「うお〜!海外旅行したい!」と思いつつも、コロナの影響で2年以上も行けていません。これオリンピック終わっても2022年夏くらいまで、いや2023年以降まで海外旅行できないのでは?という雰囲気ありますよね……。
サロン飲み放題(少し恥ずかしい)
あまりに海外旅行に行きたくて旅行記ブログを見ていて、面白い記事を読んでしまいました。
「憧れのサロンをファーストクラスで6杯飲みました!」
ま、まじか!
私はファーストクラスに搭乗したことがないので、マイルで貯めて乗ったビジネスクラスの話ですが、フライト中の味覚の変化というのは凄まじく、普段ゴリゴリにワインを修行している人でも品種が分からなくなるほどに気圧の影響が強いです。
そのため料理の味付けも濃くなり、油っぽいものが提供されます。
フライト中の嗅覚と味覚の変化
せっかく素晴らしいサロンが提供されても、フライト中にその本来の味を楽しむことは難しいのです。ファーストクラスに正規料金で搭乗している人は、フレンチで何回、何十回とサロンを飲んでいるので「はいはい、サロンね…」とウェルカムドリンク感覚で飲むので良いのですが、初めてのフライトでのサロンを高々と自慢してしまうのは少し恥ずかしいです。
ファーストクラス向けのラウンジで、先に軽食とワインを済ましておき、機上では寝ているくらいの余裕が欲しいものですね…。少し事情は違うと思いますが、ビジネスクラスに搭乗するとルームウェアに着替えて熟睡している人をよく見かけます。貧乏性な私は同じように、「シャンパンおかわり!」してしまうので、ここで「陸マイラー」がバレてしまいます。
ワインリストを値段で判断してはいけない
ワインリストを見て「VOLNAY 1ER CRU CHEVRETは安いから飲まない」と書いてありましたが、ヴォルネイのシュブレ(EN CHEVRET)という畑は、カイユレ、シャンパンに隣接する偉大な畑です。グランクリュ(特級畑)こそ存在しないものの、ヴォルネイの中では最も偉大な畑の一つです。流通価格で判断してしまうのは勿体ないです。ちなみにシュブレの左にあるサントノという畑は、実質ムルソーの赤ワインでブルゴーニュ愛好家からの評価が高いです。
値段が2倍という理由でシラーを頼むのも機上の楽しさかもしれませんが、その時の気分や料理に合わせて適切なワインを選べるとステキですね。
とはいえ、キャビンアテンダントに「この畑は〜」と語りだすのも「うわぁー!ワインマニアきた!きめえええ」となるので、「あぁ、ヴォルネイいいですね〜コレで!」くらいのライトな感じでいきましょう。
え?陸でサロン飲めない人はどうしたらいいって?
いい質問ですね。それはですね〜
ドゥラモットのブランドブランを買って、「これはね、サロンの姉妹シャンパンで、サロンが作られない年のブドウを使っているので実質サロンだよ?」といって彼女に飲ませるのがオススメです。
もしくは男同士で、うおおおサロンのみてええ!!となっているのであれば「シャンパーニュ エンクリ ブリュット ブラン・ド・ブラン グランクリュ」ですよ…。
サロンとクリュッグに挟まれた畑で作られているエンクリは、実質サロンのクリュッグ割りだよ?
え?ドンペリのロマコン割り?
バブルこないかなァー
ちなみにエンクリまじでうまいです!!
ドゥラモットの10倍くらい…。エグリのグラン・クリュよりうまい!
ノンビンで感動だったのでミレジメは結構やばい粋だと思います……。
あでも、エンクリ ミレジム ブラン ド ブランが2万円だとサロン買ったほうがいいのでは。
楽天市場で検索したらサロンって10万円するの!!??ちょっと前まで5~6万円だったのに……。
んなバカな
エンクリのも