自由落下した弾丸は危険なのか

ブログ

くだらないネタですみません。こんなことを言ったら性差別と言われてしまうかもしれませんが、男性はくだらないことを考えるのがとても大好きです。

例えば、この皮肉な写真に思わず感心してしまいました。

ベッドにはカップルらしき男女が一緒に寝ています。左の女性は「きっと他の女の子のことについて考えているに違いないわ」と疑いの目を向けています。

ですが、右に寝ている男性は、「プラスチックの恐竜って、実は本物の恐竜じゃないか?」と、くだらないことを考えています。

つまり、恐竜が死んだ後、恐竜の骨になりますが、それが何億年も経て、化石燃料、原油となり、それを精製されてプラスチックが作られ、 プラスチックを元にプラスチック型の恐竜模型が完成する。「大元をたどれば、プラスチックの恐竜の原材料は本物の恐竜だということになるのではないか!」と頭の中で世紀の大発見をしてしまっているわけです。

そして、そんなくだらない考えにふけりながら、ふと「上空に発射された弾丸はどうなるのか?」が気になり、ChatGPTにその危険性について聞いてみました。

自由落下した弾丸は危険なのか

銃弾を単に手から落とした場合と、発射された場合ではエネルギーに大きな違いがあります。以下、簡単に解説します。

自由落下によるエネルギー

銃弾を手から5mや100m、1kmの高さから落とした場合、エネルギーは重力による運動エネルギーのみです。運動エネルギーは以下の式で計算されます。

ここで、Eはエネルギー(ジュール)、mは銃弾の質量、vは銃弾の速度です。

例えば、100mから落とした場合の速度は次のようになります。

質量7.5gの銃弾の場合、エネルギーは約7.36ジュールです。これが1kmから落とした場合、速度は約140 m/s、エネルギーは約73.5ジュールになります。

実弾として発射されたエネルギー

一方、銃弾が実弾として発射された場合の速度は約300~900 m/sです。例えば、350 m/sで発射された拳銃弾のエネルギーは約459ジュール。ライフル弾では1,000ジュールを超えることもあります。

比較

1kmの高さから落とした銃弾のエネルギー(約73.5ジュール)は、発射された銃弾(数百ジュール以上)と比べてかなり小さいです。

空気抵抗の影響

実際には、銃弾が空気中を落下する際、空気抵抗が働き、速度が一定の「終端速度」に達します。これにより、さらにエネルギーは制限されます。

結論

銃弾を5mや100m、1kmの高さから落とした場合のエネルギーは、発射された場合と比べて大幅に小さくなります。そのため、自由落下した銃弾は安全性が高いと言えますが、空気抵抗の影響も加味すれば、発射された銃弾ほどの危険性はほとんどないと言えるでしょう。

ChatGPTに聞いた限りでは、空気抵抗による影響で自由落下した銃弾は、そこまで危険ではないようです。

空に銃撃つ「祝砲」、流れ弾で70人死傷か タリバンが配下に禁止令

しかし、ニュースを調べてみると、アフガニスタンで権力を掌握したタリバンが、祝砲として空に向かって銃弾を撃ち続けた結果、70人以上の死傷者が発生したという報道がありました。銃弾の角度や当たり所によっては、一概に安全とは言えません。このように、2時間以上にわたり何百発、何千発もの弾丸が撃たれた場合、相当数の人的被害が発生することは避けられないでしょう。

ちなみに、戦闘機のような大きな口径の弾丸でも、空気抵抗の影響で終端速度に達すると、車の中にいればガラスは割れるものの、屋根を貫通するほどの力はないとされています。

この計算がどこまで正しいかわかりませんが、 外で発砲音が聞こえた場合は、 車の中や建物の中に避難した場合、 自由落下してくる弾丸に関しては、ある程度は防げそうですね。

タイトルとURLをコピーしました