冬のツーリングは危険?

Z900RS

20歳の頃は冬でも気合入れてツーリングに行ったり、峠に朝練しに行ったのですが、アラサーになってZ900RSにリターンライダーになってからは一度も冬ツーリング行っていません。

路上の凍結が怖い

雪山のツーリングと言うのは、たとえ路面が除雪されていたとしても溶けた雪が凍って、アイスバーンになっているので非常に危険です。 この上の写真は、当時標高1000メートルの場所に住んでいたので、家からわずか10分程度の場所で撮影しました。このように特殊な状況でない限りは、雪山はやめたほうがいいと思います。

また、高速道路だからといって安全とも限りません。例えば東京から大阪に冬にバイクで行くとします。 厚木や海老名は良いのですが、秦野のあたりからかなり怖くなっていき、松田〜足柄周辺は日陰があり晴天でも凍結しているときがあります。御殿場や裾野も怖いですが、富士を超えると一旦安心です。
豊川から岡崎も、山の間を超えるので怖い部分があります。名古屋市内はめったに凍らないので安心ですが、新名神高速道路も、所々怖い箇所があります。

長距離のツーリングになればなるほど、どこが凍っているかが分かりません。 車と違ってスタッドレスもありませんし、チェーンをつけてツーリングすることもできませんので、冬は家でおとなしくしているのが良いのではないでしょうか。

操作全般が遅くなり危険

冬用のライディングウェアやグローブが販売されていますが、グローブは特に寒くないように厚手になっていて操作がしにくくなっています。 夏用の薄いものと比べると、ブレーキやクラッチ1つとっても少しタイミングが遅れてしまいます。
それだけでなく長距離運転していると指先が凍るようにかじかんでしまい、危険だと思った時にパッとブレーキをすることができません。さらに、路面も冷え切っているとタイヤの摩擦力も下がり、バイクを乗るには最悪の状態です。7月の心地の良い日と比べると、同じバイクとタイヤだとしても、急ブレーキで止まれる距離は全く違うのではないでしょうか。

よほどの事情がない限り、冬のツーリングはオススメしません。

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