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東京に引っ越して1年経った感想

東京に引っ越してついに1年経過しました!ご存知の通り28年間も静岡市民でしたが、やっと東京生活に慣れてきた感じです。生粋の静岡市民が上京して、どんな感じか書き留めてみたいと思います。

まとまりの無い駄文ですみません。今日、イマイチ調子悪いです。

郷土愛は変わらない

20代後半になってから上京した私にとっては、東京は「住んでいる」という実感に乏しいです。
1年も過ごすと主要な地名や、幹線道路・商用施設の名前など覚えてタクシーで道を説明できるようになってきました。車の運転もナビ無しで走れるようになって、混雑の時間帯なども少し覚えてきました。
しかし、いつまで経っても「住んでいる自分の街だなぁ」という実感は得られません。

これは恐らく年齢に起因する問題だと思います。都内に来る年齢が若いほど「住んでいる」という実感が得られるはずです。私のようにアラサーになると、「何度も行った旅行先」というような感覚で東京生活をしています。
1~2ヶ月に1回は静岡市に数日帰るのですが、住んでいないにも関わらず、まだ静岡に住んでいる感覚があります。

お金が無い人は東京に来ない方が良い

静岡であれば月収20~30万円もあれば「生活を楽しむ」というレベルまで達します。家賃が6万円で新築1LDK 41平米なんで物件もあるのです。外食の値段も安く、飲み代も2~3千円が主流です。月収40~50万円もあれば貯金してもリッチな生活ができます。

しかし東京生活は、最低でも月収70~100万円程度ないと豊かな生活ができません。先ほどの1LDK 40平米で16~20万円が多いです。外食も夜だと1万円以上出さないと美味しい物が食べれませんし1人2~3万円が当たり前にあります。
1LDK 40平米は一人であればゆったりですが、彼女と同居するのであればより広い部屋で家賃も20~30万円になってしまいます。
まだ東京で消耗してるの?なんて言ってる人も居ますが、確かに月収20~30万円では肉のハナマサ通いの極貧生活、彼女と月1~2外食行ったり2LDKに住むとなると月収50~60万円は必要です。
もしくは埼玉や神奈川などベッドタウンに満員電車で通うしかないのです。せっかくディナーで美味しい食事と酒を飲んでも、終電で押し詰められて帰っては余韻もなにもありません。そう考えるとリッチな人でないと東京生活は楽しめないのです。

わずか3kmで遠く感じる

静岡市に住んでると車生活なので3kmなんて非常に近く感じます。静岡駅〜東静岡駅の距離です。
浜松まで軽くドライブに行って帰ることもあるので、往復200キロの移動も軽々です。
しかし都内に住んでると3kmが「結構遠いな」と思えてしまいます。自宅から銀座まで直線距離だと3kmですが、タクシーで2500円程度、電車だと乗り越え+徒歩です。車で行っても混んでたり駐車場がなかったりと億劫になります。
首都高速は近郊が混雑するので、とても日帰り200キロは余程空いていないと億劫になります。

部屋が狭いことに慣れている都民

静岡の実家がリビングが30帖あります。10帖の部屋が3つ分です。
かなり広い方ですが、田舎に行くと実現可能なのです。しかし都内だと賃貸が50万件あるのにも関わらずリビングが30帖の物件はわずか100件程度です。高級マンションと言われている部類で家賃100万円近く出さないとリビング30帖が実現できません。

多くの家がソファーとダイニングテーブルを置くのもギリギリの非常に狭い部屋に住んでいるのです!それでも地方の5~10倍近い賃料です…。

認めたくないけど料理は東京が素晴らしい

田舎に行くと「東京より田舎の方が料理が美味しいよ!」と言われますし、私もそう思っていました。
しかし残念ながら田舎の料理は総じてレベルが低い傾向にあります。競争が少ないのが原因か、素材は非常に良くても技術が伴わないという事が多いのです。静岡で言うと沼津・伊豆など観光地は観光客が多いので最悪です。
ごく一部に美味しい店があるかもしれませんが、95%程度は採れたての魚をぶつ切りにして出しているだけです。
「こんなの自分で調理した方がウマい」という料理ばかりであったりします。グーグルレビューも当てにならず、結局その地元の美食家や料理好きに”良い店”を聞くしかないのです。
フレンチとなると地方は壊滅的で、オーセンティックな普通のフレンチが出てこず、謎のアレンジ(創作)料理が出てくるだけで美味しくない店が多いのです。

東京はお金を使うしか遊ぶ方法がない

もしお金があっても東京では「何かを買う」「何かを食べる」という2つのことに絞られます。誰かが作った物や仕組みに対して遊ぶしか方法がないのです。極端に都市化されて自然がないことにも起因します。

写真撮影が極端に減った

極端に都市化されている事に起因しますが、一眼レフのカメラを持って出かける事がなくなりました。
すべて作られた環境の中なので、この中でイマジネーションを生むことはとても難しいことです。「消費」はできても「創造」することは難しいのではと思います。

車での移動が不便すぎる

都内には驚くほど高級車が存在します。六本木に高級車が多いって本当?実写スナップと共に検証!でも特集しましたが、素晴らしい車が多く走っているのです。しかし慢性的に渋滞している東京では、これらの車のパフォーマンスの5%さえ引き出せているかさえ怪しいです。東京から大阪までドライブしたり、九州や北陸に行くのであれば有意義なのですが、都内だけしか走らない人には外車は無駄です。最高級のパソコンを購入してTwitterだけしているようなものです。

まとめ

ということで東京生活、慢性的な疲労状態です。勉強になる所と、イマイチなところ、どちらも半々です。
静岡市にずっと住んでいた頃は「東京生活はいかに素晴らしいのだろう!全てが揃っていて、見たことのない景色…」と都内に旅行に行くたびに思っていました。
引っ越してみると、私が新幹線の中からキラキラとして見ていた場所は、なんのことはない品川から芝浦のマンション。渋谷はキッズの街、新宿は汚いし中国人だらけ、麻布は思ったより昔ながらの街で、銀座はなんとなく行くところなんだなぁという感想です。

んん〜イマイチ今日は冴えてないな!いつもが冴えているとは言い難いけど、まとまりが無さ過ぎてすみません。そんなわけで東京生活1年目でした。

 

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