知られざるBentley(ベントレー)オーナーの特徴

乗り物

高級車といえば何を思い浮かべるでしょうか?
メルセデス・ベンツやBMW、レクサスなどは高級車と言われますが日常的に見かけます。
マニアであればロールスロイスやフェラーリ、マイバッハなどを選ぶかもしれません。その中でも、非常にニッチで限られた場所に生息するベントレー。
その実態について迫ります。

ベントレーは英国の高級車

ベントレーの歴史やフォルクスワーゲンの傘下なんてのは、検索すれば出てくるので割愛します。
知りたいのは、なぜベントレーに乗っているのか。お金があるのならロールスロイスを選べば良いし、ハイパフォーマンスカーが欲しいのであればAMGやBMW Mを買う方が合理的です。
それに、デザインやサウンドが優れているマセラティという選択もあります。

しかしベントレー乗りは、ベントレー以外には興味がありません。(厳密に言えばアストンマーチンにちょっと興味ある)
車にはペットのような可愛らしさを求めています。特徴的なおめめと、丸っぽい顔は可愛らしさしかありません。

 

特に昔のベントレー乗りは頭がやや足りていません(オーナー曰く)
買収されて傘下になってから大量生産させたコンチネンタルGTは実質フォルクスワーゲンが設計したと言われていますが、それまでのベントレーはリッター当たり2~3kmという極悪燃費に加えて、ブレーキが激甘で止まるには渾身の力を込めてブレーキを踏まなければいけません。完全な雰囲気道楽カーです!(それがいい)

デザインと内装こそ素晴らしいのですが、BMWやベンツなどドイツ御三家から10年以上の遅れを取っていることは確かです。

コンチネンタルGTも間抜け!?

きゃわわなコンチネンタルGTは2015年製にもかかわらず、ナビはおんぼろで拡大が左右反対、ミラーは電動で畳めず、走行中にバックモニターが起動したりします。ハザードボタンも不便な場所にあり、オートライトや自動ワイパーさえありません。雨が降ってくると、ワイパーは「やや遅い」と「とても速い」しかありません。なので手動でワイパー操作をしているのです。

あんなに見かけが優雅なのに、中は意外にも狭くて圧迫感があるのです。
鍵の反応も悪く、ロックしても閉まったかどうか分かりにくいのです。

ベントレーオーナーは、そんな不便さを不便と思っていない呑気な性格を持っています。
細かいことにイライラしないのです。イライラする人はきっと快適なベンツを買っていることでしょう。

オーナーの特徴

基本的には驚くほど裕福な人が乗っています。
車体価格が2,000〜3,000万円というだけで資産が無いと購入できませんし、もし壁にぶつけようものならアッセンブリー交換で数百万円の請求が来ます。何しろメルセデス・ベンツのSクラスでさえドアとミラーを2枚ぶつけると100万円近い請求が来るのです。ベントレーのアッセンブリー交換が300~400万円しても不思議ではありません。
車検もコーンズに依頼すると、それこそ数十万円では収まらないでしょう。21インチのタイヤ交換だけでも相当の金額がかかります。そしてガソリン代も毎週1万円以上です。

編集部が見かけたベントレー乗りは、それらの経費を支払っている実感がありません。
「こんなもんでしょ」とポイポイ支払っているのです(!)
そうでなければ、もう少し経済的で長期保証もあるSクラスに乗り換えていることでしょう。

おちゃめな一面も…!

とあるグレーのフライングスパーの男性は、地下駐車場からそそくさとジャージ姿で出てくると、セブンイレブンで買った漫画本と缶ジュースを持ってエレベーターに消えてゆきました。
コンビニの漫画本を買うようなお茶目な一面もあるようです。

他にもウェスティンホテルや恵比寿の路上にボコッと駐車したり、結構フリーダムです。
自分の停めたいところが、停めれる場所だと思っているフシがあります。

割り込みの挨拶が無くても許してね

「だってハザードが遠いんですもの〜」(ベントレー乗り)

普通の車はセンターコンソールの中央に押しやすい場所にハザードがあります。
しかしベントレーの多くはシフトパネルの右側など、かなり押しづらい部分にハザードがあります。
ペットボトルなんかが刺さっていると、絶対に押せません。ですので、当たり前のように割り込んでも挨拶しないことが多々ありますが、車の設計上の仕様なので許してね。ということです。

むやみに写真を取らないでね

「あぁ〜開くオープンカーだ!!」(歩いていた小学生)
指をさされたり、驚かれることもあるベントレー。
先日、大黒パーキングに行ったベントレー乗りは、駐車場の端っこに停めただけなのに男子中学生にスマホで写真を取られていました。珍しいからと言って気軽に写真を撮ってはいけませんよ。
とても怖い職業の人が乗っていることもあります。ちびっこは気をつけよう。

 

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