知らないと損する!? iPhoneで全画面をスクリーンショットする方法

ビジネス

IPhone歴が12年ですが、このスクリーンショットの方法は初めて知りました。 今まで縦長のウェブサイトを何回もスクリーンショットしていて面倒だったので、検索してみたら全体を保存する方法を見つけたので紹介してみます。

丸ごと保存したいサイトを普通にスクリーンショットする

まずは今まで通り普通に保存したいサイトをスクリーンショットします。
そのまま何秒も放置すると、画像ファイルに自動的に保存されてしまうので、左下にあるスクリーンショット画像をタップします。

スクリーンショットの編集画面でフルページを選択

ここのページでは撮影したスクリーンショットに対して、ペンを使って蛍光色でマーキングしたり、簡単な加工することができます。 今まで気づかなかったのですがこの上部のタブに、スクリーンとフルページと言う選択肢があります。

ここでフルページをタップします。

フルページをフォルダーに保存する作業

フルページをタップすると、下記の写真のようにサイト全体が読み込まれているということがわかります。この時点で必要な部分だけをトリミングしたりすることも可能です。そのまま保存する場合は右上の書き出しボタンをタップします。

”ファイル”に保存を選択する

サイト全体だと画像が縦長すぎるのでファイル保存が必要になります。”ファイル”に保存を選択して、 保存先を選択します。 この状態から直接友達に送信したり、AirDropを使ってmacbookに送信したりなど別の作業をすることも可能です。

ファイルの保存先を指定する

保存先を聞かれるので、基本的にはこのiPhone内を選択します。 パソコンでも同時に作業したい場合はiCloud Driveなどを選択すると自動的にクラウドにアップされるので便利です。

サイトの全画面を保存完了!

この端末だけかもしれませんが何故か中国語になるので、必要に応じてリネームしてから整理するのオススメします。

スクリーンショットのマークアップは絶対に信用してはいけない

第三者に黒塗りして送るときに、マークアップを使って塗りつぶしている人がいるようです。 実はこのマークアップの黒いマーカーは、不透明度のブラシになっていて、一筆で完全に塗りつぶす事は不可能です。
下のスクリーンショットでは、ドメイン部分がちゃんと隠れているように見えますが、Photoshopに入れて露光を上げると隠されている部分が浮かび上がってきます。 例えばLINEのグループに個人情報をアップする場合や、SNSで顧客の情報が含まれている部分を黒塗りしてアップする時などは、このようなブラシは絶対に使ってはいけません。
Twitterに個人のLINEなどをアップするときに、Twitterアプリ公式のスタンプなどで塗りつぶしている人が多いのはそういった事情からです。

知らないうちに個人情報が漏洩している?

ちなみにPhotoshopでの編集による個人情報の流出の話が出たのでついでに触れてみますが、一見白い紙に見える写真でも個人情報が漏れてしまうことがあります。下の写真は、Photoshopを使い露光を下げていった例です。 通常の写真ではA4の白紙に見えますが、実は納品書の裏だということが画像編集でわかってしまいます。

解像度が高いと、どこの業者から購入したか、注文者は誰なのか、注文内容や単価等までくっきりと分かってしまいます。 例えば落書きや何かのメモをスマホで撮影して、そのままSNSにアップしてしまった場合や、机の上に裏返して置いたままの紙なども流出の原因となります。

EXIFがついたままの画像であればさらに危険度は上がります。最近のスマホは画像に対して情報を付与していることが多いので、そのままEXIF確認君にドラッグアンドドロップすると、撮影した機材や日時、さらには撮影場所がピンポイントで表示されてしまいます。
以前は精度が低かったのですが、ここ最近急激に精度が上昇して、半径2〜3メートルが特定できるほどです。 SNSの別の写真などに、窓からの景色などあれば、住んでいるマンションの部屋番号まで特定されてしまうかもしれません。
先ほど紹介したスクリーンショットの場合は、位置情報が付与されないので安心してください。 皆さんも気をつけてくださいね。 また全画面保存活用してみてください。

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