Z900RSの生産終了はいつ?買い方とタイミング

Z900RS

Z900RSは2017年10月25日に世界初公開となり、12月1日から日本国内で発売されました。
初期型はイエス・キリストよりも熱く復活を望まれていた火の玉カラー(ファイヤーボール)で、信じられないほどの人気がありました。ただレッドバロンでもちょいちょい在庫があり、2020年頃までは、そこまで欠品という感じはありませんでした。

コロナの影響があり向上がストップ、その頃から突然バイクブームが再来しました。川崎重工の株価は、工業製品や宇宙産業、軍事産業など様々な他のビジネスが混じっているので純粋なブームは分かりませんが、バイクに乗る時に必要なヘルメットから需要が予測できます。

バイクブーム到来

SHOEIは、売り上げのほとんどがバイク用ヘルメットで一部配送業者などニーズがありますが、基本的には民生用です。2020年からいきなり金額が上がっていることが分かります。2017年に1千万円相当購入していれば、Z900RSが20台相当儲かったと思うと羨ましいですね。話がそれましたが、2020年から急激なバイクブームで在庫欠品が目立つようになりました。

私が持っている2021年の通常モデルであるタイガーカラーでさえ長期欠品して、入荷が少ない状態です。そこに、Z900RS SEやZ900RS 50th Anniversaryモデルなど続々と刺激的な上位モデルを発表しているので、人気が高すぎて予約ができない状態です。

一時的なもので今年か来年には、増産体制できっと落ち着くはずですが購入するタイミングに問題があります。

Z900RSの買い方とタイミング

例えば現時点ですでに、2021年モデルのタイガーカラーはカタログから無くなっています。Z900RSのモデルライフのなかで後半に再販する可能性もありますが、このまま廃盤になってしまう可能性もあります。
火の玉カラーは運良く再販されて、手に入るようになりましたが、これもどこまで継続するかはカワサキの開発者のみ知ることです。来年にはすっかり絶版にさせるのか、モデルライフの終わりまで定番にするのかは分かりません。

自動車の場合はマイナーチェンジでミッションの変更やエンジンの変更、内装や外装の変更を伴いますが、バイクの場合はそこまでスペックに差が出るような変更はされないのが通常です。そのため、どのタイミングで購入しても、極端な性能の差にはならないと思います。端的に言えばZ900RS初期型だからといって、遅いということはないです。
そんなわけで、好きなカラーリングや仕様が出たタイミングで決断するのが一番良いです。

Z900RSの生産終了はいつ?

2030年のユーロ7排気ガス規制まで販売されていると予想している人もいますが、生産終了は恐らくもう少し前で2024年~2025年頃なのではないかと思います。
その理由が、最近まで販売されていたZRX1200DAEG(ダエグ)です。私も実際にブラック リミテッド エディションを新車で購入して乗っていましたが、2009年に発売開始されて2016年に生産終了しました。
20年から欧州でユーロ5が開始されて、2024年にはユーロ6が開始予定です。

カーボンニュートラル(脱炭素運動)が周知されて、各国の協調路線でガソリン車の規制が予想より早まる可能性は十分にあります。特にガソリン車で一人負けしていたアメリカと、完全電気自動車では勝算がある中国は、日本メーカーが有利な内部燃焼車の規制に対して前向きです。

実際どれくらいまで発売するか分かりませんが、終売のアナウンスがあると現在よりも更に入手困難になることは確実です。今後、ガソリンを使ったバイクは生産が厳しくなる一方ですので、プレミアがついてしまうこともありえます。実際にあれだけダラダラと鳴かず飛ばずで売られていたダエグも、ケロッと高値がついているところを見るとハイパワーのガソリンバイクというのが今後、希少になっていくのは確実です。

また情報が入り次第、更新したいと思います。

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