本当に美味しいおせち料理の選び方
やはり最高峰は家で作るおせち料理。特に子供が居るのであれば、家庭の味として全て手作りでおせち料理を完成させたいところです。ですが黒豆、伊達巻き、昆布巻き、錦卵など、一見地味にみえる料理でも初めて作ると時間がかかったり失敗する確率が高いです。特に黒豆など同時に料理してて急いで調理するとシワが入ったりします。
本格的な手作りおせち料理を作るには年末に慌ただしく作るのではなく、ゆったり時間を持って挑むか、親などおせち料理を何度も作ったことのある経験者の監修の元で行うのが良いです。そうなると市販のおせちを買ってしまうというのも一つの手です。今回は手軽に買える美味しいおせち料理を紹介したいと思います。
百貨店の美味しいおせち料理を買う
まず大前提ですが、百貨店のおせちは冷凍ではないものを選ぶこと。
コンビニのおせち料理など、1〜3万円の立派なものでも”解凍してお召し上がりください”という商品も多いです。
これは仕方の無いことで年末に大量調理で冷凍しておかないと商品が足りなくなってしまうからです。クリスマスケーキも同じように冷凍してあるものも多いです。
ですので本当に美味しいおせちが食べたければ、冷凍を避けることで、作りたて数日の本格的なおせちを楽しめます。
関東風・関西風など自分に合った味付け
関東風、関西風で味付けや料理の種類が分かれます。
例えば魚だと、関東では「新巻鮭(塩漬けシャケ)」関西は「鰤(ブリ)」。
美味しんぼを見た方をご存知だと思いますが、睨み鯛といって正月のうちは手を付けない、お祝いの鯛を飾る家庭もあります。(関東人が正月に食べないなんて貧乏くさいと煽ったシーンが文化の違いを表していますね)
魚以外には筑前煮など地方によって味付けと具材が異なります。九州では”がめ煮”と呼ばれています。醤油が濃く効いていたり、ごま油が強かったり、地方や作る人によって味が異なります。
筑前煮を食べて泣きそうになった事が一度あるのですが、あるお婆さんの手作りで、全ての具材を一つづつ煮分けて、材料の固さを均一にしてありました。丁寧に作られた筑前煮は感動的な美味しさです。
予算一人頭2万円代で選ぶくらいなら手作りで
話が少しずれてしまいましたが、予算一人頭2万円代で選ぶなら以下がお勧めです。(料亭物は2人前で3万以上~を覚悟して下さい)
百貨店なら三越伊勢丹≫大丸松坂屋>高島屋
本誌に寄稿している、り〇こさんのインタビュウによると、この順番で味が優れているそうです。
また、おせち料理と一緒に迎春用和洋菓子や酒類を一緒に頼むのがおすすめです。おせちだけだとショボくて、飽きるようです。
他にも、お気に入りの日本酒をハレの日用の漆塗りの盃で一杯やるのは日本でしか楽しめない特権です。他にも漆塗りの器を出してお雑煮を作るのも良いですね。おせち料理を食べていると汁物も欲しくなります。お吸い物もいいかもしれません。
り〇こさんが頼んだことのある本当に美味しいおせち料理を販売する、東京の料亭を紹介します。
赤坂浅田 加賀料理 30,000円~ 配送あり
神楽坂 幸本 瀬戸内料理 和食・三段重 30,000円~ 手渡し
銀座和久多 京料理 30,000円~ 配送あり
銀座川端 懐石料理 30,000円~ 手渡し