え、いつからワインブログになったの?って、まあまあ最近楽しみがワインくらいしか無いものでお付き合いください。コロナが長引いてしまい国内旅行、海外旅行、外食やファッションなど楽しめないのが辛いですよね。
そうなったらお家でQOLをあげていくしかない!というわけで今日はイオンのワインコーナーについて。
エグいくらいに格安ワインに強い!
某ワインショップに行くと、入門ワインが2,000円からしか取り扱いがなく、一番安いワインでも千円台後半といった傾向にあります。富裕層にはワイン専門店は優しいのですが、お金が無くてワインを楽しもうとしている層には厳しいのです。何しろ1本、4~5千円は使わないとロクなワイン飲めませんよ?と無言の圧力をかけてくるのです。
確かに心から感動するワインのほとんどは、それ以上のコストが必要ですが、限られた予算で毎日ワインを楽しみたいのであればイオンリカーは強い味方です。何しろ1,000円切った予算でも数多くの中から気に入った1本を選ぶことができます。
ワインマニアになると、やれ濃縮還元だ、機械摘みだと文句をつけてきますが、飲めない”レ・ザムルーズ”よりも飲めるチリカベ!万券で10本以上買うことができるという事実は凄いです。
圧倒的な資本力によって直輸入が強い!
小さな酒屋では絶対に真似できない資本力によって、イオンリカーが独自で現地から直輸入しています。ワインはなるべく旅をさせない方が良いといわれる理由は、振動や温度変化を長期間に渡って受けるとワインの品質が下がってしまうためです。
ただし、商社を通したから品質が下がるということはありません。かのDRCはファインズというインポーターが輸入していますが、温度管理や品質管理は信じられないほどに厳しく、インポーターによって劣化したという話は聞きません。他にも数多くのインポーターが存在しますが、ほとんどは正しく管理して輸入されます。
それでもイオンが直輸入して店頭にそのまま並ぶというのは、管理が1本化されているメリットがありますし、日本であまり流通していない希少なワインを大量に仕入れることができます。
そうすることによって、新大陸のまだ無名の美味しいワインを安い価格で提供することができます。
「ブリオ・ド・カントナック・ブラウン」や「ソシアンドマレ」などの有名シャトーも直輸入しているそうです。ボルドーを見ていると手堅い3~5千円代のワインで固めている印象を受けます。近年はフランスワインが高騰しているので、この価格帯で良いものを選ぶのは難しいのですが、うまくチョイスしているように思えます。
人気のシャトー・モンペラにシャトー・ローザン・デスパーニュ
漫画やワイン雑誌で人気のボトルが何本も選ばれています。
個人的にはネゴシアン、ジオステ社のポイヤックとサンテミリオンが気になります。
格付けシャトーの味わいをカジュアルに味わえて良いのではないでしょうか。
ブルゴーニュは自社独占のブシャール・エイネ・エ・フィス
気になるのがブシャール・ペール・エ・フィスにそっくりの名前をした、ブシャール・エイネ・エ・フィス。調べてみると2社は無関係のようです。
ボーヌに拠点を持つネゴシアンで、北はジュブレシャンベルタンから南はメルキュレまで様々な村名ワインを取り揃えています。
値段設定も絶妙で、少し安いかな?と思える価格帯です。一例ではジュブレ・シャンベルタン7,270円、シャンボール・ミュジニー8,470円、ニュイ・サン・ジョルジュ6,468円、サヴィニー・レ・ボーヌ4,268円といった具合に、ブルゴーニュ路線価ぴったり!みたいな感じで値段つけされています。
クーポン券やセールで20%ほど安くなったらいいな〜!みたいな感じです。
ブシャール・エイネ・エ・フィスを数多く飲んでいる人いましたら味の方をお教えください。
ちなみに掘り出し物あります!!!!
ヴォルネイが6,028円とまあ良心的な価格なのですが、ヴォルネイの1旧畑プルミエ・クリュ クロ・デ・シェンヌが6,380円と差額300円!!??
んん〜〜クロ・デ・シェンヌは他のメゾンだと1万円後半から2万円代なので気になりますね。
ジョセフドルーアンなんかもこっそり並んでいます。
ぽつんと一軒家みたいに、一番端っこにはボーヌ1級プルミエ・クリュのレ・サンヴィーニュも!!
これで5,478円は格安ですね〜〜今は金欠なので買えないですが、飲みたい1本です。
新大陸も数多く揃っている
ジョージアは新大陸というより古典的大陸ですよね…!?
ワイン発祥の地ということでか、アンフォラの壷を模した入れ物に入っています。
クヴァレリ飲んでみたいですが、これに3,000円かぁ〜という悩ましい気持ちです。
(ディズニーランドのポップコーンみたいに箱代では?)
ちなみに甘口ワインやイタリアのアマローネなんかもあります!
言うのを忘れていましたが、チリとアメリカなんかは非常に美味しそうです。飲んでいないので実際に分かりませんが、この絶妙な2,000円ちょいのコルク式のチリは当たり率が高い傾向にあります。
金メダルがラベルにどどどー!とついているやつよりは絶対にうまいです。
白ワインで勝つならリースリングやゲヴェルツトラミネール?
もし2,000円以下の白で勝負するならやっぱりドイツの白でしょう!
あとアルザスの白ワインも非常にレベルが高く、ハズレが少ないことで有名です。
このあたりツボを抑えているので、イオンリカーすごい!
日本ワインも一通りおさえている?
シャトー・メルシャンの人気のシリーズが揃っています!
私の好きなグレイスは残念ながら見かけませんでしたが、全国各地の日本ワインが揃っていて楽しいです。
昔と違って国産ワインのレベルもどんどん上昇しているので、国産ウイスキーのように突然人気が出てしまうかもしれませんね。そうなる前に飲んでみたり、セラーに寝かせてみるのも良さそうです。
超高級ワインは普通・・・?
普通といったら失礼なのですが、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラトゥール、シャトー・ラフィット、シャトーピション・ロングヴィル・バロンといった具合にメドック格付け1級~2級もチラホラ揃っています。下の段はルイ・ジャドのムルソーなど。
よく見ると一昔前の価格??
シャトーラトゥール 2011年なんかはネット通販では8万円代、ラフィット2011も10万円代なのでネット通販よりも1割以上安いように思えます。これ20日30日の5%オフや、株主優待と組み合わせてかったらかなりお買い得かもしれません。そんなわけで久々にイオンに遊びに行ってみましたが、ワインが豊富で楽しいですね!
都心なんかにあるゴリゴリのワインショップと比べると見劣りする部分はありますが、限られた予算でワインを楽しむ層を刺激する面白い品揃えで良かったです。