「引っ越し一括見積もりサービス」や「自動車保険見積もり」などネットで電話番号を登録すると、驚くほど頻繁に迷惑電話が掛かってきます。特にタイトルの「引越し侍(ひっこしざむらい)」は引っ越してから2年してから営業の電話を掛けてくる悪質な会社です。
「2015年7月に弊社サービスをご利用していただき〜〜」と営業されたときは、「いつの話してるんだ!」とつい、声を荒げてしまいました。数ヶ月ならまだしも、2年以上前の電話番号に営業してるというのは凄いですね…。
迷惑電話の撃退方法
さて、迷惑電話の撃退方法。まっとうに対応すると「そのサービスは不要ですので、今後電話してこないで下さい」と言うことになります。
しかし悪質な会社だと、電話するな!と怒っても懲りずに再び営業を掛けてきたり、「ウォーターサーバーの特典があります!」などと言ってきます。
そこで、かなり効果的な撃退方法は「間違い電話を装う」ことです。
電話が掛かってきて、先方が怪しい会社だと思ったときは名乗らずに「いいえ違います」と答えます。
迷惑電話「引っ越し侍ですが、スズキ太郎様でしょうか?」
わたし「いいえ、佐藤と申します。」
といった具合に別人を装います。これで最短で切ることができますし、今後かかってくることもまず無いでしょう。もしそれでも再び掛かってきたら、「はい、佐藤法律事務所です。」とでも言えば、「あああ〜ここに電話するのやめとこ!」っとなります。
稀に名乗らない輩が居る!
引越し侍のように、先に名乗る輩はまだマシです。面倒なら、出た瞬間に切れば良いです。しかし中には営業の電話などフリーダイヤルから掛けてきて突然
「スズキ太郎様でしょうか?」
と言った具合に、一言目に名前を尋ねてくる人が居ます。
すかさず「電話を掛けるときは、先に名乗るってママに教わらなかったのか?」
とブチ切れて、相手先に指摘したことが何度かあります。
真っ当な人間、真っ当な会社や組織なら、必ず先に名乗ります。
「株式会社アシストお客様センターの田中と申しますが、スズキ太郎様の携帯電話でお間違いないでしょうか?」といった具合で、組織名と担当者名を先に名乗るのが常識です。その後に「○○○の件でお電話いたしましたが、ただいま10分ほどお時間宜しいでしょうか?」と要件を伝えるのが普通です。
例え簡略化した場合でも「静岡商店ですが、スズキさんの携帯でしょうか?」程度は言うべきです。
急に名前を確認してくる怪しい業者には名乗らない
「スズキ太郎様でしょうか?」
といった風に聞かれたときは
「どちら様でしょうか?」
と必ず聞くようにしましょう。この時点では、まだスズキ太郎と決まった訳ではありません。相手が誰か聞いてから、同じように「私は佐藤ですが、何かの間違いではないでしょうか?」といった具合に回答すれば良いのです。もし先方が正しい会社の連絡であっても、名乗らない人物というのは警戒するに越したことはありません。