Z世代に浸透「Y2K」のクリア家電ブームが再来?

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日経平均株価が一時1,100円以上急落しましたが、全く悲壮感はありませんね。皆さん、8月5日のようにすぐに反発し、再び4万円を目指して上昇すると信じているのでしょうか。私は現状に対してかなり疑心暗鬼なので、11月の大統領選挙の頃までは静観しようと思っています。

さて、昨日スリコ(3COINS)に立ち寄った際、とても懐かしい色合いの家電製品が販売されていました。西暦2000年になるとコンピュータが誤作動する可能性があるとされた「2000年問題」を覚えていますか?
その時代を象徴する言葉「Y2K(ワイツーケー)」が、今の若い世代に再び注目されているようです。

2000年頃のスケルトンブームとは?

携帯ゲーム機「たまごっち」が発売された頃、透明な家電ブームが到来し、スケルトン仕様のたまごっちが何万円もの価格で転売され、社会問題にもなりました。

最も印象に残っているのは、iMac(G3)の透明カラーバリエーションモデルです。他にもゲームボーイやメモリーカードなど、様々な家電がクリア素材で発売され、中身の基板が見える仕様が流行しました。

1989年生まれの私の記憶では、このブームはそれほど長続きしなかったようで、2004年か2005年頃には一段落しました。以降は、透明なケーブルが一部家電に採用される程度で、スケルトン製品はほとんど見かけなくなりました。

その後は、どことなく「スケルトンはかっこ悪い」という風潮が広まり、こうした製品はほぼ姿を消しました。

スケルトンが再ブームに?

そんな懐かしい透明な製品に心奪われているのが、最近の10代から20代前半の若者たちです。
いち早くこの流れを察知したスリーコインズが、こうした製品を発売し、InstagramやTikTokで人気を集めています。

若者だけでなく、私のようなミドサー世代やアラフォー世代の中には、子どもの頃に親に買ってもらえなかった人たちもいるでしょう。そうした人たちが、今になってスケルトン家電やカバーを手に入れるのかもしれませんね。

最近では、ポケモンやレトロゲームの再ブームも見られます。少し勢いを失っている日本において、懐古的な過去のものが再び流行するのは自然かもしれません。

パパとママには、実家の自室の物を処分しないように注意して!

先日、ハードオフの中古ゲームコーナーに立ち寄ったところ、信じられない光景を目にしました。1999年頃に発売されたゲームボーイカラーの限定モデルが高額で販売されていたのです。

例えば、トイザらス限定モデルやダイエー限定モデル、ANA限定モデルなど、透明な限定カラーが4万円以上の値段になっています。

私はこの世代で、後のゲームボーイアドバンスやDSなどは全く遊んだことがなかったので、特に懐かしいなと思ってしまいます。横には「ポケットモンスター金・銀」が1万円近い値段で販売されていて驚いてしまいました。

少し前までは、こうした古いゲームは二束三文で、買取ショップに出しても、せいぜい100円から500円程度だったと思います。

きっと、皆さんの実家の部屋にも、こうした昔のゲームが眠っているのではないでしょうか。もしかしたら、中にはスケルトンな限定モデルがあり、 メルカリなどに出したら4万円以上になるかもしれないので、 お父さんお母さんには、自宅にある昔のものを勝手に捨てないように注意した方がいいかもしれませんね。

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