バーカー カジュアルに履ける本格英国靴
英国の入門靴ブランドとして人気なBARKER バーカー。LOAKE ロークやGRENSON グレンソンなどに並んで、英国的なグッドイヤーウェルテッド製法でしっかりと作られていながら、コストパフォーマンスに優れた靴を作っています。
このブランドもLOAKE ロークと同じ1880年の創業。瞬く間に靴の聖地ノーザンプトンの老舗シューズブランドの一つとなりました。今では150名の職人を抱える大きな工場となっています。
BARKER バーカーの作る靴は、ややカジュアルな雰囲気のただよう英国靴。レザーの風合いを生かしたブラウン、明るいブラウンの靴を多数ラインナップしています。EDWARD GREEN エドワード グリーンやCHURCH’S チャーチ等のブランドだと案外明るいブラウンの靴が見つからないことも多く、そういう点でも活躍しそうなブランドですね。
また、ツイードとのコンビの靴や柄を取り入れたコレクションなどもBARKER バーカーにはいくつか登場しています。個人的な意見ですがそういったカジュアルな靴よりも、秋冬等の着こなしに取り入れるクラシックなカントリー調の靴を探すのが良いと思います。
イタリア的な洒脱感を感じる靴
全体的に滑らかなラインの靴で、トゥに向かってすっと伸びていくようなシルエットが特徴です。どっしりと地に足を突くような印象のGRENSON グレンソンに比べるとトゥの反りもやや大きく、どちらかというとイタリア靴のような洒脱感のある珍しい英国靴ですね。
GRENSON グレンソンがどちらかと言えばノーザンプトンの昔ながらの靴をコストパフォーマンス良く作っているのに対し、BAEKER バーカーはJOHN LOBB パリのような靴を安価で目指しているように感じます。
BARKER バーカーにはいくつかのラインがあり、最高級モデルがハンドクラフテッドコレクション、コンビネーションシューズなどをメインにしたクリエイティブコレクション、標準的なモデルとしてプロフェッショナルコレクションがあります。
どれもヒドゥン・チャンネルや半カラスを採用しているわけではありませんが、レザーのクオリティは少しずつ異なります。