。

お正月のおせち料理を自家製で作るなら、10月からの計画が成功の鍵です! 手間はかかりますが、早めに準備をすることで、年末の買い物ストレスを減らし、コストも抑えられます。丹波栗の甘露煮や乾物の事前準備を活用して、自分だけのおいしいおせちを作りましょう。

2023年の初おせちチャレンジ成功の例

だしの準備は重要!昆布と鰹節も今のうちに

おせち料理に欠かせない「だし」ですが、その基礎となる昆布や鰹節も、今のうちから準備しておくとよいです。特に、だしは料理の風味を左右する重要な要素です。市販の顆粒だしやインスタントだしでも簡単に作れますが、本格的なおせち料理を目指すなら、昆布や鰹節からだしを取ることをお勧めします。

昆布

昆布は、北海道産のものが上質で風味豊か。料理によっては細切りにして使う「昆布巻き」や「煮しめ」にも重宝します。昆布は乾燥させた状態で保存がきくため、今のうちに購入しておくと安心です。

鰹節

鰹節は、削りたての風味が抜群なので、購入する際はできれば節のものを用意し、専用の鰹節削り器で削るのも一つの楽しみです。もちろん、既に削ってあるものでも保存がききますので、事前に良質な鰹節を購入しておきましょう。

どちらもメルカリに産地直送のものが売られていますが、年末年始になると授業が急激に高まるため、品切れしているショップが増えてきます。

祝い箸や器の準備も忘れずに

おせち料理は料理そのものの美しさも大切ですが、器や箸などの道具もお祝いの席を引き立てる重要な要素です。おせちを自家製で作るのであれば、器にもこだわりたいところ。

祝い箸

おせち料理には、通常の箸とは異なる祝い箸が使われます。祝い箸は、箸の両端が細くなっている「両口箸」と呼ばれ、神様と人間が同じ箸を使うという縁起の意味が込められています。100円ショップやインターネット通販でも手軽に購入できますので、今のうちに準備しておくと安心です。

器や重箱

おせち料理を美しく盛り付けるためには、重箱や美しい器が必要です。家庭にあるもので十分という方も多いですが、おせち専用の重箱があると、よりお祝いの気分が高まります。特に、3段重などの大きな重箱は、多くの料理を詰めることができ、見栄えも華やかです。これも12月になると値段が上がる可能性があるので、早めに検討しておくと良いでしょう。

ちなみに、1月から10月までは重箱を使う人が少ないため、Yahoo!オークションやメルカリでは、状態の良い漆塗りの本格的な重箱が格安で販売されています。10月でもまだギリギリ間に合うので、今月中に手配しておけば、品質の良いものが2,000円〜3,000円で入手できることがあります。

買い置きしておきたい調味料

おせち料理には、普段使っている調味料のほかにも、特に必要な調味料がいくつかあります。特に、使う頻度が少ないけれど欠かせない調味料は、あらかじめ買い置きしておくと年末の買い物ラッシュを避けることができます。

みりん・砂糖・醤油

おせち料理には、みりんや砂糖、醤油が大量に使われることがあります。特に、甘露煮や煮物などの甘さが特徴のおせち料理には、みりんや砂糖が必須です。普段よりも多くの調味料を消費するため、10月から11月のうちにこれらの調味料を多めにストックしておくと安心です。

料理酒や日本酒も、おせち料理には欠かせません。煮物や煮魚に使うほか、祝い酒としても日本酒を用意しておくと、よりお正月らしい雰囲気が楽しめます。

冷蔵庫や冷凍庫の整理も今のうちに

おせち料理は、年末に一度にたくさん作り置きするため、冷蔵庫や冷凍庫のスペースが大きなポイントになります。特に、事前に用意した食材を冷凍保存しておく場合や、作り置きした料理を保存するためのスペースを確保するためには、冷蔵庫や冷凍庫の整理整頓が必要です。

今のうちから冷蔵庫や冷凍庫の中身を見直して、使い切れていない食材や期限切れのものを処分し、スペースを確保しておくことで、スムーズにおせち作りが進みます。大きな鍋や保存容器を使用する際にも、スペースがあると非常に便利です。

まとめ:計画的に準備して、素敵なお正月を迎えよう!

おせち料理を自家製で楽しむためには、早めの準備が重要です。10月から少しずつ食材を揃えたり、冷蔵庫や道具を整えることで、年末の慌ただしさを軽減しつつ、家族と一緒に心のこもったおせちを楽しむことができます。

手間を惜しまず、自分で一つ一つ準備することで、より一層お正月が特別なものになるでしょう。ぜひ、今年は自家製おせちにチャレンジしてみてください!

細かいレシピについては、また後日紹介したいと思いますので、楽しみに待っていてくださいね。

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