Tシャツ(カットソー)をお洒落に着こなしたい!
そんなときはやっぱり、どんなカットソーを選ぶかが一番大切です。
そこで今回は質の良いカットソーを買うことのできる厳選ブランドを4つ紹介していきます。
生地感と耐久性なら英国の老舗ブランド SUNSPEL
サンスペルはイギリスの老舗カットソーブランド。カットソーに限らず、インナーウェアを幅広く手がけるブランドです。
このブランドは良い意味で庶民的なブランド。日本ではお洒落なインポートブランドとして扱われていますが、本国では一枚30ポンドほどの、いわば「ちょっと奮発して、ちょっと良いインナーを買おう!」というイメージのブランドなんですね。
サンスペルの良さはやはり生地感。サンスペルの生地はふわりとして柔らかく、まるで上質なカシミアセーターを薄く引き延ばしたような感じの気持ちよさ。
それでいて耐久性があるのも魅力。だって、上のカットソーがすでに買ってから数年、洗濯機でネットも入れず100回ばかりも洗濯されたものには見えませんよね!
高級感と色気はパリのMAJESTIC FILATURESから
パリのカットソーブランドであるMAJESTIC FILATURES マジェスティック・フィラチュールは、カットソー専業ブランドとしては今最も注目されているものの一つ。ユナイテッドアローズやトゥモローランドなど大手セレクトショップがこぞって取り扱う旬なブランドです。
マジェスティック・フィラチュールのこだわりは糸から生地にそして製品に至るまでを自社で行っていること。基本的にカジュアルウェアのブランドは生地を買い付けて自社で製造したり、OEMでウェアにしたりしますが、このブランドは糸から自社で作っている。まるでイタリアの高級生地ブランドであるロロピアーナやゼニアのようなこだわりようですね。
マジェスティック・フィラチュールの流石こだわりのある生地だけあり、滑らかさや光沢感などは他のブランドを遥かに凌駕しています。また縫製の精度もカットソー生地を縫っているとは思えない高い精度です。
ただマジェスティック・フィラチュールのカットソーはちょっと透ける生地が多いので、重ね着がメインになると思います。
セレオリは天然素材、すっきりしたデザインを選べばOK
さて、こちらはトゥモローランドのややモードでカジュアルなブランドラインである、Edition エディションのカットソー。美しい光沢感のあるリネン生地を採用しており、夏らしい風合いを全面に打ち出したカットソーですね。
ジャケットに合わせてもお洒落な色合いで、色々な使い道が考えられます。バランスの良いシルエットは単体で着ても違和感がありませんし、過度に男っぽさが出てしまうこともなく上品です。
何もエディションに限らず、上質なカットソーをラインナップしているセレクトショップは少なくありません。しかし、実際にはちょっと頂けないカットソーが売られていることもあるのがセレオリの問題点です。
ではどうしたら良いか?それは選ぶ基準を知っておけばOK。
セレオリで良いカットソーを見つけるには、まず生地の素材が天然素材で光沢感のある目の詰まったものであるかどうかを見ましょう。またリブ部分が細く、ミシン縫いが細かく精度が高いことが大切です。そういった細かい部分が良くできている、同じカットソーでもうんと「大人っぽく」なるのです。
シルエット重視ならイタリアのCROSSLEYを
どこよりも美しいシルエットを実現するカットソーはクロスリーをチェック。
イタリアのファッション都市フィレンツェに1990年に生まれた少し新しいブランドですが、流行と距離を置き、スタンダードで着る人を第一に考えた大人なカジュアルウェアに定評があります。
クロスリーはただのカジュアルブランドと比べると品質が一線を画しています。ハイクオリティなコットンはもちろんのこと、カシミア、シルク、リネンなどドレススタイルに用いられるような上質な生地をカジュアルに用いていますね。
またクロスリーのカットソーは、立体的な裁断で作られており、身体のラインをまるまる服にしたような立体感に着た人は驚くでしょう。
もともとジャケットやスーツ、シャツなど立体的な「サルトリア(仕立て)」文化が息づいたイタリアならではの美しいシルエットです。
いかがでしたか?
今回は今年の夏におすすめな、厳選カットソーブランドを4つ紹介しました。
是非チェックしてみてくださいね。