高級マンションの方がガス・電気代が安い?意外と知られていない光熱費【部屋探し】

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請求書の令和4年というのも衝撃的なのですが、一人暮らしで余り使ってないはずの電気代が1万2千円を超えていて腰を抜かしてしまいました。今住んでいる安マンションは、賃貸会社が指定するプロパンガスに加入しなければならないため冬場は7000円近いガス代になります。12月はガス代と電気代だけで2万円近い金額になり、一人暮らしとは思えないような請求額です。

賃貸会社指定の怪しいプロパンガス会社は総じて高い

賃貸会社が指定して契約させるようなところは、キックバック目的のかなりインチキ会社で基本料も2000円以上、1立方メートルあたりのガス代も、他社よりも200円以上高いということもざらにあります。
今まで住んだことのある高級マンションは都市ガスが通っていて、冬場に何度も湯船を張っても6000円を超える事はまずありませんでした。プロパンにしてからは「請求金額が高い」という先入観から、なるべく節約してシャワーやお風呂の時間を短縮したり、湯船を張る回数を少なくして工夫していたのですが、それでも都市ガスの1.5倍から2倍近い請求金額となりました。

シャワーの時間が平均して10分未満でもこの請求金額なので、もし湯船につかるのが好きな人や髪を洗うのに長く使う人は、下手したらガス代が1万5000円以上になってしまうかもしれませんね。

「安いマンション」冬場の電気代が高い理由は?

電気代が高い理由がわからなかったのですが、どうやらDAIKINの家庭用エアコン(2020年製)の効率が悪いのと、鉄筋コンクリートの断熱材や窓のサッシが原因になっているようです。一人暮らしをすると、冬場のエアコン使用量というのは例年そこまで変化しないはずですが、安い建材を使ったマンションの場合は、建物の保温性が低下して、さらにはエアコンが家庭用の小型のためパワー不足で、常に稼働しているため無駄な電気代がかかってしまいます。

高級マンションの場合は、エアコンが業務用のような天井埋め込み式になり、一般的には非常に高く思われていますが、建物の保温性が高い場合は、常時運転しているわけではなく稼働を繰り返すので、家庭用の小さなエアコンよりも料金が安くなるということがあります。

高級分譲マンションの「真ん中の部屋」はとっても暖かい

建材の良い分譲マンションの中間の部屋、つまり上下左右に別の居住者がいて南向きの場合は1月の最も寒い時期でも、エアコンを使わなくても過ごせるほど暖かいこともあります。
実際に数年前、住んでいたマンションは上下左右居住者がいて、南向きでしたが電気代は信じられないほど安かったです。カーテンをつけずにずっと生活していたのですが、1度も寒いと思った事はありませんでしたし、上下左右に部屋があるとそこで外気の寒い空気が干渉されるので、真冬でも秋のような快適さでした。

意外に落とし穴なのか、賃貸用の安いマンションの最上階角部屋です。騒音対策としてはとても良好なのですが、下の階と片方の部屋しか面しておらず、安い窓や壁が外に面しているので、1日中エアコンをつけても寒いということが実際にあります。

部屋探しの落とし穴にご注意

「この部屋安いな!」と思って、月々の賃料だけ安直に考えるとひどい目に合うことがあります。先ほどの話のように、賃貸会社指定の割高のプロパンガス会社、木造や軽量鉄骨造などの保温性の低い住宅、割高の保証料や更新費、指定のインターネット回線など。
建材の良い、分譲マンションが仮に30平米で10万円だとして、同じ30平米の格安の部屋が7万円だとしても総支払額があまり変わらないという事もありえます。2万円程度の差額であれば、暖房効率の高い部屋を選ぶことで快適な生活を送ることができます。

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