とあるインスタグラマーの企業へのあっせんをしている方とお話しする機会があり、その実態に衝撃を受けたのでまとめてみます。自己体験などにも基づいています。
そもそもインスタグラマーって何やってるの?
私みたいにインスタグラムに疎い人は、まず最初にこう思う人も少なくないはずです。
もしくは、休日に旅行などに行ったりおしゃれなカフェなどに行って綺麗な写真を撮ってあげたりする人だと思われがちです。しかしその実態は大きくかけ離れています。
かつてFaceBookが若者に流行り、そのあとにオジサンオバサンたちが面白がってFaceBookに参入することで若者たちのテンションがダダ下がり、爺さん婆さんたちが跋扈するコンテンツになりさがってしまいましたが、インスタグラムでも同様のことが起きているのです。
つまりインスタグラマーの高齢化。
インスタグラマー高齢化の弊害
旦那の給料で暮らしていて暇なオバサンたちが毎日インスタグラムに張り付いて試供品・サンプルなどを企業から受け取って、それをタダで使うかわりにオバサンたちは名ばかりの宣伝(笑)で小遣いをする。それが今のインスタグラムの一面です。
あっせん業者いわく試供品やサンプルを手に入れてすぐにトんでしまう、つまりサンプルや試供品を手に入れるだけ手に入れておいて宣伝(笑)の話はなかったことにしてしまうオバサンインスタグラマーが非常に増加しているそうです。そのため企業が広告をインスタグラマーに依頼するときの免責事項としてあっせん業者が一切の責任を持たないという免責事項に一筆させるそうです。
さらには全く以て日本語が通じないインスタグラマーも少なくないそうです。
商品の配送時期や宣伝投稿の投稿時期についての契約を結んだ直後にも関わらず、二言目には「いま予定が立て込んでいるので1か月後に投稿しますね☆」なんてことも日常茶飯事です。彼女らと仕事をするのは中国人やインド人と仕事をすることと同じぐらいに言語の障壁があります。
仮に企業に勤めていて取引先と大きな契約を結んだ直後に「やっぱ私は忙しいので納期一か月伸ばしますね!それ以外の契約はそのままで!」なんて言い出したらマトモな企業なら一撃で首が飛びます。社会に出て働いたことがない人間のコンプライアンス意識や楽観的思考は恐ろしいものです。(もちろん社会に出ればそれらが自動的に培われるというわけではないです。)
若いうちにバブル時代を堪能したあとはいい旦那を捕まえて、苦労のひとつもしたことがないのでしょう。
実力に伴わない謎のプロ意識
インスタグラマーに宣伝を依頼しようとすると、なかには専門用語を多用したがるタチの人もたくさんいます。専門用語と言えば人聞きがいいかもしれませんが、もはやテクニカルタームというよりはジャーゴンです。
なにか難しいことをやっているように見せかけて”やっている感”を演出したいのでしょう。
もちろんそうじゃないインスタグラマーもいる
なんてことばかりお伝えしてきましたが、そうではないインスタグラマーもいます。
特に若い人や子どもがいる方を中心に、非常にていねいで常識があるイメージがあるそうです。
連絡もこまめな頻度であいさつも丁寧、何か契約に背くようなお願いをするときも下手に出て連絡をされる方が大半だそうです。
何かある度に「〇〇世代は……。」と揶揄されるのが若い年代の常ですが、それはいつの時代もオジサンオバサンたちが貼り付けた身勝手なレッテルに過ぎないのです。