病院通いの経験から学んだ、病気に上手にかかるためのポイント

健康

人間の慣れというのは本当に怖いなと思います。

小さい頃は病院に行くのが怖かったのですが、自身や家族の通院で何百回と行くようになって、すっかりと慣れてしまいました。家族が癌になって亡くなっているので、先日、 胃カメラで「癌の可能性がある」と指摘されたときも、「あーそうなんだ」程度の感覚しかありませんでした。

希死念慮があるわけでなく、過去の通院体験を基にして、事前にできる限りのことを尽くすことによって長生きできるような気がします。

知っていると怖くない

私自身は高卒ですが、大人になってから、少しだけ生理学や細胞生物学を”さわりだけ”勉強してみたことがあります。人間は絶えず細胞が代謝し、分裂を繰り返しています。その過程で一定の確率でエラーが起きるのは起こるのは自然です。神経細胞や内分泌細胞、ホルモン、免疫細胞などの機能をおさらいすると、どのような原理で体が動いていて、 薬がどのように機能されるのか、なぜ花粉症のようなアレルギーが出るのか、少し理解することができます。

病院・病気に対しての怖さも、 全く知識がないと漠然と怖いのですが、 知ってしまうと客観的に見ることができます。

さて今回は、過去の経験を基に上手に病気にかかる方法を紹介します。

医学的な知識はないので、 ジョーク記事としてお読みください。

体の調子が悪い時、カレンダーに記録する

これをしておくと、大変便利です。

病院に行った時に「どんな症状がいつからありますか?」と必ず聞かれるはずですが、 自分自身のことなのに、いつから痛かったか明確に覚えている人は少ないと思います。

「スポーツをしていて怪我をした」、「刺身を食べて食中毒にあたった」など、突発的な怪我や病気の場合は明確な日付がわかりますが、だんだん調子が悪くなった場合は、その起点がいつなのかはっきりと思い出せないことが多いです。

「なんとなく、だるい時期が続く」、「なんとなく微熱が続く」、「なんとなく関節が痛い」そして最終的には我慢ができないほどの痛みになる。

このように危険となる日が曖昧で1週間くらい前だったのか、それとも1ヶ月くらい前からなのか、ちょっとよく思い出せないということがよくあります。特に30代以上になると記憶が曖昧になりがちです。

このようにカレンダーにその日起こったことを細かくメモしておくと、いざ病院に行ったときに、いつから調子が悪いのか、いつ悪化したのかが明確に思い出せるようになります。

できれば朝と夜、体温を測り、その日の状況をしっかり書いておくと、さらに具体性があります。飲んだ薬とそれを飲んでどうだったかもメモしておくとより良いですね。

ちなみに入院をする場合は必ず「入院した病院名」と「期間」をカレンダーに残しておいてください。民間保険で入院で支払いを受けるときに、 いつからいつどの病院に入院したかというのが必要になってきます。

病気の過中にいると、頭がパニックになって、 入院期間を明確に思い出すのが難しくなってくるので、 絶対に忘れないようにつけておいてください。

手術した場合は、その手術の術式名正確な病名も保険金請求で必要になります。

土日・連休や年末年始など長期休暇は注意する

私の体験談では、木曜か金曜くらいに体調が悪くなって、寝たら治るだろうと思って土曜や日曜に急激に悪化するというケースです。例えば、発熱があって喉が痛いなど明確に何かいつもと違うのであれば、病院が開いている時間帯のうちに確実に診察を受けておいた方が良いです。

何か調子が悪いなと思ったのが金曜日であれば、急いで病院を予約するか診察に行った方がいいです。

年末年始に腹痛になったことがあるのですが、12月28日くらいからは開いている病院の方が少ないので、Googleマップでひたすら空いている個人病院を探したことがあります。

基本的に総合病院は初診の受け入れを控えていて長時間待ちますし、紹介がないと別で費用が請求されるので、最終的な手段にすると良いです。

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201603/5.html

保険証、マイナンバーカード、お薬手帳、現金を持つ

「当たり前じゃん!」と思いがちですが、 病院に急に行きたいと思うときは、だいたい、めちゃめちゃ調子が悪いので、 頭が回らずに携帯と財布だけ持って急行することが多いです。

最近でこそ、クレジットカード決済やQRコード決済ができる病院も増えてきましたが、まだまだ現金しか使えないというところもあるので、できれば急病になったときのために1〜2万円は玄関に保管しておき、現金を持っていくのが良いです。

最近の薬局は、マイナンバーカードとお薬手帳があると、非常にスムーズに受付ができます。

また、処方箋を確実に記憶してもらっておくことで、 新規で病院にかかったときも、過去に飲んだ薬や病歴がスムーズに確認できるので、 よりベストな治療を提案してもらえると思います。

お医者さんは、ママやパパではないので、現時点の診察した症状だけを判断して、考えられる症状に最も近いものを仮定して治療を進めることがあります。過去の病気や持病、 そうしたデータが一目で分かるようになっていると、 より精度を高めることができるので、お薬手帳は忘れずにお願いします。

ちなみに一人暮らしの場合は、何かあって緊急入院することを考え、 入院セットを用意しておくのも良いです。 診察に行ったら「このまま入院だよ」となって、 着替えなどがなくてパニックになったことがあります。
普段全然着ていない服やタオルやサンダル、歯ブラシなどがセットになっている物があると便利ですね。 入院するか分からない時にも持って行ってもいいかもしれないです。

Googleで検索した情報をうのみにしない

絶対にこの症状に違いないといって、お医者様にGoogleの検索結果を見せる人がいるそうです。
どう考えても、何十年も専門的に勉強をして、年間数千件の診察をこなしている先生の方が、はるかに信用できます。

「この病気だったらいいなぁ」といった感じで、検索結果を見せるのは絶対にやめた方がいいです。

ただ、それでも、対応があまりに雑なお医者様の方もいます。
痛みが確実にあるのに触診して、「この程度だったら大丈夫だと思います」と言って、 処方して終わる場合です。

必ずしも、レントゲン検査やCT検査、エコー検査が必要ではありませんが、痛みが長期的に続いている場合は、 もう少しちゃんと検査してほしいですね。

患者の方も医療リテラシーを要求される

私の実体験で言うと、胃腸の調子が悪かったので近所の「胃腸科外科」に行ってしまいました。他の内科は遠くにあったので、おのずと近くのところに行ってしまいました。

その個人病院は一般内科も同時にやっていて信頼できそうでした。
実際には、手で触って「多分大丈夫、緊急性はないよ」と診断されるだけで、胃薬を一週間分処方して帰されてしまいました。

胃腸科外科
胃がん、腸がん、胃潰瘍、腸閉塞、胆石症などの病気に対して手術を行います。

胃腸科内科
胃炎、胃潰瘍、過敏性腸症候群(IBS)、肝炎、消化不良などの病気に対して診断と薬物療法を行います。

後から知ったのですが、胃腸科外科というのは、胃と腸のことなら何でもやってくれるわけでなく、 主に、がんや腫瘍など病気の外科的な手術に対して専門のようです。

私の場合はどちらかというと、胃腸科内科が適切だったようで、別の町の消化器内科の専門医に見ていただいたら、 適切に検査をして、具体的な治療計画を立ててもらいました。

医療関係者であれば当たり前だと思うかもしれませんが、 名前に「胃腸科」と付いていたら、 てっきり全体的に見てもらえるものだと思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
特に町医者のように、風邪やインフルエンザなど一般的な内科の診療もしているので、 安心していたところ、緊急を用するかどうかだけの判断しかしてもらえませんでした。

患者の方も医療リテラシーを要求される理由がそこにあります。

頭が痛いときに、内科に行くのか、神経内科に行くのか、脳神経外科に行くのか、耳鼻咽頭科に行くのか、これをある程度予想つけて、行き先を選ぶ必要があります。

最近では、民間保険に相談窓口があって、ドクターが電話で相談に乗って、どのような病院に行くか案内してくれるようなサービスも存在します。

ある程度緊急性がある場合は「救急電話相談(#7119)」の相談も可能です。救急車を呼ぶか迷ったときにも利用できます。

格安保険もあると安心

https://www.paypay-insurance.co.jp/promotion/medical/app/

最近の若い人は特に、保険の必要性は理解しているけれども、 月々何千円も払う余裕はないという人も多いはずです。国民健康保険料と国民年金基金だけで相当な額を絞り取られているので、その上負担の大きい保険に入るのは難しいかもしれません。

最近では非常に手頃な医療保険もあり、例えば、PayPay保険だと30歳で月間570円でコロナの入院にも対応しているなど、気軽に入れます。

さすがに本格的な医療保険と比較すると 手厚い対応とは言えませんが、何も入っていないことと比べると、少しは安心できます。

上手な病気のかかり方

他にも、病院の先生ガチャのような部分もあります。

例えば、私の場合 20歳くらいから35歳くらいまでダラダラと胃腸が痛かったです。
今回初めて内視鏡検査をして先生に「ピロリ菌に感染しているとこのような、波打った感じになりやすいんだよね」と言われました。

血液検査をしてもらうと、陽性で、これからピロリ菌の除去をもやっていただけるそうです。
実は他の内科で、「ピロリ菌とかは関係ないですか?」と聞いてみたことがあったのですが、検査は必要ないねと断られ続けました。

今回の先生に、「なんで今まで除去してこなかったの?」と聞かれたのですが、「誰もやる必要がないと言われたからです」とは答えることができず、 適当に笑って濁してしまいました。

実は、ややこしいことに、自分から「ピロリ菌の検査をしたい」と言うと、健康保険を使えることができずに、自費となってしまい、総額2万円程度の費用がかかってしまいます。

ところが、先生が必要だと判断した場合は、健康保険を利用することができるので、私の場合は3割負担でできます。毎年多額の健康保険料を納付しているので、できる限り保険を使って対応したいわけですが、このように先生によって判断が全然異なる場合があるので、ガチャ要素もあります。

他にも色々あるのですが、少し長くなりすぎてしまったので、今回はここまでにします。

人間というのは奇跡的なバランスで生きているもので、 少しバランスが崩れると簡単に病気にもなってしまう生き物です。 そのため、絶対に病気にならないというのは難しいです。

病気になってしまうことを恐れずに、なるべく上手に病気にかかるようにしましょうね!

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