大鹿村の大自然からの贈り物「塩畑」

料理・レシピ

塩といったら海で取れるものですよね?ところがこの塩畑は、なんと海のない長野県で作られる不思議な塩なのです!

バイクのツーリングで下伊那にある大鹿村を通ったときに偶然買ったもので、家に帰ってから調べてみると温泉水が原料になっているようで、それを大きな釜で炊いて塩を得るというものです。

飯田市から152号線に抜けて茅野市に出たのですが標高差の激しい山脈で、岩肌がみえている箇所も多く採石を行っている河川もありました。

途中の蕎麦屋のお土産で売っていたのですが、塩の里直売所や湯元山塩館など明治時代からルーツを持っているようです。JA長野県に詳しい歴史が紹介されているので興味があれば読んでみてください。

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戦国時代、武田信玄が同盟国の駿河、相模から塩を送るのを止められ困っていたときに、敵である上杉謙信が塩を送ったという話は有名です。「敵に塩を送る(敵が苦境の際に救いの手を差しのべる)」ということわざは、ここから生まれました。海がなく、塩を取る...

気になる山の塩の味は、鮎やヤマメなどの川魚にぴったりです。
海水のミネラル感がなく、口当たりはふわふわしてすぐ溶けるしょっぱい綿あめのような食感です。
優しく舌で溶けるのですが、奥行きのある複雑さです。まるで温泉水を飲んでいるような岩の力強さを感じます。
少量ずつしか採取できないようで、この40gで500円となかなかに値段も高価です。

国産の塩といっても様々なものがあり、少しずつ味わいが異なります。
それらの味を覚えて使い分けることで、より美味しい料理を作ることができますよ!

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