自らの体を張る、話題のフルーツ研究家・中野瑞樹氏(40)をご存知だろうか…。
なんとフルーツを中心に果実だけしか口にしない男だ。この6年と11ヵ月の間、ごはんひとつぶも、パンひとかけらもお肉も魚も、水もお茶もお酒も一滴も口にしていないとのことで、それでいて健康体を維持しているという。(出典元:週プレNEWSより)
フルーツだけで生きる?
感動した記事があるので紹介したいと思います。
Yahooニュースをもとに知ったのですが、記事で紹介されている中野氏はフルーツ研究家ということで、フルーツしか食べていないらしいのです。
「毎日朝食がわりに」というのであれば理解できますが、お昼ごはんも夕食も全てフルーツに替えてしまうという執着心。研究心?
常識的に考えて炭水化物やタンパク質をフルーツだけで摂取するのは難しと言えますし、ミネラル分も取りにくいはずです。
また「甘みがあり糖尿病になりやすい」と一般的には思われているようです。
ところが、フルーツは加工食品よりもGI値が低く、インスリンの分泌がゆるやかで脂肪が増えにくいことや糖尿病リスクが低いことも言及されています。
考え方の転換
中野 ひと言でいうと「愛」です。フルーツは自ら食べごろになると、赤や黄色に色づき、香りを出し、柔らかく甘くして人や動物に食べて欲しいと訴えているんです。あらゆる食べ物の中で唯一食べさせたがっているのがフルーツです。
こんな一文がありますが、個人的には感銘を受けました。
しばし人間というのは多くの犠牲の上に成り立っていると言われますが、毎日食べる肉(牛、豚、鳥)は、犬や猫のような愛玩動物と同じように感情があります。
それらを屠殺して食卓に並ぶわけです。
そう考えると、フルーツを中心に生活するのは倫理的で、正しい選択な気さえしてしまいます。
定番な鶏肉(ブロイラー種)は、日本で鹿児島が一番生産量が多いですが、年間で19,214,000羽。365で割ると、1日で52,641羽が生産されるようです。
筆者も鶏肉グリルや唐揚げが好きなので、あまり言いにくいのですが、鹿児島だけで毎日これだけの鳥が屠殺されていると、少し思うことはあります。
捕鯨問題よりも、こちらの方が問題がある気さえします。
ですので、中野氏のように全ての食事をフルーツに置き換えるのは無理ですが、1日1食をフルーツにしたり、いつもより多くフルーツを食べれば身体に良いだけでなく、食肉が減り、植物が増えるという自然な方向に向かうはずです。
もとの記事面白いので、興味があれば読んでみて下さいね!