渋い男子飲み会は、ウォッシュ&シェーブルチーズで決まり

料理

料理をしながらの男子飲み会って中々楽しいものです。冷たい前菜にハーブを使った魚料理、その後に牛肉や鴨肉、一通りやった後はデザートでも良いのですが、ハード・コアな渋い男子飲み会であれば「チーズの盛り合わせ」をお勧めします。

ウォッシュ&シェーブルチーズは疲れが取れる?

ウォッシュチーズやシェーブルチーズにあまり馴染みないかもしれませんが、日本人はもともと味噌や醤油、納豆など発酵食品を食べ慣れています。
それらが嫌いな人は口に合わないかもしれませんが、乳酸発酵した”ちょい臭い”のが平気な人であれば、きっと気に入るはずです。
油っぽい肉の食べ疲れをチーズ、ドライフルーツでリセットすると心地よささえ感じさせます。胃の疲れも取れてすっきりします。

シャトー・ソシアンド・マレ、シャトー・シャス・スプリーン、シャトー・パルメを抜栓しました

ラングル ウォッシュ

ラングルは泉(fonteine=フォンテーヌ)と呼ばれる窪みが特徴です。チーズ通はこの窪みにマール・ド・シャンパンやマール・ド・ブルゴーニュを注いで食べるともいわれています。マールはワインを作る工程で産出する葡萄の絞りカスをプレスして出てきたアルコールを蒸留して度数を高めたものです。ワイン特有の香りが出てくる焼酎みたいに考えてもらうのが近いです。
ラングルはウォッシュチーズの中でも香りが優しいので初心者でも美味しく食べれます。

ル・ルスティック プチマンステール

マンステールはフランスの東部グランテスト地方ヴォージュ山脈で作られるウォッシュチーズです。少し硬い食感で、こちらもほどよい発酵臭のため何個も食べてしまえる美味しさがあります。
マールやグラッパでも良いですし、ソーテルヌなどの甘口貴腐ワインを合わせても良さそうです。

シェーブルチーズ

写真右のドロドロに溶けたチーズです。「シェーブル」というのはフランス語で「山羊」のことで、山羊の乳を使って作ったチーズです。
特有の酸味と発酵臭があり、チーズマニアに愛されるマニアックなチーズです。時間を置くと固くなって風味も変化していきます。
表面の皮はカビですが、少し塩っぽくこれもまた美味しく癖になります。

チーズに合わせて美味しいお酒は?

何日かに分けてチーズを食べたのですが、美味しい組み合わせを考えてみました。

  • ボルドーワイン
  • シャンパーニュ
  • マール・ド・ブルゴーニュ
  • マール・ド・シャンパーニュ
  • グラッパ
  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • バーボンウイスキー
  • ダークラム
  • シェリー・ペドロヒメネス
  • コトー・シャンプノワ
  • ラタフィア

色々なお酒が合うと思います!
ワイン、リキュールなど好きなお酒と一緒に食べてみてください。
コツはチーズだけでなく、添えるドライフルーツやナッツ、生フルーツなどの口直しがあると飽きずにいただけます。シェーブルチーズなんかは巣蜜入りの蜂蜜を垂らして食べても美味しいです。
すっかり忘れていましたが、カンパーニュや全粒粉クラッカーもばっちり合います。

涼しい季節になるとチーズが美味しいので、今からの季節に参考にしてみてください。

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