背中に丸いシコリのようなできものが気になり、2015年9月に静岡市にある「いのうえ皮ふ科」に行きました。
当時はいのうえ皮ふ科で粉瘤(ふんりゅう)の手術ができないと知らなかったです。予約をして午前10時に行くと長蛇の列。
診察してもらえるころには12時を回っていました。
今さっきグーグルレビューを確認したところ評価は2.6で他の患者さんも、予約したにも関わらず1~2時間待たされるのが日常化しているようです。
2時間待った結果
男性先生「粉瘤(ふんりゅう)ですね」わたし「知ってた!」
男性先生「ここでは取れないので総合病院を紹介しますよ」んん??皮膚科って手術できないのか…。
「いのうえ皮ふ科」には粉瘤のページがあったので外来したのですが、無駄足となりました。
紹介状を持ってトボトボ帰路につき予約が取れないので1ヶ月先に総合病院に行くことに。
※グーグルで検索すると、形成外科でなくとも皮膚科でも手術できるそうです…。なぜできなかったんだろう?
20代の女医さんに切ってもらう貴重な体験
【※グロ画像注意】
やっと背中のシコリともおさらばだぜ。と浮き足立って病院に行くと、席には白衣を着た可愛らしい20代の先生が。
若い女医さん「では同意書にサインを…」
大学を出たばかりのような若い女医さんで、違う意味で緊張しました。
うつ伏せで寝る私にマーカーで切り取るポイントを付けるのですが、背後に初老のドクターが指導役として付いています。
初老先生「ここを、こうやるんだよ」 オジサンに切ってほしかった…。
あまり経験がなく粉瘤摘出が初めてのようで、女医さん「こうですか!?」状態でした。
私のカラダどうなっちゃうの〜
20分以上の手術でこっちも汗ダラダラ、痛みがやばいので追加でバンバン麻酔を打ってもらうことに。
若い女医さん「取れましたー!」
わたし「やったね!」
若い女医さん「こんなに出たよ///」
わたし「ゲローー」
念の為に悪性じゃないか検査してくれるみたいです。
ちなみに粉瘤のほとんどは取らなくても無害のようです。
ごくごく稀に悪性がいるので、そいつじゃないかを検査するようです。
取らなくても無害と言っても、こんな脂肪の塊が背中に埋まってるって考えるだけでも気持ち悪いですね。
いや〜スッキリした!
と思いきや… 6年後…
今月初旬 2021年4月
わたし「粉瘤の手術跡から油と血が出てるやんけ…」
完全除去してもらったはずが、ナゼか再発??
血が混じってシャツにつくようになってしまったので、専門医を探すことにしました。
インターネットで「粉瘤 手術」と検索すると、いかにも良さそうな病院を見つけました。
ネット予約で当日に粉瘤の手術を受けることができるそうです!
わたし「伊勢神宮にお参りに行くついでに栄で手術してくか!」
ということで、予約してみました。
手術当日
予約時間からわずか10分で診察してくれました!(超早い)
血液検査をするのですが看護師さんも手慣れていて、注射が全然痛くない。
シャープペンの先でちょっとつつかれている程度の痛みでした。
診察室に通されると、意外なことに再び女医さん。
しかし手術を何千回と経験しているような雰囲気があり、安心感を抱きました。
プロの女医さん「あ〜、これ3cmほどの全体とった方が確実ですが、傷残っても大丈夫ですか?」
わたし「男なので全然OKです!傷やケロイドになっても問題ないです。」
プロの女医さん「分かりました、ではあちらの処置室に」
なんと、ものの10分ちょいで手術完了!
途中2~3回の麻酔注射は少し痛かったものの、手際良いので瞬く間に終わってしまいました。
写真で見てもお見事!
何がすごいって、痛み止めを処方してもらったのですが、手術の後に麻酔が切れても痛みが出ずに薬が不要なくらいです。このまま1週間ほど何もなければ抜糸できるそうです。
分かったこと
もし「粉瘤かな?」と思ったら粉瘤の当日手術をしてくれる専門病院がお勧めということです。
そうすれば皮膚科に2時間並んで紹介状を貰って、総合病院の若い女医さんの練習相手になることを避けれます。
え?20代の若い美人な女医さんに切ってもらいたい?
とめはしませんよ……
【後日談】
このあと、2週間ほどして、傷がばっくり開いて最悪の事態に陥りました。
抜歯が早すぎたようです。運動をしているわけでもないのに、傷が開き、それを完治するのに2ヶ月以上掛かりました。
プロっぽかったけど、女医さんはあかんのか。
今もなお、あとが痒くなったり、油っぽくなったりします。呪われているのかな?