エアコンの効きを良くする?最高気温40℃を乗り切る方法

ライフスタイル

ここ数年、異常気象で暑いなと思っていたのですが、 今年は中でも最悪の年となりました。日傘をしないで日中出かけると、 わずか2、3分で汗が吹き出してくるような暑さです。

私が子供の頃(1990年代)は、8月でも一日中遊び回っていましたし、夜になれば暑さが和らぎ、エアコンなくても過ごせるような日が多かったです。エアコンを使うのは、よほど暑い日の昼間だけでしたし、夜はほとんど使わずに過ごしていました。

今年はあまりの暑さに、在宅中はほぼ24時間エアコンを稼働させています。
パナソニックの新しい機種のエアコンが2台あるのですが、 それでも外が40℃近い気温になると、 冷え方が悪くなりやすいです。そこで今回、実際に行った対策方法を書き留めてみます。

エアコンの室外機に直射日光が当たらないようにする

写真を見て驚いたと思うのですが、なんとベランダの手すりの上の温度が53.8℃まで上昇しました。気温は40℃程度ですが、 金属の塊の削りに長時間直射日光が当たることで、 こんなにも上昇することがわかります。

子どもだけでなく、大人も手を置いただけで、 火傷してしまうほどに熱いです。1秒ほどでしたら我慢できますが、5秒や10秒触っていると、 手のひらが火傷してしまうような温度になっています。

エアコンの室外機も近くに置いてあるのですが、こちらも直射日光が当たると似たような温度になってしまいます。エアコンは室内と室外で熱交換をする原理ですが、 室外機の温度が高すぎるとうまく冷却できないです。

そのため、なるべく日差しが当たらないようにしましょう。 かといって、ファンの部分を塞いだりすると余計に圧火してしまうので、風通りがいい場所に置いてください。

エアコンの室外機の周辺を打ち水する

SNSでは室外機の上にバケツを置いて、タオルで少しずつ湿らせることによって、気化熱で温度を冷やす方法をとっている人がいます。この方法はメーカーが推奨しているものではないので、 破損や何らかのトラブルに繋がってしまう可能性があるので、 自己責任で行ってください。

比較的安全な方法では、周辺のコンクリートや壁などを打ち水することです。1日に2回か3回程度、日差しが強いときに打ち水するだけで周辺の温度が下がりますし、エアコンの機器が良くなりやすいです。

ファンの邪魔にならない場所で、なるべく近くに観葉植物や 家庭栽園を設置すると、土が保持している水によって周辺の温度を下げることができます。

雨戸と遮光カーテンを両方ともする

40℃近い気温だと緊急事態なので、私の場合は雨戸を下げてカーテンをすべてするようにしています。ガラスやサッシが二重ガラスで十分高い性能があるのですが、 直射日光が当たると、その熱を感じさせます。

日差しが強い日だけでも、雨戸と遮光カーテンをすることによって、中のエアコンの効き効き具合が全く異なります。

常時換気のダクトを少し狭くする

これは家庭によって異なると思うのですが、 常時換気のダクトが可変式で、開閉具合を調整できるものがあります。最近のマンションであれば大体このようなダクトが付いていると思うのですが、 これが初期設定で全開になっていることがあります。

カビや湿気対策、また二酸化炭素中毒にならないように、外部から空気が入るようになっているのですが、 夏場の非常に暑い時にこれが全開になっていると、熱気がどんどん入ってきてしまいます。完全に締めてしまうのは危険ですので、 少し締める、半分程度狭くしてもよいかと思います。

心配な方は、一酸化炭素チェッカーなどを購入すると、室内の状況を確認できます。

エアコンと扇風機を組み合わせる

特に寝る前はエアコンの冷えた風が直接体に当たらないようにして、 間接的に扇風機の弱い風で当たるようにしています。
デスクファンなんかは、1000円程度で購入できてとても便利ですので、おすすめできます。

他にも加湿器のようなものと扇風機を組み合わせて 気化熱を利用するような人もいるようです。カビや家電製品の故障に注意してください。

調理の温度は高い?

私は料理が好きなのですが、ガスコンロで料理をしているとどんどん気温が上昇してしまい、エアコンを一番強くしても暑いような時があります。

IHクッキングギターの場合だと少しマシなのですが、それでも間接的に熱が伝わってくるので、料理する時間を考えたり、冷やす部屋と外気のままの部屋を切り分けるなど、うまく空間を使い分けるのがおすすめです。

今の時代はエアコンをつけたまま寝たほうが良い

一昔前までは、エアコンをつけたまま寝ると風邪を引くだとか、体に悪いと言われていましたが、ここまで暑くなってしまった今、エアコンを弱にして寝た方が体に良いと思います。

特にここ5年以内に発売されたような新しいエアコンですと、 電気代が昔の機種と比べて遥かに安いので、 それほど高く感じることはありません。

在宅ワークで一日中稼働させていますが、それでも月間4,000円程度の負担です。仕事や学校で家にいない時間が多い人はさらに安くなると思いますので、 常時エアコンを使うのがおすすめです。

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