出張で都内を数日間過ごし、銀座なんかを散歩した後に静岡に帰ると、衝撃を受けることがあります…。
静岡の女の子がダサい……!
「手前(てめぇ)の顔を鏡で見ろよ(#^ω^)」という意見はごもっともです。しかし顔が悪いならせめも服くらいは見れるもので居たい、という気分で私は外出の時のコーディネートには注意を払っているつもりです。地方の女の子は、ホテルのラウンジで紅茶も出来ない(許されない)ようなコーディネートをしている事が多いです。下手すればマ◯アージ◯・フ◯ールにも入れません…。
同じ20代後半女子でも、一方は仕立てとシルエットの良いワンピースにCやDやHのバッグをさらっと持ってタクシーに乗り込み、一方は謎のデニムジャケットにチープなスカートを履いて、スニーカーで地下鉄を迷ったりしている訳です…。
一見して、Oh…Onobori… となるのは仕方がないです。
大学を卒業してからの私服が選べない女の子が多い
女子大生が、女子大生っぽい服を着ているのは全然OKなんです。
うん千円で買えるようなカジュアルな服。バイト代でも買いまくれてバリエーションを増やせるというのは大学生には重要です。
ところが!
20後半、アラサーになっても大学生のようなコーデをしている人、これは危険です…。
「お?女子大生?」と思って振り返ると、私と同年代じゃねーか!というのは非常に厳しいです。
さあ、どうすれば脱女子大生ファッションできるでしょうか。
パステルカラーを避ける
アイスクリームやキャンディのような可愛い色合いが好きなのは分かりますが、大人になったらパステルカラーを避けるのが一番簡単です。
パステルカラーのコーディネートは10代や大学生の定番の色合いなので、大人っぽいシックな色を選ぶと良いはずです。
生地と手入れ
パット見て、高級かそうでないか、それは仕立てと生地の質によって見分けることができます。ペラッペラの裏地がないような薄い生地はプチプラ特有のオーラがでます。
極端な例えをすると100円均一に売っている生地は廉価なものです。逆にハイブランドのお店で数着の服を触ってみると、しっとりしていたり、シャリシャリしていたり、質感が高いことが分かるはずです。
生地の材質や織り方など細かいことは今回は紹介しませんが、生地のグレードによって距離をとっても高級かどうか分かってしまいます。
あとは、仕立てです。だいたい生地の品質と仕立ては比例しているので、生地が良くて仕立てが悪いということは、あまりありません。仕立てが良いというのは、手に取ってみると、ミシンがけが丁寧であったり、折れ目がきっちりと出ている、立体的で崩れていない、ハンガーで吊るしている場合は肩や腰の部分が体型に沿ってふんわりとしているなどです。他にも細い糸を使って、生地のギリギリ端っこを縫ってあったりします。
皮と金属は本物を選ぶ
安いバッグやベルトなどは100%合成皮革です。光沢や手触りが本革と違いますし、なにより半年も使うと合皮はシワが入りボロボロになってきます。劣化した合皮ほど目も当てられない物はありません。できれば手回りのものは全て本革で揃えましょう。
厳密には本革でも、牛や馬、豚、ヤギ、羊、など質感が異なりますし、ヌメ革やオイルレザーなど処理の仕方や、なめしの方法によっても分けられます。
服と同じように本革にもピンからキリまで存在しますが、一応本革であれば合皮よりもマシなことには違いありません。(例外に人造皮革でも国産で品質の高いものもあります)
同じように金属も表面のメッキ処理や材質によって、高級感が左右されるので、百貨店とプチプラが何が違うか手にとって比べるのがわかりやすいです。
服のサイズ感が重要
メンズと同じように、自分の体型にぴったり合ったものが美しいのは、ごく当たり前なことです。
オートクチュールとプレタポルテという言葉くらいは知っているはずですが、
オートクチュール=注文服、オーダーメイド
プレタポルテ=既製服、吊るし、出来合い
という違いがあり、オートクチュールこそが最も良い服で、ハイブランドも店に置いてあるものは(高級に見えて)大衆の着るものなのです。
しかし、誰しもが湯水のように潤沢な資金はありませんし、そこで市販の服でも、出来る限り自分の体型にぴったりなものを選ぶことで、さながらオーダーメイドのような雰囲気を出すことができます。
適切なスカート丈
スカート丈も”ダサいファッション”から脱却するのに大切な一つです。
田舎娘のダサさの一つには得も言われぬ気持ちの悪いスカート丈です。スカートの種類によっても丈は異なりますが、銀座を歩く女性のスカートを注視して、バチッと決まっている人の丈の真似すれば間違いありません。
質感が安っぽいレース、ビジューを避ける
少々記事が長くなってきたのでペースアップして書きます…。
先ほども書きましたが、安っぽいポリエステルのレースは禁物です。また女児の玩具のようなビジューも避けましょう。質感が安っぽいレース、ビジューを着てしまうと幼稚園児が着ているプリキュアのコスプレになってしまいます。
フリル、リボン使いは1か所まで
これも大学生まではフリルやリボンいっぱい♡は良いですが、大人になったのであれば1箇所までにしましょう。秋葉原や原宿なんかでは何歳になっても”ガール”を続けている人達が居ますが、あれあれで趣味の一つなので問題はないですが…。(問題が無いとは言ってない)
靴と鞄はいいものを持つ
冒頭でも触れたように、お金が無くても上質なカバンを1つは買って大切に使うのが良いです。港区女子は、クローゼットに赤やオレンジの箱や紙袋が溢れていて
「今日はどれにしよっかな〜〜?♡」
と何十個もある中から選ぶのでいいですが、庶民であれば一張羅のように、バッグも一つだけは良いのもを持って、ディナーやラウンジでお茶する時くらいは良いものを持って行きましょう。
また靴も安っぽいものや汚れてヘトヘトなものでなく、まともな靴を履いていればそもそも女子大生ファッションにはなりません。
20代の脱女子大生ファッションまとめ
服の生地が良く、仕立てが丁寧で、身体にぴったり合ったシルエットだと、離れていても「なんか素敵な女性がいる!」と目で追っかけてしまいます。
高級なバッグもさらっと持って、澄ましていれば30歳を越えるころには自然に持てるようになります。
20代後半にお勧めのブランド(一例)
大人っぽい雰囲気
JUSGLITTY(ジャスグリッティー)
かわいい感じ
Aylesbury(アリスバーリー)
シンプル
IENA(イエナ)