シガーやシガリロに合うお酒は?

ライフスタイル

ここ最近、自宅で本格的な蒸留酒を飲む人が増えてきました。
コロナの以前は、会社の飲み会やプライベートの遊びで、外の飲食店でお酒を飲むことが多かったのですが、すっかりその習慣が変わり、自宅で飲む人が本格的なものに切り替えているようです。

蒸留酒を飲むタイミングが難しい?

日本人のお酒の飲み方は特有で昔の「SAKE」文化を継承しているためか、食事ではなく酒を中心として、それに合わせて軽いつまみを食べたりする傾向にあります。 懐石料理もお酒を飲む人はご飯ではなく「酒の肴」が出てきました。

そんな理由から蒸留酒も、ビールと同じように炭酸で割られてハイボールで飲む人が増えてきました。 何なら食前酒からウイスキーを飲んでしまうような人も増えてきて、順番というのがないものとして扱われています。

イタリアで王道の楽しみ方

これはイタリアで王道の楽しみ方ですが、日本でも真似することができるので、一度挑戦してみてください。

最初に夕食の前に、軽くチーズやクラッカー、ナッツなどと一緒にカンパリを割ったソーダなどで一杯喉を潤します。 その後にゆっくり食事をしますが、白ワインや赤ワインなどを中心として料理を楽しんでみてください。 そして食事が終わった後、フルーツやデザート用のチーズと一緒にひと口シェリーや甘口ワインで〆ます。

その後喫煙できる場所に移動して、ウイスキーやラムなどと一緒にシガーを楽しみます。

この時に、葉巻はロブスター以上の大きなもので、ゆったり1時間以上かけて楽しむのがオススメですが、なかなか吸える場所がないかもしれません。 その時は、タバコを吸う感覚で短時間楽しめるジュニアやロブスロも良いですね。

ウイスキーは意外に上級者向け

いろいろな蒸留酒がありますが、葉巻に合わせるのであればブランデーや、シェリーブランデーなんかがお勧めです。 芳醇な香りで、葉巻のドライな辛さに優しく包み込んでくれるような味わいがあります。 どっぷりと甘みが欲しいのであればダークラムなんかも良いかもしれません。

ホワイトラムなどの軽いものも合わせれなくは無いのですが、むしろそういった軽いラムはソーダにして食前酒に用いるのは良いかもしれません。
ウイスキーと一緒に葉巻を楽しむ人も多いようですが、相性と言う面からは合わせるのが少し難しいです。特に煙の香りがするピートを炊いたウイスキーは、葉巻の辛さと合わせるのが上級者向けとなります。
シェリーの樽を使ったマッカランなんかは合わせやすいですが、安直な甘みで言ったらブランデーやラムの方が口直しになります。

そんなわけで、葉巻をするのであれば甘めの蒸留酒の方が口に合うかもしれません。 またワインでも、オロロソやペドロヒメネスのような甘口シェリーやイタリアの干しぶどうを使ってつくるアマローネなんかは葉巻に合います。

いろいろな組み合わせを挑戦して、自分に合った楽しみ方を探してみてください。

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